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キャリアの停滞期の突破術、ミドルのスキル

研修やキャリア相談では、参加される方の視点を現在から未来に移動させる役割も担います。3年後、5年後はどんなことが起こるのか、その時にどんな生活を送っているのか、仕事では何をしているのかと考えていただくのです。

また、考えられる課題に対してどのように対応するのかを一緒に考えることもよくあります。

深刻な課題に直面しているときや、ネガティブな考えばかりが沸き起こるときは、人は目の前のことだけに関心を向けがちです。そのような時にでも、現在と未来を行き来しながら考えたり、解決のために何ができるかと考えると、気持ちの持ちようが変わってくるのです。

ご経験や職種柄、目の前の細かいことだけに集中して強みを培ってきた方もいらっしゃいます。それらの強みも活かしつつ、専門家や同じ立場の参加者の力を借りて、いつもより高い位置から物事を捉えたり、主体的な解決の方向性を考えてみる。小さなきっかけによって、物事が進むこともおくあります。

他者の力を借りる、いつも使わないスキルを活用する。
キャリアの停滞感を感じることが多いミドル世代だからこそ、意識したいですね。