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「文字単価のWEBライター」は新しい仕事、新しい概念、今が黎明期

文字単価って、めちゃ繊細な話なんだなぁ…
この話すると傷つく人もいるからもうしないでおこかな……🥺
と思ったけど、

いや、やっぱおかしいでしょ
文字単価1.5円や2円で高単価だと思う価値観はやめていこうよ

って、またやってるよって思われても、言い続けることにした😇
Twitterはしばらくやらないけど、思ったこと忘れないうちに書いとく。

文字単価のツイートを発端に、フォロワーさんまわりでいろんな意見が飛び交ったんだけど(粘着だからこれだけ言うけど、最初に突っかかってきた2円でライターに仕事させているという編プロの方が翌日にそのアカウント卒業したのは解せぬだった。なんだったのマジで)

私、なんで1.5円が低単価って言ったくらいでこんなにやいやい言われるのかわからなかったんだけど、言っちゃいけないコト言った? だって1.5円って30万円稼ぐのにどれだけ文字書けばいいの?? 20万文字??それずっと続けんの?

無理じゃない??

私はWEBライター界隈にあまり詳しくないけど、その価格帯が高単価だと思い込んで仕事をしている人は1年と持たないんじゃない。

「ここ(タイムライン)にいるWEBライターの半分は半年くらいでだいたい消える。ほとんど入れ替わるよ」って誰か言ってたけど、納得しました。

今回の件で、1.5円が低単価って言われたことに腹を立てるか傷つくかして噛みついてくる人の方が多かったので、たぶんそっちの価値観の人が多いんでしょう。そういう人は、1.5円前後の単価をウロウロすることになるので、たぶん疲れてやめていきます。

私以外にも、何名かの方が「1.5円は低単価」「WEBライティング、単価低すぎる」って発信してるのに、そういう界隈の人はこの話を聞き入れない。自分がよければいいじゃん~って言います。そういう考えがあるのもわかる。でも、1.5円を低単価だと認識しないと、絶対に苦しくなる。

フリーランスで仕事をしている人は、ほとんどが他人に興味ないので、こういうこと言う人は少数です。思っていてもわざわざ発信しない。だってめんどくさいもん。自分は5円10円20円当たり前の世界で仕事してても、そういう世界があるっていちいち言わないし、やり方だって教えてくれないよ。めんどくさいもん。

私も今までWEBライター界隈に関わらず黙々と仕事してきたけど、なんで最近Twitter立ち上げてnote書いてるかって、「もう!!普通に仕事したいのに、文字単価、しかも1円とか2円とか言われることめっちゃ増えた~~~!」ってなってたから。

どうしてこの企業まで、文字単価で……しかも1円とか2円とか言ってる??
って、何件か続いたんだよね。もしかして、その価格で仕事する人が増えててそうなってきてるのかな~~~って思ったから、わざわざTwitterアカウント作ってnote書いて……ってやってます。そんな単価で仕事するのやめようよ。どんどん難易度あがっていくよ。って言いたくて。目立ちやすくて、多くの人の入口になる部分の単価がこんな低単価だと、悪気がなくても「これが相場なんだ」と思う人(クライアント)がいる。実際、クラウソドソーシングの相場を参考に依頼する人もいるよ。困るよ。

それこそ私もはじまりはクラウドソーシングだったので、文字単価が入口でした。ただ、文字単価で続けると私が思い描いてたライターになれないとわかったので、結構早めに記事単価で仕事ができるところを探したんだよね。

たしかに1.5円や2円の単価だけでも、生計立てようと思えばギリギリ立てられるくらいは稼げるかもしれない。それこそ共働きだったら十分かもしれないけど、もしフリーランスになったら、その価格帯だけで暮らそうと思ったら難しいと思う。

私もギリギリのところで首つながったわ~~~って月、たまにある。毎月こわいよ。

文字単価で仕事をするWEBライター

で、ここから本題なんだけど、
ライターにはいろんな界隈があって、私がめいこ名義のツイッターで繋がってる方々は、「文字単価で仕事をするWEBライター」が多いです。

そこから離れて、もうちょっと視野を広げると、「記事単価で仕事をするWEBライター」の界隈があります。もっと深堀するとさらに細かくわけられそうなんですが、まぁこの2つにわけましょう。

