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保育士資格を持っている話

過去の話で、今更なに?ということだけど、振り返って文章にしたい学びになったなあ、楽しかったなあみたいなできごとを書くことにする。

今日は独学で保育士資格をとった話。次回は卒業論文を書いた話にする(予定)。

大学4年の春の就活中、保育士資格をとりました。

教育系の免許・資格のうち、保育は文科省管轄の「教育」ではなく厚生労働省管轄の「福祉」の分野に該当するため、保育士資格は介護と同じく、養成課程に所属せずとも取得できます。

(幼稚園の先生は教育分野なので、養成課程を有している学校に通って教員免許を取得する必要がある)

定義上は、幼稚園「教諭」は子供を教育する人で、保育「士」は子供をケアする人ってこと。定義上は幼稚園は学校で、保育園は学校ではない。実際はどっちがどっちとかないし、幼保一体型も増えていると思うけど…

ということで、本屋さんで参考書と過去問を買って、半年くらい勉強して資格を取りました。

試験は筆記と実技があって、筆記は共通テスト(旧センター試験)と似ていて、マーク式で10科目くらい(確か)あります。全科目6割以上とって合格で、1つでも6割を切ると不合格。

実技は、絵画・読み聞かせ・ピアノの3つから2つを選択します。わたしは読み聞かせとピアノ。絵本を子供の前で読み聞かせするテストと、適当に伴奏をつけて弾き歌いするテスト。

高校生の頃、「幼児教育とか保育もいいなと思っているけれど、そんなに純粋に目指す気概はない」と先生に相談したら、保育士であれば独学でも取れるよと教えてもらって、じゃあ独学で取ればいいかと思ってはいたのですが、だらだらしていたら大学3年生の秋になり、その頃にはもう特に資格が欲しいとも思っていませんでしたが、まあ持ってたらなんか面白いかなと思って、勉強することにした。

※わたしの考え方は本当に舐めていると思うので、純粋になりたい人は絶対ちゃんとした子供教育に関する大学や専門学校に進んでちゃんと実習もして取るべきです

そんな不純な動機でしたが、強く感じたことがあって

それは、「今までの勉強経験って、こういう時にめちゃくちゃ役に立つなー!」ってこと。

わたしは、図鑑がお友達で物知りで好奇心旺盛で…というタイプではないし、「勉強しなくてもテストの点はいい」みたいな天才タイプの真反対にいたけれど

その代わり、先生に言われたことをちゃんとやる、コツコツ予習復習をする、小テストで満点を取り続ける、みたいな地味なことを重ねる耐性と体力を身につけることを頑張って、自分の学力に向き合っていた。

勉強モードになる方法とか、勉強の仕方とか、自分に合う教材を見つけるとか、そういうのも都度試行錯誤してきたつもり。

だから頭は良くないんだけど、「勉強の仕方を知っている」「勉強する耐性と計画性と体力がある」という自信はじわりじわりと蓄えられてきたと思われる。

そんなわけで、資格の勉強を始めた時、「バイト前かバイトの後に休憩室で1時間だけやる」と決めて、半年勉強して合格する計画を立てて、週3.4で勉強して

それでちゃんと1発で合格決められた、やったーーーー

(当時親にも別に言わなかったくらいには特に誰にも言ってない気がするから今!!みんな!!褒めて!!!!笑
いや友達には言ってたか、忘れたわ)

「勉強に対しての自己肯定感がある」ということは、こうして何か勉強したくなった時に一歩踏み出す勇気をくれるし、フットワーク軽く挑戦できるものだな、と学んだできごとです。

世の中には頭の良い人たちがたくさんいるけれど、独学で勉強する耐性がある人ってそう多くないでしょう、と思うので、ひとつの武器ということで。

ちなみに、保育士資格は一度も活用したことがないけれど(中高教員免許も活用していない笑)、理論から実学まで幅広い出題範囲なので色々勉強になって楽しかったし

今いる場は、保育士資格を独学で取る学生がちらほらいる学部なので、持っていない人よりは相談にのれるという意味で、役に立っています。

無駄な勉強や努力って、ないものだな。

早いけれど、今日もお疲れ様でした♩

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