SHINeeにはまり始めた頃のこと。
新大久保の多くの飲食店では流行りのK-POPを流すので、興味を持ち始めてからK-POPが気になって気になって仕方ない。テレビ画面にくぎ付けになっていた。

「いまのなんだったの？」

これが今や世界で知らない人のほうが少ないであろうK-POPグループ、BTSの”Not Today”のMVをはじめにみたときの感想だった。

敵と戦って撃たれてなかった？この人たちの主演映画なの？なんなの？こんなMV初めて見たぞ！振り付けもかっこいい。なんだなんだ！！なんだよー！と疑問がたくさん残った。MVの場合、グループ名や曲名はあまり画面に表示されないが、幸いNot Todayの場合はめっちゃ曲名のアピールがあった。なにが今日じゃないのよ！なんなのよ、教えてくれよと更に疑問が山積みのまま、帰宅。

そう、することはただ1つ、検索だ。

防弾少年団の”Not Today“だということが秒で分かった。ジャニーズ並みにネーミングセンスにパンチがあるので、グループ名は知っていた。その後も検索し、”Save Me”で私は完全なる沼落ちを果たした。

いままで見てきたものをぶち壊す衝撃があった。

余計な演出がなくても、表現力で魅せるグループなの？好きじゃん！もう好きだわ～となった。なかでも儚すぎる美しいダンスのトップバッターJIMINが沼落ちのきっかけであり、４年たった今でも推しである。

また、”Not Today”と同時期に音楽番組で彼らが歌っていた曲、봄날（Spring Day）。歌詞の意味やこの曲の経緯を知ったらもう、ファンです！！となり、好きが溢れて謎の喪失感すら覚えた。

そこからあれよあれよと様々なコンテンツに課金。どハマり。SHINeeでは、コンサートには行けたものの彼らの素を知るためのコンテンツに辿り着くまでに時間がかかり、そこで止まっていた。でもバンタンは公式YouTube、ブイライブなどコンテンツが山程あった。そのせいで、好きになってから1年間は、仕事しているか、バンタンを見ているかの２択の生活を送っていた。（厚盛）

彼らの魅力を語ってくれといわれたら、3日欲しいくらい多面的な魅力がある。今や、世界のBTS、この頃からすでにビルボードアワードに出演するなど、アメリカで活躍し始めていたが、風当たりは強かった印象。
いまでは、日本でもいろんな媒体で魅力について取り上げられるようになったからなのか、周りから、BTS好きなの？苦笑　といった目で見てくる人もいるくらい有名になった。まぁ、でもなんにせよ、好きに変わりはない。

十代でもアイドルオタクになったことがなかった私にとって、ファンクラブという壁は大きかったが、コンサートに行けない今も更新しつづけている。そして、この七人はこの先何があっても、ずっと好きでいられる自信すらある重めのアイドルオタクになってしまったのだ！