記事単価で仕事をするWEBライターは、昔からネットにいる人たちか、出版社や古くからのWEBメディア、制作会社に多い。

こういう人たちと会話をするときに、文字単価で話をすると
「文字単価ってなんですか?」
って、高確率でなります。中には文字単価を知っている人もいますが、文字単価という概念がない人が多い。ほぼほぼ記事単価、もしくはページ単価です。

むしろ、
「文字単価の案件はしない」
「文字単価でギャランティの話をする人とは仕事をしない」
と決めている方もいる。

なぜこういうことが起こるかというと、
文字が価値ではないことを理解しているから
記事という価値を作り出す仕事をしているので、文字単価で話をされると嫌悪感を抱く人が一定数います。

「文字単価のWEBライター」「記事単価のWEBライター」、同じ文章を書く仕事だけど、持ってる性質が違う人が多い。

「記事単価のWEBライター」は、いわゆる、「一般的に想像される物書き」の気質を持っている人たちです。やっていることは違いますが、「紙媒体のライター」と性質が同じ。今はWEBが普及しているので、両方やる人もいます。つまりは、文章を武器にして戦う人たち。文章を書くことにプライドがあります。

対して、「文字単価のWEBライター」は、これは、従来想像される物書きではなく、もはや「新しい仕事」なんだと思う。中には「記事単価のWEBライター」「紙媒体のライター」と同じ性質を持つ人もいますが、少数でしょう。

文字単価でWEBライターをする人のほとんどは、それがお金を稼ぐためのひとつの手段です。たぶんだけど、同じようにお金が稼げるってなったら、データ入力や封筒にのり付けする仕事でも、お手紙の代筆でもかまわないって人もいるんじゃないかな。でも、なんかカッコイイからWEBライター。こういう人、一定数いるはず。だから「文字単価」になんの疑問も持たないんです。ただ文字埋めすればいいと思ってるから。(誤解のないように言うけど、もちろん全員がそうではないです。文章の価値をわかっていて、これからどんどん単価をあげていく人もたくさんいる)

「今日は、今話題の掃除機についてご紹介していきます。」って打って、これが25円。「あ」これで1円です。文章を武器にしている人にとって、何の価値もないものです。だから文字単価の話をされると「なにそれ、意味わからん」「そんなのやらないよ」ってなる。

記事単価で仕事をする人、紙媒体を経験している人の多くは、
「文字単価1円って、そんなの書けませんよ」と言うと思います。
内容によってはやる人もいるでしょうけど、文字単価のWEBライターが高単価だ~!と飛びつくような案件をやる人はいないでしょうね。

「文字単価1円なんて、そんな仕事できません」
これ、お金の話をしてるんじゃないですよ。
文章が生み出す価値をわかってるからやらないんです。やれないんです。

「文字単価のWEBライター」たぶん今が黎明期

私はわりと「文字単価よりも時給換算で仕事を考えた方がいいですよ」って言うんですが、これはお金を稼ぐために文字単価のWEBライターをする人に向けて言ってます。

ほとんどの人が、お金を稼ぐことが目的なので。
私はこれ、別に悪いことだと思ってないです。それで成り立つ世界があるし、クライアントの目的を果たせて、自分もお金を稼げたらそれでいいじゃないですか。

だから、「文字単価のWEBライターに「物書き」なんだから時給換算するな」なんてもってのほか。みんなで人間らしく暮らそうよ。それの何がダメなの??

なんで「私も単価を言うと低単価って言われるけど、気にしてないです~。必要な分は稼げてるし、いいんです~」って、なんで苦しい方で我慢しようとするの?普通に人間らしく暮らしてる人がいるんだから、そこにみんなを留まらせようとするのはなんでよ。そういうスタンスの人が一定数いることで、どんどん低単価が染み出してる。

文字単価のWEBライターって、「文字単価」っていう新しい概念で仕事してます。記事単価のWEBライターや、紙媒体のライターに「文字単価? なにそれ??」って言われてる今は、それこそまだ黎明期なんじゃないかな。

なりたい職業の1位がWEBライターだったなんて話もあるよね。それがどの界隈のライターを指すかわからないけど、とっつきやすい入口になりそうなこの界隈がこんな低単価でいいの? 自分がよければいい??
全体の相場が下がって、上もどんどん下がってきたら、もしかしたらそのうち自分の仕事なくなるかもしれないって、考えたことある??

