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肉有害論とヴィーガンムーブメントはカバールの陰謀だった

【世界でヴィーガン(完全菜食主義者)が驚異的に激増中】

 いま、世界でヴィーガンが驚異的ないきおいで増えています。(中略)

 とりわけ、若い人たちに、ヴィーガンが爆発的に増えています。

 アメリカでは、3年間でヴィーガン人口が600%増加のいきおいです。

 都市部では、多くのレストランに菜食主義者向けのメニューが導入されています。

 アメリカでのヴィーガン激増ぶりは、以下の数値からもわかります。

 2009年には、ヴィーガン人口は、アメリカ全土でたったの1%しかいませんでした。

 それが13年には2.5%に、2017年には6%にまで増加しています。

 わずか8年で6倍に急増したのです。(中略)

 アメリカの変化に、驚いてはいけません。(中略)

 ドイツでは国民44%が肉類を意識的に抑えた食生活(ロー・ミート・ダイエット)を実践しています。その比率も2014年の26%からわずか3年で倍近い急増ぶりです。

【英国、5年で菜食者3.6倍】
 英国でも、2012年から、わずか5年で菜食者は、3.6倍に増えています。なかでもヴィーガン人口は、14年15万人、16年27万6000人、19年には60万人と、5年で4倍にも増えているのです。

 このとき、イタリアでも約10%がヴィーガンまたはベジタリアンです。

 トリノ市では、2016年、市町が「肉消費を減らす目標」(ミート・リダクション・アジェンダ)を提唱しています。

 政府・行政レベルで、ベジタリズムが推奨されているのです。

 さらにスイスは、菜食人口は14%で、ヨーロッパでもっとも多い国です。

 これだけ急激にベジタリアン、ヴィーガンが、世界的に急増すると、とうぜん、食品市場も激変します。

 たとえば、オーストラリアでは菜食の食品売り上げは、2014年からわずか2年で92%増……。

 ベジタリアン市場は2倍になっているのです。

 ……ニューヨークでも、ヴィーガンやベジタリアン向けレストランは、すでに140店舗以上。その他、多くの飲食店では、菜食者対応メニューがあたりまえになっています。 

 「……スーパーマーケットで菜食コーナーがもうけられているところも多い。植物性のお肉(大豆ミートなど)の取り扱いも豊富です」(『Tokyo Vegan』)

 ちなみに宗教的な理由で肉食を避けるインドでは、もともと国民30%がベジタリアンです。さらに穀物の実りが豊かなアジア諸国は、歴史的に菜食が基本だったことを、忘れてはいけません。それは、日本も同じ。伝統和食は、ほとんどベジタリアン食であることに気づくべきでしょう。(中略)

【地球を支配してきた“かれら”】
 では──。

 どうして、世界の若者を中心に、「ヴィーガン革命」が起こっているのか?

 それは、若い世代を中心に、“目覚め”が始まったからです。

 なにからの“目覚め”でしょうか……?

 それは、“闇の支配”に対する気づきです。

 世界は古代から連綿として見えない勢力に支配されてきた……。

 それは、“陰謀論”などではない。

 “闇の支配者”たちはフリーメーソンと呼ばれたりディープステートなどと呼ばれます。

 そして、近代から現代にかけて、ペテン栄養学で、人類を“洗脳”してきたのも“かれら”なのです。

 本書『ヴィーガン革命』を一読すれば、世界の若者たちが、なぜ目覚めたのか、わかるはずです。

 かれらが、アニマル・ベース(肉、牛乳、卵など)から、プラント・ベース(玄米、野菜、豆類)などに、急激にシフトしている理由も、本書は詳しく述べています。

 若者たちは、動物食が──健康と地球を破壊する──という事実に目覚めたのです。

 人類は約200年にわたる悪魔的な“洗脳”から、解き放たれようとしているのです。 船瀬俊介/池田真希子〈ヴィーガン革命 動物食は老化する〉より

✔️【真相〈「ディープステート」ではなく「カバール」が正しい】

 本題に入る前に、初歩的な誤解からときたいと思います。

 船瀬俊介の言うディープステートというのは「アメリカの影の政府」といった意味合いの言葉であり、そのディープステートを裏で支配するのがヨーロッパのカバールという連中なのです。

 よって「闇の支配者」の呼び方は厳密には「カバール」が正しいのです。

 カバールについては以下の記事に詳細にまとめたので参考になさってください。

【糖質制限こそがカバールの陰謀だと思い込んでいる人たち】

 日本を代表する玄米菜食療法家の1人に鶴見隆史という医師がいるのですが、船瀬俊介によると彼はこのようなことを言っているそうです。

 「そんなことを言っているのは、世界的に見ても日本だけ。それはディープステートの作戦ですよ。結果的に、肉を食わせるんだ。……闇勢力カバールの手口です。“やつら”の手法ですよ。ひかえるべきは白砂糖や白米などの単純炭水化物です。体に必要な複合炭水化物まで、いっしょくたにしている。2つは、はっきり分けて考えるべきです」

