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第五福竜丸の乗組員たちは甚大な放射能被害など受けていない

【死の灰による放射能被害】

 高田は1954年、マーシャル諸島のビキニ環礁付近で、日本のマグロ漁船が米国の水爆実験の死の灰を浴びた「第五福竜丸事件」は、船長がわざと禁止海域の境界に近づいたのが原因と言う。

 しかも22人の乗組員のうち17人が肝機能障害を発症し1人が亡くなったのは、帰国後に受けた輸血による肝炎ウイルスのためだと主張している。

 なんというバカバカしい!アメリカ側の言い分の丸写しではないか!

 事実は、第五福竜丸は米国が設定した危険水域の外で操業していた!

 しかし米国が指定した危険水域が、なぜか実際の水爆の威力に比べて狭かったため、被害が拡大したのである!

 これには今も米国の「人体実験」疑惑が消えない。

 また、高田は、マーシャル諸島で急性肝炎になった被災者がいないことから、第五福竜丸の被災者の病原は輸血であり、「日本の原水禁運動・反核運動の源流には嘘があった」と断じている。

 だがこれは、第五福竜丸の乗組員に、肝機能障害以外にも放射線障害の症状が出ていたことや、マーシャル諸島の住民に高レベル被爆の典型的症状が出ていたことを完全に無視している。 小林よしのり〈ゴーマニズム宣言スペシャル 脱原発論〉より

✔️【真相〈「輸血の副作用で死亡した」がおそらく正解〉】

 唯一亡くなった乗組員は久保山愛吉という人なのですが、小林よしのりは高田純の「久保山愛吉は輸血による肝炎ウイルスで亡くなったのだ」という意見に否定的なようです。

 が、これは小林よしのりが、輸血というものの恐ろしさを全然知らないからです。

 詳細はこちらの記事で確認してください。

【元乗組員たちは全員長生きした】

 ところで、久保山愛吉以外の乗組員たちは、その後どうなったのか?

 実は全員、80歳以上まで生きたのです。

 1994年の読売新聞に〈久保山の兄貴、次に逝くのは俺だ〉という元乗組員たちの記事が載ったのですが、そのときすでに全員が80歳を超えていたそうです。

【まとめ】

 ●久保山愛吉は放射能被爆ではなく、輸血の副作用で亡くなった可能性が高い。

 ●久保山愛吉以外の乗組員たちは、全員長生きした。


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