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ベンジャミン・バトン 数奇な人生

1回目はケイト・ブランシェット、2回目はティルダ・スウィントン目的で鑑賞🤩

どうも。暇人mmmmです。この間、ティルダ・スウィントンの出演作品を調べていたらなんと!
過去に見たことのあるベンジャミン・バトンに出ていたと!
ということで、どこに出てきていたのか気になったのですぐ観ることにしました。

原題: The Curious Case of Benjamin Button
主演はブラッド・ピット、ケイト・ブランシェット、タラジ・P・ヘンソン

一生に一度の出逢い。生涯、心に残る感動作の誕生。それは、80歳で生まれ、年を取るごとに若返っていく数奇な運命の元に生まれた、ベンジャミン・バトンの物語

(prime video より引用)

“心に残る感動作”
本当にそうだと思います。自分の残りの人生について考えさせられる深い作品でありながら、さまざまな愛が感じられるハートウォーミングなストーリーになっています。

ところで、ティルダ・スウィントンはどこにでていたのかといいますと、ベンジャミンが恋する人妻エリザベス・アボットとして出演していました。
最初、エリザベスを見たときは、声がケイト・ブランシェットにとても似ていたので、ケイト・ブランシェットが二役も演じているのかと思っていたんですが、顔見たら違ったので誰なんだろうと不思議に思っていたんです。
なるほど。

こんなきれいな人が出ていたのに気づかないなんて...😞

ベンジャミンとエリザベスが過ごす時間はとても落ち着いた恋愛のように描写されていましたが、エリザベスは人妻ですから不倫なんですね。でも、そんなことを感じさせないベンジャミンの初恋感が伝わってきました。

ただ、個人的に謎なベンジャミンのセリフがあります。
ベンジャミンとエリザベスが初めて会うシーンで、エリザベスの第一印象をベンジャミンが語るのですが、こういうんですね

“彼女はエリザベス・アボット
美人でもないし 人目も引かない”

んんんんんん!?🧐エリザベスすなわちティルダ・スウィントンが美人ではないと?ティルダ・スウィントンのあの独特な雰囲気で人目を引かない訳がないですよ!ここのセリフには全く理解しかねます。
でも、エリザベスはこういう設定なのだと思うことにします。

やっぱり美人にしか見えません🤭

残念ながら、ベンジャミンとエリザベスは自然消滅してしまうのですが、その後ベンジャミンは幼少期から親交のあったデイジーとすれ違いの日々を過ごします。

この期間のブラッド・ピット(ベンジャミン)の若返り方とケイト・ブランシェット(デイジー)の老い方がすんばらしい!

2人くらいの役者さんでベンジャミンを演じているのかと思いきや、老人時代から中年時代のベンジャミンを全てブラッド・ピット1人で演じているんだそうです。特殊メイクでこんなに変わるのかというくらい変わっています。

また若い頃のデイジーを演じているケイト・ブランシェットもすんごい綺麗なんです。そこから徐々に年をとっていくのが感じられるけど、ずっと美しい😮
いい年の取り方ってこんな感じなんですね。

しかも、節々で出てくる死が間近のデイジーもケイト・ブランシェットが演じているんです。もはや特殊メイクでケイト・ブランシェット面影はないですが。

ずっとすれ違いが続いたベンジャミンとデイジーでしたが、結ばれるときがやってくるんです。ちょうど人生の中間地点で、若返る者と年老いる者が初めて同じ時間を過ごすのです。
ここがほんと観ててほのぼのほのぼの...😌

この2人の幸せ絶頂期にちょこっとティルダさんがひょっこりはんしていました。

偶然、ベンジャミンが史上最年長で海峡横断泳に成功した“エリザベス・アボット”についてのニュースを見たときです。

あの夜に、エリザベスはぽろっと自分の後悔を語っていました。
自分は19歳で海峡横断泳に挑戦して、失敗して、もう1回挑戦すると言ったけどあれから挑戦していないし、何もしていないと。

それをエリザベスは68歳で達成したというのです。あのとき、ベンジャミンと交わした会話をエリザベスは忘れていなかったんですね。
そのインタビューでエリザベスは、

“I supposed...Anything’s possible.”
(望めば...どんなことでも叶う)

と言います。
これはもう名言じゃないでしょうか?
海峡横断泳も、ベンジャミンとの恋もやり遂げられなかったエリザベスにとって、1つやり遂げたことが、さまざまな後悔を払拭した瞬間だったのだと思います。

最後に、この作品の監督デビッド・フィンチャーは、自分が観た作品の中では、ドラゴンタトゥーの女やソーシャルネットワークを手がけていました。どちらも面白かったのでまた機会があれば紹介したいと思います。

終わり

#映画 #感動





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