 また、あの森下敬一も「糖質制限の目的は、肉食推進ですね」という発言を残しているそうです。

 植物性食品が健康によく、動物性食品が健康に悪いと100%信じ切っている彼らには、動物性食品をとる糖質制限こそが、世界の人口削減をもくろむカバールの陰謀に映っているのだと思われます。

 が、事実はまったくの逆。肉有害論とヴィーガンムーブメントこそがカバールの陰謀なのです。

 カバールはおいしくて健康に良く、数に限りがある肉を自分たちで独占し、それ以外の人類には「まずくて健康に悪い野菜でも食ってろ!」と、ヴィーガンムーブメントを拡散したのです。

 ほかの記事で「肉には発がん性がある」というWHO・IARC勧告を紹介しましたが、それがまったくのデタラメであることを説明しました。

 カバールはWHOなどを国際機関を利用して肉有害論を広め、人類をヴィーガンの方向へ持っていこうとしているのです。

 ところで前述の鶴見隆史の言葉にこういうものもあります。

 「ここにも、フォイト栄養学の“呪い”がある。だから眼もそうだけど、がんだってなんだって、全部、炭水化物の抗酸化力が影響して防いでいる。食事でとるのは72%は炭水化物でなければダメ。たんぱく質は7~8%。脂質もそんなもんです。エネルギー変換は、たんぱく質からは弱い。WHOとFAOが共同研究で『たんぱく質は貯蔵できない』という研究結果を発表している。そしてたんぱく摂取量は『体重×0.7%くらいが丁度いい』という。だから70キロの人は49グラム。1901年の時点で、同じことをエール大学の学者が発表しています。その内容は『たんぱく質は体の中で腐敗する』。そして『有毒な残留窒素化合物になる』と論文に書いている。簡単に言えばアンモニアです。“窒素のカケラ”。だから、たんぱく質1日必要量は48.5グラムとなる」

 WHOがカバールの手先の組織であることは陰謀界では常識だというのに、鶴見隆史はWHOの発表を真に受けているのです。

 さらにイェール大学といえば、あのブッシュなどを排出したことで知られる秘密結社、スカル・アンド・ボーンズがあることで知られています。

 そんな大学の発表を信じ込んでしまうとは、どこまで頭がお花畑なのでしょうか……?

【ヴィーガンを公言するスターたち】

 『ゲーム・チェンジャー』というドキュメント映画が、世界的に話題になっています。

 副題は「スポーツ栄養学の真実」。チャッチ(原文ママ)コピーは「衝撃的!革新的!科学」「葛藤と栄光の物語」「……そして世界最強のアスリート」

 内容は、「肉食」から「菜食」に転身したアスリートたちの驚異の記録です。

 冒頭、あの俳優アーノルド・シュワルツェネッガーが登場するのには驚かされます。

 若い頃の彼は、ボディビルディングの世界チャンピオンとしても知られる。

 なんと、彼はこのドキュメント映画プロデューサーに名を連ねています。

 製作総指揮は、SF大作『アバター』監督ジェームズ・キャメロン。そうそうたる著名人が、このドキュメントを支えているのです。

 「肉ばっかり食いまくったよ」。シュワルツェネッガーは若い頃を振り返る。

 「CMも言っていた。『ステーキだ!それこそ、男のメニューだ』とね。『真の男は、肉を食べるものだ!』。それは、単なる宣伝文句で現実ではない(笑)。

 このボディビルダー界のレジェンドも「俺は今99%ヴィーガンだよ!」と肩をすくめて笑う。

 「……自分でも本を読んで調べた。わかったのは、たんぱく質は、別に動物からとる必要がないこと。だから、菜食に切り替えていった。菜食主義者のパンチも悪くないぜ。料理も味にこだわった。すると、菜食のほうが好きになった。コレステロール値も109まで、下がったよ。こんなに下がったのは初めだ(原文ママ)。もうすぐ69歳だが、こんなに元気さ」 船瀬俊介/池田真希子〈ヴィーガン革命 動物食は老化する〉より

 ヴィーガンを公言している有名人はシュワルツェネッガー以外にも元ビートルズのポール・マッカートニー、クイーンのブライアン・メイ、シンガーソングライターのビリー・アイリッシュ、俳優のホアキン・フェニックス、ナタリー・ポートマン、トム・クルーズ、レオナルド・ディカプリオなど、多く存在します(ちなみにブライアン・メイはワクチン肯定派です)。

 ヴィーガン派はこうしたスーパースターたちを使ってヴィーガンの権威付けをしているのでしょうが、残念ながらそれは逆効果です。

 西森マリーの〈カバールの正体〉〈ハリウッド映画の正体〉といった本に詳しく書かれているのですが、ハリウッドスターを始めとする欧米の芸能界のスーパースターたちというのは、99%がカバールに魂を売ったか、カバールに弱みを握られている人たちなのです。

 よって彼らの発言はカバールの命令によるものであり、本心ではないのです。

【カバールに利用されたコリン・キャンベル】

 100歩ゆずって本心だったとしても「真の本心」ではなく、カバールに洗脳されてそのように思い込まされているだけです。

 たとえば、世界中のヴィーガンの教祖であるコリン・キャンベル。〈チャイナ・スタディー〉から引用します。

 (前略)このほどエセルスティン博士と私の研究をテーマにしたドキュメンタリー映画『正しい食事は手術に優る(Forks over Knives)』が製作されたことも、本書への関心の高さを物語る一例でしょう。

