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『ほぼ日の學校』リニューアルに企画・UXリサーチから伴走 事業拡大に向けたサービス開発

▼クライアント
株式会社ほぼ日 様
https://www.hobonichi.co.jp/

▼業種
消費財生活用品製造文房具・事務用品

▼サポート内容
動画コンテンツサービス『ほぼ日の學校』のリサーチ企画設計デザイン開発運用

▼DXの分類・目的
既存事業(既存市場×既存資産)製品・サービスの改善

▼キーワード
アプリリニューアルアジャイル開発UXデザインUIデザインFlutterエドテック動画配信

コピーライターの糸井重里氏が代表を務め、さまざまなコンテンツを企画・編集・制作・販売している「株式会社ほぼ日」。Webサイト「ほぼ日刊イトイ新聞」、ECサイト「ほぼ日ストア」などを通じて、幅広い年齢層のユーザーに親しまれている。

モンスターラボは、同社が2021年6月より提供を開始した動画コンテンツサービス『ほぼ日の學校』のサービス開発に参画。企画からUX/UIデザイン、プロダクト開発までを担当した。

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■課題

2018年1月に古典を学ぶ場として誕生した『ほぼ日の學校(旧:ほぼ日の学校)』。より多くのユーザーに利用してもらうため、大幅なリニューアルを目指していた。

リニューアルでは、ユーザーが手軽にコンテンツを視聴できるようスマホアプリ化を計画。また、「人に会おう、話を聞こう。」をテーマとして授業(ゲストが先生となり、自らの人生経験や専門分野について語るメインコンテンツ)の幅を広げ、エンターテイメントとしての学びの体験を、新しいサービスとして届けることが重要視された。

新規価値を届けるサービスをつくるため、企画段階から伴走でき、UX/UIデザインやプロダクト開発まで一貫して依頼できるパートナーを探していた。

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■ソリューション

まずはユーザーがどのようにアプリを活用するかを探るため、モンスターラボグループのデザインコンサルティングファーム「A.C.O.」から経験豊富なデザイナーをアサインし、ほぼ日と協働でユーザーストーリーを作成した。

情報アーキテクチャ設計・UIデザインでは、ほぼ日らしさのあるユニークなアイデアを効果的に取り入れつつ、ユーザビリティを重視。特に登録フォームなどの離脱につながりやすい項目では、ユーザビリティを損なわない設計に注力した。

また、『ほぼ日の學校』の独自仕様である、映像の下にゲストの発言をテロップのように表示する機能は、デモ機を用いて複数回の検証を実施。フィードバックを受けて改善を重ね、読みやすさとオリジナリティを共存させることで、メインコンテンツの魅力の最大化を図った。

開発面では、iOS/Andoroidに対応可能なモバイルアプリフレームワークであるFlutterを採用。また、仕様変更に強いアジャイル開発を選択した。2週間単位のスプリントでPoCを繰り返し、サービスをブラッシュアップしていった。

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■結果

アプリリリース後は、バラエティに富んだゲストによる多種多様なテーマの講義ラインナップが注目され、既存のファン層はもちろん、新規ユーザー層からも高評価を獲得。「ほぼ日らしさ」が凝縮されたアプリとして好意的な意見が寄せられている。

モンスターラボは、サービス改善と機能拡張を目指して現在もサポートを続けている。

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(情報公開日:2021年8月6日)

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事例についての問い合わせ、DX(デジタルトランスフォーメーション)のご相談は以下からご連絡ください。

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