見出し画像

歌舞伎町

学生の頃、小田急線沿線に住んでいて、
新宿にはちょいちょい行っておりましたが、夜の歌舞伎町は何となく怖くて、あまり足を向けられなかったshortcutですどうも(・∀・)

観たい芝居が歌舞伎町を抜けた所でやっていて、ビクビクしながら通り抜けた思い出しかない歌舞伎町…。

それから時を経て、歌舞伎町で生きるホスト・ローランドさんのことを知ったのをきっかけに、色んなホストの方々の動画を興味本位で見るようになった。
わしを突き動かすのはいつも好奇心である。

そんなある日、とあるホストの動画に釘付けになってしまった。

それは別にその人が「イケメンだったから」とかの外見的な理由ではなかった。
外見が綺麗なホストの動画は結構見たけれど、ここまで釘付けになる人は他にいなかった。

その人は、自分の後輩たちに向けて、いかにしてホストという職業で勝ち抜いていくかを動画でレクチャーしていた。
その語り口や、話の進め方、喩えの使い方、ひとつひとつがもう凄まじく頭が良くて、この人の話をもっと聞きたい!と思ってしまったのだった。
この人、ホストじゃなくても必ず成功してただろうなぁと思わせる頭のキレに、ただただ唖然とするばかりだった。

自分さえ儲けて勝ち抜ければいいという考えではなくて、自分の後に続く人たちを育てる視野を持てる人が、結果として一番の豊かさを手にするのだと思ったし、色んなお客さんとやりとりを重ねてきた百戦錬磨感が、彼の言葉にさらなる重みを持たせていた。

夜の歌舞伎町の写真を見ていると、まるで不夜城のようで、そこには尽きることのない欲望が巨大なエナジーとなって、近づく者を飲み込みにくるようなイメージを抱いてしまいがちになるのだけれど、実はそうではなくて、巨大に思えるエナジーを細かく見ていくと、誰の心にもそのカケラのような欲望が必ずあるんだろうなと思うし、それの存在を自分の中で認知するか否かだけの違いのような気がしてくるのだ。

働く場所は違えど、自分の哲学を持って生きている人はどこにいても成功するし、
それを持たぬ者は、どこにいてもそこそこやっていくのだろうなと思う。
(どちらがいいとか悪いとかの話ではなくて、どちらの生き方を選択するかという話ね)


一昨年にその人の存在を知って、すごい人だなぁと思ってしばらく毎日動画見てたけど、間が空いてしまって久々に見たら、
わたしが見始めたときよりも店の規模デカなっとるし、手がける店舗も増えとったわ…
すげぇっすわ…
ホストやりたいと思ってる若い男の子はこの人の店に行けば必ず成長させてもらえるんじゃなかろうかと思うわ。

ユグドラシルで検索してみると何かわかるかもYO(・∀・)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?