 これはハリウッドの経験豊かな映像プロダクションが手掛けたもので、臨床的に立証された「プラントベース食がもたらす真の健康効果」について描いている作品です。(中略)

 すでに全米20か所で試写会がおこなわれ、チケットは一か所を除くすべての劇場で売り切れとなりました。

 キャンベルの本を読めばわかることなのですが、彼はカバールに魂を売ったわけでも、カバールに弱みを握られているわけでもなく、ヴィーガンが本当に健康によく、動物性食品が本当に健康に悪いと信じ切っている人です。

 そのキャンベルの研究テーマをカバールの巣窟であるハリウッドが映画化した──この事実からキャンベルがカバールに洗脳され、ヴィーガンの広告塔として利用されていることがわかります。

【〈チャイナ・スタディー〉は葬られてなどいない】  

 そんなキャンベルの〈チャイナ・スタディー〉は日本では〈葬られた第二のマクガバン報告〉というタイトルで出版されたのですが、〈チャイナ・スタディー〉は全然葬られてなどいません。

 キャンベル自身が認めています。彼は〈チャイナ・スタディー〉にこんなことを書いています。

 (前略)特に「栄養とがん」に関する研究では、生涯にわたっておこなわれてきた有意義な業績を讃える「1998年度米国がん研究協会賞」を受賞、雑誌『セルフ』による「健康に影響を及ぼす食品トップ25選」の1人として1998年の表彰、2004年度全米栄養食品協会による「バートン・カルマン科学賞」の受賞などが含まれている。

 さらに40余州、および数か国の研究所や医療機関からの講演依頼があったことは、多くの専門家組織・団体がこれらの研究結果に関心の高いことを立証していた。

 また、議会の委員会や連邦および州政府の機関に私が参加したことも、研究結果に対する一般市民の関心がかなりのものであることを物語っていた。

 『マクニール・レラー・ニュース・アワー』(テレビのニュース番組)をはじめ、そのほか少なくとも25のテレビ番組でのインタビュー、『USAトゥデイ』紙や『ニューヨーク・タイムズ』紙、『サタデー・イブニング・ポスト』誌でのトップ記事、広範なネットワークで報道されたテレビのドキュメンタリー番組などもまた、我々の広報活動の一部だった。

 メインストリームメディアに取り上げられまくっているではないですか!このどこが「葬られた(隠蔽された)」と言えるのでしょうか?

 ちなみに先程の「マクガバン」とはジョージ・マクガバンという政治家のことで、彼が1977年に発表したリポートにも「アメリカのがん、心臓病、糖尿病の原因は動物脂肪である」と、〈チャイナ・スタディー〉とほぼ同じことが書かれていました。

 ヴィーガンの世界ではマクガバンは「真実を発表したがために政治家生命を絶たれた悲劇のヒーロー」とされているのですが、マクガバン報告も〈チャイナ・スタディー〉同様、カバールの陰謀だと思われます。

【〈チャイナ・スタディー〉を称賛するビル・クリントン】

 最後に──。

 キャンベルの〈チャイナ・スタディー〉に感銘を受けた(とされる)著名人に、元アメリカ合衆国大統領のビル・クリントンがいます。〈チャイナ・スタディー〉から引用します。 

 クリントン元大統領は、昨年、本書を読み、食習慣をプラントベースのものに
変えました。その結果、24ポンド(約11キログラム)の減量を達成するとともに心臓病を改善、CNNのテレビ番組に登場して「すばらしい健康を手に入れた」と語っています。

 このニュースは人々に冷笑されるどころか、「プラントベースの食生活は減量と健康改善に劇的な効果がある」というメッセージを大勢の人々に伝えることになりました。

 こうしたニュースをほかの主要テレビ局や『ニューヨーク・タイムズ』紙などのメジャー紙が紹介し、さらにそれを健康関連企業や組織、動物愛護家やベジタリアン、地球環境保全などの各種団体がホームページで伝え、またブログやツイッターで個々人が紹介するといった連鎖反応が起こり、プラントベース食への関心をいっそう高めているのです。

 ビル・クリントンといえば、妻のヒラリーやオバマらとともに、カバールの主要メンバーとして知られる人物です。

 そのクリントンがテレビで〈チャイナ・スタディー〉を称賛する──これで答えは見えたはずです。

 世界中のヴィーガンたちのバイブルである〈チャイナ・スタディー〉の著者、コリン・キャンベルとはカバールに洗脳され、人類を不健康に導くヴィーガンの広告塔として利用された人物だったのです。

【まとめ】

 ●〈チャイナ・スタディー〉は、全然隠蔽などされていない。

 ●〈チャイナ・スタディー〉の著者コリン・キャンベルは、ヴィーガンの広告塔として利用された。


 日本の国民病の1つである糖尿病。しかし標準治療は大変危険なものなのです。糖質制限による治療をぜひご検討ください。

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