こんばんわ。
今日は、なんだか調子がでない一日でした。
（そういう日もないとね。）
でも、世の中で知らない人に、私が教えてもらったことを一つだけでもシェアしたくて、やはり寝る前に少しだけ。

前々から書いているように、私はプロテスタントのキリスト教者の立場で他の宗教や世の中のいろんな法則を勉強してきました。

① 外宮の豊受大御神＝伏見稲荷大社の宇迦之御魂大神

皆さんは、千本鳥居で有名な京都の伏見稲荷大社に祀られている「稲荷大神」と伊勢神宮の外宮「豊受大神」が同じ神様って、ご存知でしたか？
私は知識では知っていたのですが、今日YouTubeで、「伊勢外宮・内宮神前祝詞」にハッキリと記されていることを改めて知ったのです。

天照大御神と並ぶ大切な神様なのに、そのことが大衆に知れ渡ってないことが不思議でした。
伏見稲荷大社は、秦氏が自分たちの祖霊（宇迦之御魂大神＝豊受大神）として建てられた神社ということは結構有名な話ですね。
秦氏は渡来人。
渡来人である秦氏の祖霊が宇迦之御魂大神＝豊受大神＝稲荷大神。
そして、伊勢外宮の神様が豊受大御神。

神道に詳しい方や、歴史考察が好きな方はご存知だと思いますが、私はクリスチャンということもあって、古代原始キリスト教が景教として東方回りで日本に持ち込まれたことを知った時、本当に嬉しくなったんです。

キリスト教は一神教だからと、他の宗教の神様を拝んではいけない、と子どもの頃から親に言われてきたので、堂々と神社に行って手を合わせることに罪悪感を感じなくてもよくなったことが、日本人として本当に嬉しかったんですよね。

② 阿弥陀如来＞釈迦如来

それから、仏教も。
「南無阿弥陀仏」は知っているけど「阿弥陀如来像」は見たことあるし、お釈迦様も知ってるし、仏陀という言葉も知っているけど、意味やどういう関係かまでは、知らない人も多いんじゃないかと思いまして...。
（もちろん、私も50歳過ぎてから知りました😅）

日本人って信仰心が薄い人が圧倒的に多いから、ちゃんと学んだ人以外、いろんな宗教が生活の中に「行事や習慣」として当たり前のようにあり、あまりにも自然に融合しすぎていて、私と同じように何にも知らずに過ごしてきた人、多いんじゃないかなぁ。

この地球上で悟りを開いた人はお釈迦様たった一人、ということですが、そのお釈迦様が「先生の中の先生」と晩年のお経（お釈迦様の教え）の中で言われたのが「阿弥陀如来」ということです。

宇宙には星の数ほどの無数の「如来（悟りを開いた人＝仏陀）」がいて、阿弥陀如来の師匠には「世自在王仏（せじざいおうぶつ）」という仏様もいらして、もう、わけわかんないくらい多くの如来がいて、その下の位である菩薩（弥勒菩薩、観音菩薩などなど…）がいて、とお釈迦様が書かれたお経の中には途方もないことがたくさん書かれているんですね。

（最近は、YouTubeで現代語訳の動画がたくさんアップされているので、寝ながら聞いてもらったら、確実に寝落ちできますが、興味のある方はぜひ聞いてみてください。）

様々な宗派に分かれに分かれてしまった、「宗教」という名の組織ではなく、キリスト教ならイエス様の教え、ユダヤ教なら、旧約聖書の教え、仏教ならお釈迦様の教え、法然・親鸞、最澄・空海の教えなど、教えの中身を知ることは、最近皆が頼りにしている幸せになる法則的なことと全部つながってるから、是非ひととおり時間のある時でも聞いてみてはいかがでしょうか。
とても面白いし、ためになるし、いろんな共通点が見えてきます。

私なんか、阿弥陀経の現代語訳を聞いた時、「コレって新約聖書のヨハネの黙示録の中に書いてある千年王国のイメージとそっくりやん」って思ったし、日本に様々な宗教が融合して入ってきたときには、既に、もう、ごちゃ混ぜの状態で原型とどめないくらい人間の解釈を通して、分派して入ってきてるから、
「仏教＝眠たくなるようなお経、葬式」
「神道＝初詣、七五三詣り」
「キリスト教＝十字架、クリスマス、結婚式」
くらいのイメージしかない人も圧倒的に多いと思うんですよね。

稲荷山の山頂で、祀られている神様の前で「般若心経」を唱えている人がいて、凄くびっくりしたんですが、自分の信じる神（または仏）のお祈り方法で構わないんですって。
鞍馬山の鞍馬弘教もそうでしたね。

様々に分かれに分かれて、違う形になった宗教や教えが、実は全部が融合された形で、日本人に受け継がれてきたということが、あちこちで表に出てきているけれど、ホント、和合、融合して、平和な世界になればいいなぁと願っています。

生きてる間に、そんな流れが表に出てきて、
「そうやったんかぁ」「お互い知らんかっただけやったんやなぁ」
と譲り合って、分かり合って、平和な世界が来ることを祈って、今日のお話を終えようと思います。

今のいろんなメソッドもいいとは思うけど、何千年も前に恐ろしいほどの修行を積んで、あまねく全ての人々の救済や、大慈悲を説いた如来様方のお話も、ちゃんと勉強しなあかんなぁ。と思っております。

今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

ほな、またね。　　～祇是未在～