変質者に襲われそうになった話。

これは私が小学生の頃に体験した実話です。

友人とスーパーで買った総菜の寿司を食べながら公園のベンチに座って話していると、ふと眼の前に手が差し出されていることに気づきました。

見上げてみると自転車に乗った20代くらいの男が「握手しよ」と言って右手を差し伸ばしていました。

と、男のもう片方の手が視界に入ると、男は自身の股間を揉みしだいています。男は股間を揉みながら握手を迫ってきていたのでした。

それを見た瞬間、私と友人は顔を見合わせ、速攻で自分たちの自転車に乗り、一目散に公園を脱出しました。

公園の出入り口を出て、少し離れたところで停車し振り返ると公園にいたママさんグループが男を引き留めているのが見えました。

その様子を確認した私と友人は「あれが変質者かな」「ヤバいね」などと話しながらそのまま帰路に着いたのですが、後日、他の同級生にそのことを話してみると、どうやらその男はその公園周辺では有名らしく、たびたび子供を見かけては追いかけまわしたり、捕まえては子どもの身体をまさぐり、自身の陰部を触らせるなど悪戯に及び、パンツを盗られた女の子もいるなどの話を聞きました。

心霊などの怖い話ではないですが、今振り返ると危険な目に遭っていたのではないかと思う体験です。

世の中変な人が多いです。突然何の前触れもなく危険には巻き込まれます。お子さんのいらっしゃる方はご自身のお子さんにそのような危険が及ぶようなことがないか、また親御さんご自身、大人の方も男女問わずお気を付けください…。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?