って言ってたら、Twitterで、「何様なの」って言われたりするんですけど。ワロ。何様でもないけど。好きなこと言わせてくれよ。私は優秀なライターじゃないから怖いよ。

もしかしたら、めいこは金金うるせー金の亡者だって思ってる人もいるかもしれない。

人間らしく暮らすために「作業時間を時給にすると、人間らしい生活ができるか考えて」って言いますが、私自身、時給にしたら低くなる仕事もします。
1記事2万だけど、それを納得する形にするのに2日かけることもある。その仕事は、自分の中でとても大切だったので。

でもこれだけだと暮らせない。
生活もあるので、生活のための仕事も確保しながら、理想に近い仕事もやっているのが今。すべて理想にすると疲れるので、生活のための仕事も好きなんですけどね。集客できればうれしいし、記事を通して売り上げがでれば喜びます。それも全力でやりますよ。尊敬できるクライアントさんばかりだし。

お金がすべてじゃないけど、自分のスタンスがどれなのか。
書きたい人なのか、稼ぎたい人なのか。
それを考えると、仕事のやり方、付き合うクライアントさんなど、変わってくるんじゃないかな~。

読んでもまったく楽しくないおまけ

ここからは、Twitterで思ったこと。
文字単価が発端でフォロワー周辺でボヤ騒ぎ(?)になって感じたことをちらっと。

直接リプくれた方、引用RTくれた方は会話ができる方が多かった。意見は違えど、人間として好きです。でも相互フォローのエアリプがとにかく気持ち悪いな~と思いました。

相互フォローでエアリプしてた方の意見、たぶんほとんど読んだと思います。私はフォローしてくださった方はだいたいフォローバックしているのですが、その際に必ずその方のタイムラインを遡り、どんな方なのか、ブログがあればそれを読んでフォローを返してました。だから、エアリプしてる方のことも全部認識してたんですよ。感情の話をすると、単純に悲しかったな。私はあちらを人として認識していたけど、なんか違ったっぽい。陰口わかるように言われてる感覚。Twitterしんどい。向いてない…シュンってなったもんね。

私、だれかのツイート見て何か思ったら、なるべく引用RTするようにしてるのね。これを攻撃ととらえる人もいるようで何回かブロックされたことがあるんだけど、「もともとその人が何が言いたいか」ここが歪まないようにするために引用RTにしてる。私のフィルターを通して発信すると、どうしても私寄りの意見になるから。せっかく引用RTという機能があるので、発信者の元の意図が正しく伝わるように、引用RTを使ってます。
今回の件でエアリプされまくって思ったのは、エアリプにより私が言いたかったことが歪みまくって、それこそ元ツイを知らない人が全然違う意味で何か言ってたりして、「あ~~~Twitterめんどくせ」ってなったから、そういうことが起こりづらいようにしてた、たぶん無意識に。

わりと無差別にフォロバしてたけど、だいぶしんどかったので、エアリプがしんどかった方、合わないっぽいな~と思った方のフォローは外しました。あまりTwitter見たくなかったんだけど、とりあえず忘れないうちに外したかった。(間違って外れた方もいるかも、ごめん。またお話してくれたら返します!基本人とお話ししたいので!)
Twitterは、距離感を間違えるとよくないな…と学んだので、皆さんも私のツイートを見て不快になるなら、フォロー外すなりミュートブロックするなりして自衛してね。私もスルースキル、身に着けます。(この年にしてはじめてwwww)

色んな意見がありました。
いろいろ思ったんだけど。なんか気になった意見について最後に愚痴らせて。

私は器の小さい人間だから「コイツ…ちっさ」ってみんな気づいちゃう😇




・1円も2円もみんなエライ

私、今そういう話してたっけ????
私、エライとかエラくないの話してないのよ。
元ツイ読みもしないで善人面して何か言えば、そりゃ持ち上げられるでしょうよ。言葉を扱う仕事してるなら、無責任に何か言わないでマジで。

・せっかく1.5円で仕事が取れて喜んでたのにバカにされた気持ち

っていうか、そもそもまったくもってバカにしてない。

1.5円が低単価って言っただけで、1円や2円の仕事をしてる人をバカにしてるわけじゃないのよ。それくらいわかってよ。そんな読み取り方して、ちゃんとクライアントとコミュニケーション取れてます?

意図を読み取れないと、クライアントとうまくやれなくない?大丈夫そ?

