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芸大で学び直す漫画家 #4 入学から約半年の感想

こんばんは!
Mナオキです(﹡’ω’﹡)

「芸大で学び直す漫画家シリーズ」第4回目は『入学から約半年の感想』についてお伝えしていきたいと思います。

絵の仕事と大学の学習を両立し続けた率直な感想とは?

この春から大学へ入学される方、現在検討中の方へ、何かの参考になると嬉しいです。


■最初に結論を述べます


もったいぶっても仕方が無いですから最初に結論を書いてしまいます 笑

入学して絶対に間違いなかったと思っています!

では、なぜそう思ったのか、更にはそう思いながらも正直大変な部分があったので併せてお伝えしていきましょう。

■芸大に入って正解だった点


1番は知識の引き出しが増えたことでしょう。

これは入学前から期待していたことですが、やはりその通りになりました。

まだ僅か半年でそう思っていますからね。
これから卒業までどれだけ引き出しを増やしていくことができるのか、今からとても期待しています。


私は絵を仕事にして約20年で様々な技術や知識を見たり学んだり経験したりしてきたのですが…

それは頭の中で感覚的に理解した(気分になっていた)知識であって、それを言葉や文章で表すだけの組み立てがあまり出来ていなかったのです。

※技術面ではなくて、知識面での組み立て不足がメインです。


例えるなら、パズルが頭の中で10ピースくらいの塊で沢山浮かんでいたものが、それぞれ組み合わされて、100ピース、200ピースという大きさに成長した感じ。

10ピースの時は部分的にしか見えていなかった絵や写真が100ピースになることで「より具体的に見えるようになった」…そんなイメージです。


このほか、芸術以外の分野も学び直すことができている部分も個人的には大きなことであったりします。

例えば、昨年取得した上級心理カウンセラーでの勉強を違う角度からもう一度学び直すことができた「心理学」であったり、これから学ぶ予定の「生態学」であったり、それぞれの専門分野の大学で学べる知識量には敵わなくとも、普段の生活ではなかなか学ぶことのできない分野の知識を広めていけるのはとてもありがたいことです。

中には絵の仕事に繋がっていく部分もきっとあるでしょうしね。


更には、学ぶ仲間ができたということも個人的には嬉しいことであったりします。

普段は通信での講義ですから他の生徒や教員と出会う機会はなかなか無いのですが、大学専用のSNSがあって、そこで全国各地の仲間とやり取りをすることで学習への更なるヤル気アップに繋がったり、地元と全く違う文化の生活や芸術を感じることができるようになりました。


細かく書こうとすればまだまだあります。

ただ、ザックリまとめただけでもたった半年間でこれだけの知識や変化を得ることができました。

だから本当に入学して間違いがなかったと思っています。


次は、そんな中でも「正直大変」と感じていることについてお伝えすることにします。

■芸大に入って大変な点


これは芸大だけに限らず本業と両立して大学や専門学校へ行く方ならどなたにも該当することだと思うのですが…

1番は圧倒的に自由時間が無くなるということ。

私は漫画の連載だったり個展だったり、入学前の時点で既に自由時間がほとんど無かった状態で、そこに大学での学習を無理やりぶち込んだ形になりますから(表現は悪いけど)、当然のことながら更に自由時間が無くなりました。


#3の記事でもお伝えしたように、1日平均3時間の学習時間を気合で捻出している状態です。

そのため、先月のように確定申告や絵の締め切り、試験勉強やレポートの提出期限が重なった時は地獄になります 笑


食料の買い出しと通院の時間以外はほぼ全て仕事部屋に缶詰め状態…


これは肉体的にも精神衛生的にも極めて良くないことです(汗)


覚悟の上で芸大へ入学したとはいえ、何らかの対策や調整はこの先必要かなと感じました。

私だって人間ですからたまには息抜きくらいしたいです 笑

■今日のまとめ


今回は芸大へ入学してから半年での感想を忖度抜きでお伝えしてみました。

大学や専門学校を「学ぶ場」と考えるのであれば、社会人から入学しても絶対に間違いはないと思います。

ただ本業を疎かにすることはやはり違うと思いますから、ある種の「覚悟」やスケジュールの調整は必要でしょう。

文章からメリット・デメリットを見極めた上で、皆さんの選択の参考となりますように。


noteでは現役の学生・受験生・学生ではない方問わず、コメントはいつでもお待ちしています。

それではまた、次回の更新で☆彡


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