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半径1mのお金と経済の話

お金や経済の話はとっつきにくく難しいですよね。ここでは、身近な話から広げて、お金や経済、社会の仕組みなどについて書いていこうと思います。 週一回、金曜(土曜かも)に更新します。 … もっと読む
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記事一覧

「きみのお金は誰のため」ボスの正体

灘高の宇宙人 先週1ドル160円を超えて、止まらない円安に世の中がざわついていたが、今週、…

田内学
3日前
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止まらない円安、政府の借金よりもヤバいこと

円安が止まらない。4月27日の外国為替市場で、円は34年ぶりの安値、1ドル158円台を突破した。…

田内学
11日前
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怒り心頭!!将来日本のシミュレーション

本日は、将来の日本のシミュレーションについて。 成長実現シナリオが手放しで喜べない理由 …

田内学
2週間前
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「きみのお金は誰のため続編(仮)」プロローグver0.1

2023年10月8日に「きみのお金は誰のため」の予約が始まってから、半年が経った。当初目指して…

田内学
3週間前
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『きみのお金は誰のため』の次におすすめ「お金本」診断チャート

書店ポップ用にこんなチャートを作ってみました。 あなたが次に読む本はどれになりましたか?…

田内学
1か月前
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高い商品を売っても賃金が上がらない理由

春闘での約5%の賃上げが33年ぶりの高さということで話題になっている。とはいえ、これは労働組…

田内学
1か月前
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今さら聞けない仮想通貨が上がる理由

日経平均が4万円を突破した。史上最高値を更新すると、「自分は乗り遅れていないか」と焦る人の声が聞こえてくる。これは株式市場に限ったことではない。 代表的な暗号資産(仮想通貨)であるビットコインも、3月に入って史上最高値を更新し、一時7万ドル(約1000万円)を超えた。2030年までに、150万ドルにもなるという予測もあるそうだ。 ドルなどの外国通貨への投資だけでなく、仮想通貨への投資もここにきて注目を集めている。 この仮想通貨の値上がりのメカニズムとは何なのだろうか。

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大谷翔平から考える日銀利上げとYCCの仕組み

今朝の日経新聞を見ると、 「賃上げ拡大で17年ぶり利上げ」と書かれていた。 「ああ、またか…

田内学
1か月前
54

「書く才能」とは、AIを超える〇〇力

今週、関西大学梅田キャンパス内にあるスタートアップカフェで、佐渡島庸平さんと対談イベント…

田内学
2か月前
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”6万倍に値上がりした松茸”から考える雇用の流動化の必要性

腰が痛い。 最近、ずっと座ってキーボードを叩いている。 もしくは、調べものをしている。 無…

田内学
1年前
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『タカラヅカ問題』という没落日本の縮図

伝統という名のウラ部則 昨年9月、宝塚歌劇団の所属女性が転落死した事件。 亡くなった女性の…

田内学
2か月前
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日経平均最高値更新 そのウラで密かに進行していること

今週、日経平均が史上最高値を更新して3万9000円を超えたらしい。 カール・ルイス、覚えてま…

田内学
2か月前
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読者の皆さん、一票を投じてくれた皆さんへ

ご報告があります。 『きみのお金は誰のため』が ビジネス書グランプリ2024で【総合グランプ…

田内学
2か月前
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投機マネーは美術界に何をもたらすか?

今週、「読者が選ぶビジネス書グランプリ」で自著「きみのお金は誰のため」が総合グランプリをいただきました。 投票してくださったみなさんありがとうございます。 さて、今週は美術界に流れる投資マネーの話です。 ####今回はアートコレクターズ2024年2月号の転載になります#### 投機マネーが美術界に押し寄せてきているそうだ。投機とは値上がり目的のために商品を購入すること。美術品が高値で売れるのであればアーティストにとっては悪いことではなさそうだが、いつかバブルが弾けるの