見出し画像

明けましておめでとうございます!勝手に予言!今年はこうなる2024

明けましておめでとうございます。海原雄山です。

2024年もよろしくお願いします。

昨年は、大阪市議会過半数、奈良県知事選勝利等統一地方選での躍進と同時に、大阪府外での公認首長のハードルの高さを改めて思い知らされた一年でした。

昨年後半から衆院選があるやらないやらで何やらきな臭いですが、お正月ということもありますので、今年は何が起こりそうか、勝手に予想をしておきます。

なお、昨年同様、外れても責任は負いかねますので、ご容赦を(笑)

👇オススメ図書と話題の新刊、是非買ってみて



予想①衆議院選が夏に実施

前回の衆院選が2021年11月。すでに任期の半分を終えています。

戦後の衆院選において、任期ギリギリでの選挙で与党側が良い結果が出たためしがありません。(1993年、2000年、2003年、2009年)

なお、2021年は自民党勝利の印象が強いですが、議席数は減らしています。

これは任期ギリギリまで引っ張るというのは、それまでの政治状況が与党にとって好ましくない状況であることに起因していると考えられますが、そういう追い込まれ解散の前に、状況が良い時期を見計らい解散するのが得策でしょう。

そのため、通常国会である程度与党が見せ場を作ってから解散するのではと考えられます。

「なぜ秋ではないのか?」と考えた読者の方も多いかと思われますが、自民党総裁があるのです。

今の岸田総裁の人気からすると、自民党内からの岸田おろしもあり得る話で、少なくとも、岸田総裁を選挙の顔にして衆院選を戦うのは避けようという心理が働くと考えられます。

そうなれば、この秋の自民党総裁選を乗り切るには、「民意の同意」が必要。すなわち、岸田政権下で衆院選を乗り切り、民意の後押しが必要でしょう。

そのため、岸田総理(総裁)が政権継続を望むなら、総裁選前、すなわち夏に選挙を行うべく解散をしかけると考えられます。

よって、解散総選挙は夏にあると予想されます。

予想②大阪府外で推薦首長候補が増加

2023年は統一地方選以外でも、多くの公認候補を首長選で立候補させました。

奈良県橿原市長選、京都府八幡市長選と果敢に公認候補を立てましたが、しかし、残念ながら当選には至っていません。

吹田、寝屋川、高槻・・・・本拠地大阪であっても、必ずしもすべての選挙で公認候補が勝利を得ていない状況です。

そんな中、本拠地大阪以外では公認ではなく推薦候補が増えるのではないかと考えられます。

公認候補とすることによって、維新支持者の票を固められるというメリットがありますが、一方で、推薦とすることで維新支持者以外からも票を集めやすいというメリットもあります。

よって、維新の支持率高まっているとはいえ、大阪以外ではまだまだ層が厚くない現状に鑑み、推薦候補を戦略的に立てていくことも考えられるのではないでしょうか。

2024年は、京都市長選と東京都知事選を除き、全国的に注目される大きな首長選は予定されていません。

京都市長選は村山祥栄氏を国民民主京都府連、京都党とともに推薦で戦いますが、その他各地で多くの町長選が予定されています。

特に、統一地方選で奈良県河合町長選を勝ち抜いたわけですが、2024年実施予定の同じ奈良県の高取町長選、下市町長選は果たして候補者を出すのか、出すとして公認候補なのか推薦候補なのか、首長選戦略をどう転換していくのか要注目と言えます。

予想③京都市長選で維新推薦候補が勝利

先述のとおり、2024年2月投開票となる京都市長選に、維新は村山祥栄氏を国民民主京都府連、京都党とともに推薦し戦います。

自民党、公明党、立憲民主党は松井孝治元官房副長官を推薦することとなり、共産党は前回門川市長といい勝負となった福山和人氏を推すこととなっています。

京都市議選では維新は大躍進し、京都党・国民民主も堅調でした。

中でも維新は過去最多の5議席を大きく上回る10議席を獲得し、かなり勢いがあると言えます。

一方、京都で大きな存在感を示していた共産党は、18議席の現有を守れず14議席に後退しています。

その他、自民党京都府議の二之湯真士氏が自民党を離党し市長選に臨みます。これにより、自民党票の一部が松井氏から引きはがされる可能性がありますが、誰が勝ってもおかしくないような乱戦が予想されます。

今現在の京都市の財政状況に市民も危機意識を持っていると考えられます。

そのため、近年京都で維新の支持率も高まっている者と考えられますので、いくら既成政党の支持組織が強固であっても、維新・国民民主・京都党が無党派の心をつかめれば、勝機はあるでしょう。

無党派を動かすには、いかに統一地方選から外れている京都市長選に関心を持ってもらうかが重要になるでしょう。

幸い、大阪府知事でもある吉村共同代表も京都市長選推薦候補の村山氏にシンパシーがあるようなので、一般の有権者に興味関心を持ってもらうためにも積極的な支援も期待されるところです。

予想④衆院選があった場合でも、その後党代表選は行われない

維新は、国政選挙や統一地方選のような大きな選挙の後に、臨時党大会を開いて、党代表選の実施の是非を議題として決をとります。

もし、今年に衆院選が行われても、党代表選は行われないのではないでしょうか。

理由は簡単。馬場代表に変わる人材が今のところいないから。

党をまとめられるくらいにキャリアと組織の信頼を得ているのは、馬場代表くらいのものですから、いわゆるまとめる力を持つ人間が他にいないでしょう。

遠藤敬衆議院議員等のベテランもいますが、今のところ代表に推す声もありませんし、本人らも代表に名乗りを挙げそうな気配もありません。

馬場代表はいわゆる防波堤としての役割もあると思います。

大阪において維新創成期やその前から大阪の地方政界で活躍するベテランや重鎮がいます。

そういった人たちを抑え伍していくためには、馬場代表のような政界30年以上のキャリアを持つ人材でなければいけません。

そのため、衆院選で余ほどの大敗を喫しない限りは、馬場代表継続が党内のコンセンサスではないでしょうか。

個人的には、代表選をやってもらいたい思いもありますが、仮に馬場代表の対立候補が立った場合、党分裂には至らないにしても、現状では大きな軋みを生み、不協和音が起こることを懸念する声が強いのではないかと考えられます。(統一地方選で急拡大し、まだまだ党内に「まとまる力」が欠けていると考えられるためです。)

よって、衆院選が行われたとして、臨時党大会では代表選を行わないという結論になると予想されます。


まとめ

いかがでしょうか。かなり好き勝手書きましたが、この予想がどれだけ当たっているかは、また年末に検証するかもしれません。

「信じるも信じないも、あなた次第!」ですが、皆さんはどのようにお考えでしょうか。

今年もよろしくお願いします。

ここから先は

0字
このマガジンを読むと、ちょっとだけ政治・経済を見る視点が養われるかも!?

維新を中心とした政治経済系の記事を書いてます。 収益の一部は維新またはその所属議員に寄付する予定。

よろしければサポートをよろしくお願いいたします!これからの執筆活動の励みになります!!