永江雅邦

北海道旭川市天寧寺(浄土真宗本願寺派)住職です。1970年生。尊敬する人は関根勤、鬼越…

永江雅邦

北海道旭川市天寧寺(浄土真宗本願寺派)住職です。1970年生。尊敬する人は関根勤、鬼越トマホーク。好きな作家は宮脇俊三、山田風太郎。新刊を待つ漫画単行本は『ハンチョウ』『こづかい万歳』です。

記事一覧

サブカル大蔵経1009横道誠『みんな水の中』(医学書院)

人はどんな風に世界が見えていて、どんなふうに著述してくれるのか。それを覗くように読みまし…

永江雅邦
2年前
9

サブカル大蔵経1008とよ田みのる『これ描いて死ね』①(小学館)

Twitterで榎本俊二さんが絶賛していたのを思い出し、店頭で購入しました。とよ田みのる作品は…

永江雅邦
2年前
6

サブカル大蔵経1007小出裕章『原発事故は終わっていない』(毎日新聞出版)/戸谷洋志『…

今日、地元の旭川で小出裕章さんの講演会があります。 その前に小出先生の本『原発事故は終わ…

永江雅邦
2年前
5

サブカル大蔵経1006上田さち子『修験と念仏』(平凡社)/碧海寿広『考える親鸞』(新潮…

現在の私と親鸞を結びつけようとする時、その直結さは危ういんだと、親鸞以前と以後の流れを伝…

永江雅邦
2年前
3

サブカル大蔵経1005安部公房『砂の女』(新潮文庫)

砂とは何か。 とりあえずサンシャインを念頭に読み進めました。 地上と地下の境目もほとんど…

永江雅邦
2年前
2

サブカル大蔵経1004長田弘『読書からはじまる』『すべてきみに宛てた手紙』(ともにち…

「本の文化」を深くしてきたものは、読まない本をどれだけ持っているかということです。p.9 …

永江雅邦
2年前
7

サブカル大蔵経1003武論尊原作・平松伸二漫画『新装版ドーベルマン刑事』全29巻(ゴマ…

なぜ『ドーベルマン刑事』が現代こそ読まれるべきと思えるのか。 法律訴訟、弁護士、コンプラ…

永江雅邦
2年前
3

サブカル大蔵経1002『スペクテイターvol.49自然って何だろうか』(エディトリアル・デ…

うまく答えられなかった問いほど、今でも心に残っているのはありがたい。 学生の頃、印哲の研…

永江雅邦
2年前
4

サブカル大蔵経1001吉田豪『証言モーヲタ 〜彼らが熱く狂っていた時代〜』(白夜書房)

【サミュL】今回のこのシリーズって証言モーオタであって証言モーニング娘。ではないんですよ…

永江雅邦
2年前
11

サブカル大蔵経1000宮脇俊三『時刻表2万キロ』(河出書房新社/河出文庫)

私は宮脇俊三に、人生を狂わされました。学生時代の夏休みと春休みは、すべて日本国内の鉄道一…

永江雅邦
2年前
5

サブカル大蔵経999三木成夫『胎児の世界』(中公新書)

999冊目に紹介しようと思っていた本に、ようやくたどり着きました。 本書は、読み返すたびに驚…

永江雅邦
2年前
5

サブカル大蔵経998山田雅教『中世真宗の儀礼と空間』(法蔵館)

浄土真宗に関する本で、ずっとこういう本を読みたかった、待望の一冊。 葬儀だけでなく、私た…

永江雅邦
2年前
8

サブカル大蔵経997中村元『釈尊の生涯』(平凡社ライブラリー)

学生の頃、先輩が「中村元は学者ではなくなった」と言うのを聞いて驚いたことがあります。なん…

永江雅邦
2年前
2

サブカル大蔵経996渡辺照宏『涅槃への道』(ちくま学芸文庫)

晩年の先生が身命をかけて完成したこの『涅槃への道』は、奇しくもそのまま先生の涅槃への道ゆ…

永江雅邦
2年前
3

サブカル大蔵経995佐々木閑『100分de名著 ブッダ最期のことば』(NHK出版)

ブッダは今でこそ世界の偉人として神格化されていますが、当時の弟子たちにとっては自己鍛錬シ…

永江雅邦
2年前
6

サブカル大蔵経994グレゴリー・ショペン/小谷信千代訳『大乗仏教興起時代 インドの僧…

夜警の仕事をした後、日本にも一年留学していたグレゴリー・ショペン先生。 本書は、さまざま…

永江雅邦
2年前
6

サブカル大蔵経1009横道誠『みんな水の中』(医学書院)

人はどんな風に世界が見えていて、どんなふうに著述してくれるのか。それを覗くように読みまし…

永江雅邦
2年前
9

サブカル大蔵経1008とよ田みのる『これ描いて死ね』①(小学館)

Twitterで榎本俊二さんが絶賛していたのを思い出し、店頭で購入しました。とよ田みのる作品は…

永江雅邦
2年前
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今日、地元の旭川で小出裕章さんの講演会があります。 その前に小出先生の本『原発事故は終わ…

永江雅邦
2年前
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現在の私と親鸞を結びつけようとする時、その直結さは危ういんだと、親鸞以前と以後の流れを伝…

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2年前
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砂とは何か。 とりあえずサンシャインを念頭に読み進めました。 地上と地下の境目もほとんど…

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2年前
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うまく答えられなかった問いほど、今でも心に残っているのはありがたい。 学生の頃、印哲の研…

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私は宮脇俊三に、人生を狂わされました。学生時代の夏休みと春休みは、すべて日本国内の鉄道一…

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2年前
5

サブカル大蔵経999三木成夫『胎児の世界』(中公新書)

999冊目に紹介しようと思っていた本に、ようやくたどり着きました。 本書は、読み返すたびに驚…

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2年前
5

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2年前
8

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2年前
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サブカル大蔵経996渡辺照宏『涅槃への道』(ちくま学芸文庫)

晩年の先生が身命をかけて完成したこの『涅槃への道』は、奇しくもそのまま先生の涅槃への道ゆ…

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2年前
3

サブカル大蔵経995佐々木閑『100分de名著 ブッダ最期のことば』(NHK出版)

ブッダは今でこそ世界の偉人として神格化されていますが、当時の弟子たちにとっては自己鍛錬シ…

永江雅邦
2年前
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サブカル大蔵経994グレゴリー・ショペン/小谷信千代訳『大乗仏教興起時代 インドの僧…

夜警の仕事をした後、日本にも一年留学していたグレゴリー・ショペン先生。 本書は、さまざま…

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2年前
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