SnowManの曲が紡ぐ物語

まず始めにこれはあくまでも私のかなり個人的な感想です。SnowManのある3曲を聴いて私は、これはそれぞれ違う曲なのに繋がってるんでは?!となったのでその想いをつらつら書いてます。かなりの想像力を爆発させてます。それをご理解の上で読んでもらえるとありがたいです。

私はSnowManは曲でSnowManとしての決意表明なるものを提示してくれているように感じてる。

それはきっと、デビュー曲がキラキラアイドル王道ソングとかではなくて、バチバチのカッコいい突き抜けソングだったからそう感じてしまうのかもしれない。

私の中で『D.D.』『Grandeur』『EVOLUTION』はSnowMan第一章の決意表明であり成長記録だと勝手に思っている。

『D.D.』の歌詞を見ると、過去を振り返ながらもこれからの未来を夢見て【頑張っていこう!頑張るぞ!!だから見てて、俺達のこと!!】的なのを感じる。

『描き続けたDreaming』
『願い続けたDay or night』
(『D.D.』/Snow Man)

上記の歌詞は過去を振り返ってる部分。

『進化してゆけ We are...』
『頂上(テッペン)  見せてあげよう』
(『D.D.』/Snow Man)

上記の歌詞はこれからへの未来に向けての部分。

あと、この曲は『キミ』という歌詞がとても重要な気がしている。全体を通して自分だけではなくてキミ(キミ=ファンと、私はとらえています)と共に、一緒にいる事がとても大事なんだと感じる。

『きっと答えはいつもキミと共にある』
『キミと 描く場所へ』
『衝撃をキミの元へ』
(『D.D.』/Snow Man)


今までもずっと応援してくれていて側に居てくれたキミへの感謝。
そして、これからもそんなキミと一緒に横並びで共に歩んで行きたいというような決意表明のような歌な気がした。

そして、その約1年後に出た『Grandeur』。
『D.D.』みたいなバキバキの勢いのある曲だけども、より音に、歌詞に、厚みや強さが増した気がした。そして、歌詞を読んでいるとこれは1番の歌詞はデビュー後から今までのSnowManの事を歌ってる気がしてならなかった。

『難攻不落の Reality』
『喧騒に埋もれた小さな夢』
(『Grandeur』/SnowMan)

デビューしたから全ての夢が叶うわけではない。
思い描いていた未来通りになるわけでもない。
どちらかというと、デビュー後からのが色んな困難に出会う事があると思う。
思い描いていた夢がどんどん遠くにいく事もあると思う。
でも、それを諦めるのではなく嘆くのではなく、困難が目の前に現れるたびに団結力を増して乗り越えてきたSnowMan。

そして、今回の曲は【君】という言葉がほぼ出てこない。唯一、出てきたのは2番の歌詞にある『困難に飲まれて傷付いた 君の夢』の部分だけ。
1番の歌詞はSnowMan自身の事、自分自身に言い聞かせてるかのように思えた。
2番の歌詞はファンに向けて歌っているかのように思えた。
きっと、『D.D.』の中に出てきた【キミ】という存在は、SnowManとファンとして分けるのではなくSnowManにとってより身近で大切な存在になったんではないかと思う。
だから、『Grandeur』の2番の歌詞で【君】に向けて歌ってたけど、最後のサビの部分では【君】という存在を飛び越えてファンはもうSnowManにとっての仲間になったんだと思った。
それをより強く感じたのはここの部分。

『運命さえ超えた夢を掴みに行こう Yes』
(『Grandeur』/Snow Man)

淘汰の先にある未来に向かって進んできたSnowManが1年後に未来とかではなくそれよりも、誰もが手にした事ないようなモノを掴みに行こう!と力強く歌ってる。
初を獲得する事にこだわり進化を止めないSnowManだからこそよりこの歌詞が響くし、とても似合うし、説得力がある。
そして、『行こう』という部分の中にSnowManだけではなくSnowManの仲間になったファンに向けての宣言というか、誰も叶えた事のない夢を共に掴もうという熱い想いを感じられる。Yesの部分はそんなSnowManに対してのファンからの返事なのではないかと思えた。
SnowManはファンの声援が力になってるとよく言ってくれる。そのたびに、私は嬉しくなる。

一度も会えてなくても画面越しでしか会えてなくても、自分のちょっとした行動とかがSnowManの支えになってるのかと思うと、SnowManとの距離が一気に近づき、もっと応援したくなる。
SnowManと共に見た事のない景色を見たい。
SnowManと共に運命さえ超えた夢を叶えたい。
この曲を聞いて、そう、強く思った。

そして、2021年9月29日ついにSnowManのファーストアルバム『Snow Mania S1』が発売された。
アルバムが出ると何となくだけど、そこで一旦区切りがつくイメージが私の中にある。
ファーストアルバムとセカンドアルバムでガラッとイメージが変わる時もあったりするから。
だから、このアルバムはSnowMan結成からその日までのSnowManの記録を音楽で残したモノだと私は思っている。
そのアルバムの中で先行して音源やMVが公開された曲が『EVOLUTION』だった。
タイトルからして、SnowManはもう既に今ではなくもっともっと先の新たな時代を見つめ、そこに居るんだなと思った。

『全てを置いていって 過去はForget』
『初めて見る世界へ/俺の手がチケット』
(『EVOLUTION』/SnowMan)

『D.D.』や『Grandeur』の中で、未来へ進んでいく時に少しではあるが過去を振り返っていたのに、ここではついに過去を振り返らなくなった。
新しい世界へ踏み込む時、誰かの力を借りるわけでもなく自分自身で進んでいくというとても力強い自信が漲っている。

SnowManは目でちゃんと見えるモノでも結果を残してきた。
配信だけで行っていた番組の地上波レギュラー開始、シングル3作ミリオン達成。
言葉だけでなくちゃんと言葉と行動が伴っているからこそSnowManに興味を持ち応援する人が増えたと思う。
そうなるとどうしても出てくるファン心理。

【近くに居たのに遠くにいってしまった】

私が好きになった頃はもう既に人気だったけども、この約1年ぐらいで私の周りにもSnowManを知ってくれたり、興味を持ってくれた人が増えた。
それはとても嬉しい事だけどもどこかもう遠くにいってしまったかのような少し寂しい気持ちにもなる。新参者の私でさえ。
でも、けしてSnowManはそんなファンを置き去りにはしない。

『(ほら、ついてきな)』
『(さあ、ついてきな)』
『連れてくよ キミの事』
(『EVOLUTION』/Snow Man)

新たな世界へ、新たな幕開けに対して良い流れで加速していく事をけして止めない。
でも、加速しながらも仲間になったファンを置いてきはしない。

どんな状況であってもどんどん進化を続けてもSnowManはファンの手を取り一緒に歩もうとしてくれる。そんな想いを強く感じたし、安心した。
どんな事があっても私は私のスピードでSnowManを応援して好きでいよう。
何かあってもきっとその時はSnowManが私を引っ張って同じ世界へと連れていってくれる。
共に居てくれると思えた。

2022年。
始まったばかりのSnowManにまたも壁が出てきた。でもこれはSnowManにかぎった事ではない。
世の中がそんな壁だらけになっている。
今はただ、SnowManの皆がまた元気に笑顔で楽しく過ごせる日々を願っています。

そして、新たな幕開けをしたSnowManがこれからはどんな決意表明や進化や成長を音に乗せて私達に届けてくれるのかをとても楽しみにしています。

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