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いい会社について考えてみた。

本当は今日、夜に仕事したいな〜と思っていたけど、社内システムがメンテナンス中でできないため、noteを書くことにしました。
※会社は就業時間外の業務は推奨していません、個人的な趣味です。


改めて、今、素敵な会社でご機嫌に働いていると思う。世間一般的にも自分にとってもいい会社だと心から思っている。

でも思い返してみれば、今まで経験した3社、すべていい会社だった。
3社ともやっていることも違えば、やり方も働き方も違う。それでも全て、私にとっていい会社だった。


新卒で入社した1社目は、大手人材会社の広告営業。
毎日テレアポに飛び込み営業、終電帰りというような働き方だった。とてもハードだったけど、お客様の採用成功に向けて一緒に並走するのがとても楽しかった。それに加えて、たくさんいる同期や先輩たちと競い合い、毎日営業ランキングを見るのが好きだった(笑)毎年表彰式があり、成績優秀者は表彰されたりボーナスがすごい。負けず嫌いだった私にとって、最高の環境だった。

2社目は人材系スタートアップで正社員1号として新卒紹介事業部の立ち上げ。
娘が10ヶ月から働き始め、10時〜17時出社して夜に家でできる業務をする。
立ち上げは本当に大変だったけど、学生さんの未来と本気で向き合うことはとてもやりがいだったし、会社が大きくなっていくのを肌で感じられるのも幸せだった。業務量は確かにすごかったけど、どこでもいつでも仕事ができる環境は子どものいる私にとってとてもありがたかった。そしてゴリゴリ個人で競い合っていた1社目より、みんなで協力しあい、チームで組織をつくっていくほうが自分に合っていると感じた。

そして3社目の今は、人材業界から離れIT業界でのデスクというチーム。
営業でもなく、営業アシスタントでもない、営業チームの成果を最大限にするために業務省力化を行うチーム。働き方は性善説でとても自由で、でもその中でしっかり成果をだしていく。属人化させず、いかにチームで取り組むかを大事にしている。今までなんだかんだ数字を追うことをしていたけど、今は自分自身の数字はない。だけど、チーム目標達成のために、自分の役割でできることを全力でやる。ママ・パパも多くて今の私に大事な働き方や価値観を知れた。業界も職種もガラッと変わったけど、ご機嫌に働いている。

基本的になんでもよく捉える私の性格もあるけど、3社とも入社できてよかったと本当に思っている。もちろん辛かったこともあるし、美化されてるところもあると思うけど(笑)

でも、もし1社目が今だったら?今の会社が1社目だったら?

もしかしたら「違う!!」と思っているかもしれない。

実際に1社目はあの時だったからよかったけど、今の私にとってちょっと厳しいと思う。パソコンを持ち帰れないのも働き方的に合わないし、のめり込みすぎて家庭と仕事の両立はできていないと思う。周りと比較してもどかしさを感じているかもしれない。

逆に新卒のときは実力主義で営業としてゴリゴリ競争し合う環境を求めていたので、今の会社は当時の私には合っていないだろう。

そういえば前に読んだ本に「社員の期待値と現実の環境にギャップが少ないのがいい会社」と書いてあった。

例えば、勢いのあるいわゆる「いい会社」に入社した、AさんとBさん。
Aさんは「その環境で成長してバリバリ働きたい」
Bさんは「業績好調な会社で、安定して働きたい」と思って入社。
AさんとBさんの働く環境や条件は同じ。それでもふたりのエンゲージメントは異なってしまった。それはなぜなのか?

「成長できる環境」と感じたAさんにとってはいい会社で、「安定して働きたい」と思っていたBさんにとっては「いい会社」ではなかった。
※「カルチャーモデル 最高の組織文化のつくり方」引用

まさに、いい会社とは人によって異なるし、時には自分にとってもタイミングで異なるんだと思う。

「いい会社に入社したい」と思うなら、いわゆる世間一般的にいい会社かどうかも気になるだろうけど、それ以上に今の自分が何を求めているのか、自分にとってどうなのかをしっかり知ることが大事なんだろうな。

もちろん、会社として制度や環境を整えたり、ミッションを浸透させたり、いい会社づくりをするのも大事だと思う。採用時に、期待と現実のギャップが生まれないよう情報を嘘偽りなく提供するのも大事だろう。

でも、会社の努力だけではなく、自分のことをちゃんと知ることが、入社後のミスマッチを減らしたり、自分自身のご機嫌につながるんだろうな。

よし、お風呂が湧いたので終わりにしよう(笑)



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