・自分が納得してれば何円でやってもいいじゃん

自分がよければそれでいいよね、わかる~。
でもそのスタンスでいるなら今回の話に首突っ込んでこないでくれ

そもそもの発端が、「皆さんが思う高単価はいくらですか?私は1.5円を高単価だと思っているのですが…」みたいな話だったから。

それに、その考えでやってる人が増えてクラウドソーシングがとんでもない奴隷単価の宝庫になってるわけですが。

・文字単価の発端の人、言葉足らずだよね、
 もっと丁寧に言わないと

言葉足らずだったなゴメンって思ってたけど、イヤ、オイ、違うぞ私
よく考えたら、あの一連のツイートだけで私の意図ちゃんと読み取ってくれた人もいたけど。そういう人は、総じて普段からスゴイと感じてる人ばっかりだった。読み取る力、大切だよ。ライターにおいて大切な力だから。

私は幼稚園の先生じゃないから、子供に説明するように一から十まで丁寧に話せないよ。てかツイッターだよ??

そんな丁寧に説明できないから読み取る力、身に着けて!がんばれ!!

・Twitterには自分は高単価って言って本当は全然稼いでない人いるから気を付けてね~。文章読んで、高単価の人のそれじゃないって気づいちゃいました

これは、けっこう落ち込んだ。ちょっと泣いた。
私は自分の文章力や表現にあまり自信がないし、はじまりがSEOライティングだったのもあって、「文章がうまい人」ではないんだよね。何より、編集や校正をしてもらって、はじめて素晴らしい記事になることも少なくない。(本当にありがたい…。感謝)
紙媒体だと、校正、素読みと、何人ものプロの目を通してやっと記事が公開される。普段どんだけ高尚な高単価記事(?)読んでるか知らんけど、これはなんかもはや狂気を感じた。

そにしても、すごいよね。
文章読んだだけでその人の単価がわかるなんて。天才??
私は他人の文章読んで「この人は高単価だ~~~!」「低単価にちがいない!」なんて思わないけどな。っていうか単価わからんだろ。いろんな人がいるね。

ちなみに、ライターが仕事を獲得するときに必要なのは、自分を売り込む営業力と、依頼主の意図と目的を読み取る力だからね!! 私はこのあたり、けっこう頑張ってるし、常に良いクライアントと縁ができるように動いてる。単価と文章力は関係ないの! 文章下手でごめんなさいね!

まぁこれは、ライターに限らず。フリーランスは仕事内容そのものよりも、いかに良い条件の案件を獲得できるかって能力も必須だから。


私は低単価で仕事する人間に「よちよち~~頑張ってまちゅね~~」ってやりたいわけじゃない。

見ていると、今回私の意見に否定的な人たちは、
「1.5円、単価良い…。高単価だ」
っていうレベルで止まってる人たちの集まりだった。

私はそういう人を相手にしてません。

「1.5円がとれてうれしかったです!次はもっと高単価で契約できるように頑張ります!」
「5円以上が普通、10円の単価もあるんですね!そこを目指します!」
って、そういう人が好きだし、そういう人向けに発信してます。

私の発信見てつらくなったら、本当に見ないで。
心地いい情報だけ摂取しよう……。

あとついでに言うと、1.5円は低単価だとは思うけど、それこそ1.5円~3円くらいの単価はやりやすい単価帯だと思ってます。ここをうまく使えば、暮らしやすくなる。

低単価案件ほどレギュレーションがめちゃくちゃ厳しくて心折れるけど、1.5円超えたあたりから、逆にわりとゆるくなってくる。人間がまぁ生計を立てられるくらいの金額をクライアントも払っているので、低レベルな人間が集まりにくくなってくるんでしょう。単価が安いほど、質が悪い人間が集まりますから。

私も今持ってる案件で一番気軽なのは、文字単価3円です。はじめからこうだったわけじゃなく、交渉して単価をあげてもらいました。(厳密に言うと、記事単価ですが。わかりやすく文字単価で言います)

1円、2円、このあたりは、はじめの一歩であり、スタートです。
なかなかたどり着けない人もいる中で、本当に立派だよ。素晴らしいよ!
やったじゃん!すごい!!って思うよ。

ただここを高単価だと思っちゃいけない。
(大事なことなのでまた言いましたwww)

長くなった~~~
終わり~~~~😎

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