「無理をしない」意味がわかってきた気がする。
ずっと疑問だったことがある。
「無理をしない」のボーダーラインってどこから?
よく、体調を崩したり
仕事が立て込んでバタバタしてたりすると
周りの人から「無理しないでね」と言われるけど
自分の中の「無理」の範囲がいまいちよくわからなかった。
仕事は、自分がやらなければいけないことだからやっているのであって無理も何も私がしなればいけないことだと思っていたし、
少し体調が優れなくても、発熱するとか動けないくらいしんどいとかそこまでいかない限り「まだ大丈夫」だと思っていた。
でもうつ病で休職することになった時に
やっと自分が自分の本当の感情に無理やり蓋をしていたことに気づいた。
私は周りの人にどう思われるか過剰に気にしたり、嫌われたくないという気持ちが強い部分がある。
だから周りに心配や迷惑をかけたくなくて、
自分ができる範囲のことであれば他の人の頼みもなるべく聞いていたし、本当に理解ができないこと以外は肯定していた。
相手がほしい答えをなんとなく察してしまいほしいであろう答えを提供していた。
自分の細かい感情はないものとして無視していた。
そういうことを何年も続けていると、
自分の本当の気持ちがわからなくなっていた。
これが、いけなかったんだよなぁ。
心療内科の先生に
「色々考えてしまうだろうけど、それは全て病気のせいだから寝たい時に寝て、食べたい時に食べてね」
と言われた。
本にも、「自分の感情に素直になることが大切」という旨が書いてあった。
最初はそんな動物みたいな生活してていいんだろうか…と思ったのだが医者に言われたのだから仕方ないと思い、自分の感情に耳を傾けることを意識して生活するようにしてみた。
そうするとほんのちょっとだけ肩の力が抜ける感覚がした。
わざわざ人に伝えることはしない。
ただ感じたことを「ああ、そうなんだな〜」と自分自身でメタ認知するような。
「無理をしない」ことは
「自分の素直な感情を無視しない」ことなのかも
最近得た知見として記録しておこう。
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