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生活が大きく変化して約1ヶ月(NZに移住)

日本を出てNZに到着して5週間ほどが経った。焦らずに時間をゆったり過ごしているつもりだけど、それでもやったこと・やるべきことが多々あって怒涛の日々だった。備忘録として残しておきたい。そして同時に引越する・移住する・定年退職する、など人生において環境が大きく変わったときに起こりうる共通項があるかもしれない。参考にしてもらったり、みんなの様子と比較したいな。

1 とりあえず生活基盤を整える
2 さまざまな手続きをする
3 近所を知る
4 新しい土地のニュースや話題に馴染む
5 自分の時間・やりたいことを確保する

1 とりあえず生活基盤を整える
3月18日朝5時にNZに到着し、娘が迎えに来てくれていたので、車で自宅まで移動(娘がこちらに住んでいたのですごく助かった☺️)。2時間ほどの仮眠をとった後、ベッドを購入するのに「ベッド屋さん」を3件ほどまわる。疲れていないといえばウソになる。飛行機では熟睡できるはずもなく、その足でベッド屋さんを回るのはちょっと大変だった。けど、ベッドを注文しないと「寝る」=「休む」ということができないから、待ったなし、でやる必要あり。個人的には下記の網みたいなものも初日に探して購入(こちらではあまり使わないのでよく見つけた!と自画自賛!)。他の人にとっては大事でなくても、自分には絶対必要、と思うものってあるよね。それを日々少しずつ買い足したり、整えたりする日々が続いる。移住は体力勝負だとつくづく思った。それ以外に、生活する上で必要なもの(芝刈り機、暖房器具、タオルやシーツ類、ハンマーやドリルなどのDIYに必要な工具、フライパンや缶開けなどの細々したもの、など)を徐々に購入していく必要があった。日本を出る時、断捨離したはずなのに、かなり新しいものを購入したり、中古品を手に入れたり。。。なるべくミニマルに生きるという目標は少し揺らいできた、汗。

シンクやお風呂場にゴミや髪の毛をとるシステムがない!みんな流しっぱなし(排水溝はつまらないのだろうか?とにかく私はこの網を見つけることが最重要課題に思えた、苦笑。他の人にとっては不必要なものでも個人的にゆずれないツボって違うんだと改めて気づく)

2 さまざまな手続きをする
日本を出る時は、様々な出国手続きが必要で、こちらでは入国した後の手続きが待っていた。改めて私たちは国・市を含む「社会」というものに属してるんだと実感。銀行やお役所への住所変更手続きは、デジタル化が進んでるからだいぶん楽だったけど、それでも到着して時間をおかずにしなければならないことだった。こちらの運転免許は10年に1回更新で、それが残念なことに1ヶ月前に切れてしまっていた。免許更新センターに出向いて「今の免許、切れてるんですけど」というと係の人が「どれくらい?」と聞くので「1ヶ月ほど」というと「No problem!」とスイスイと更新してくれた。。。よかった。こちらの人の期限の超え方、日本よりずっと長いんだろうな、とホッとして10年間の運転免許をゲット!

3 近所を知る
以前暮らしていた地区とは違うところに住むことにしたので、土地勘がない。一番近いスーパーは?、牛乳やパンが切れた時にちょっと買えるお店は?お気に入りのカフェは近所に見つかりそう?そもそも治安はいいの?ゆったりできる公園まで徒歩何分、お気に入りのお散歩コースは見つかる?バスや電車の便はどんな感じ?ご近所さんの雰囲気はどんな感じ?などなど、自分の居場所となる家とその地区がどんなところなのかを把握するのって、意外に時間がかかるんだね。自分の近所・地区について、具体的なお店や利便性を探索する、という作業と、歩きながら「空気のような雰囲気をつかむ」という作業を両方やった。幸い、娘の犬の散歩を私たちが毎朝担当することになり、このお散歩がすごくこれに役立った。毎日6時起床で1時間から1時間半かけて近所を歩いて通りの名前を覚えていきながら、どこがどう繋がってるかを探索した。赤ちゃんがよちよち歩きしながら自分の行動範囲を徐々に広げていくような動物的な感覚に似てる。これも焦らず、徐々に楽しみながら。NZは国は新しいんだけど、古い家(築100年くらい)がとっても多い。それぞれの家を見ながらお散歩するのはすごく楽しい。

残念ながら我が家はこんなに可愛くないんだけど、こういうお家拝見しながらのお散歩は楽しい。たまたま猫ちゃんがドアにいたところをパシャリ!
朝のお散歩で見た日の出。「今日も一日楽しく過ごそう!」って思わせてくれる!
亜熱帯の気候なので大きな木が育つ
ビーチはNZの人にとって日常の一部。私のお気に入りのビーチをお散歩した時。

4 新しい土地のニュースや話題に馴染む
この国で、この街で、今何が起こっているのか、何が話題なのか、どういうことがニュースに取り上げられているのか、人々の興味関心は何か、などなど朝と夕方のニュース番組を見ながら情報を仕入れていく。これもいっぺんにはできないので、焦らず徐々に、水が浸透していくように慣れていく。政治のこと、景気が悪いこと、物価高、環境問題などに関することや、こんな美術館がオープンしました、こんなフェスティバルやってます、など身近なことも。NZの英語には慣れているけど、聞き取りできないこともたくさんあるので英語の勉強にもなる(私はもちろんネイティブじゃないから、大変なこともあるけど、イギリス人の夫も知らない言葉や聞き取れないことも多々あるから、ちょっと気楽。たまに私が理解できて彼が聞き取れないこともある、笑)

5 自分の時間・やりたいことを確保する
もう仕事できない・しなくてもいい、という境地になっちゃった!毎日が忙しすぎてやることが満載で仕事してる暇がない。。。ま、これも焦らず、しばらくしたら仕事探すことになるのかも?
こんな中、生成AIについてオンラインで勉強を始めた。特にそれがどう教育に用いられるべきか、というテーマ。自分の興味のあることを自由に学べる時間的余裕に感謝しながら。
みんなは庭とか野菜作りが上手だから写真載せるのは恥ずかしいけど、自分の家に徐々にお花を植え始めた。「自分の住む場所になっている」という実感がして嬉しい。日々、絶賛観察中。

門を入ったところ。安売りしてたお花を適当に並べた。。。いい香りのするスイセンも!
こちらはフリージア。苗も徐々に育ててる。

そして外食するのは高すぎるので、友人を家に呼んだり呼ばれたり。ゲームしたり映画を見たりして楽しくゆっくり時間を楽しむのもいい。

パンと果物切ってチーズと並べるだけ!気を張らずにおもてなし、がいい感じ。

ということで、ホームシックにもならず、のんびり、でも忙しくやってます。
今日、日本からの船便が届いたと業者から連絡があったので、家具などを設置したら、もうちょっと落ち着くのかも。もう少しの辛抱!

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