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来春の自分をイメージしたら、わくわくしかしなかった

私史上初めて14年も続けた会社を来春辞めます。

長く続けた会社を辞める時って、どうしても不安とか恐怖とかが付きまといますよね。だって、このまま続けていたら安泰ですもの。人間関係だって新しく作らなくてもいい。仕事も覚えなくてもいい。脳死で仕事ができる(手抜きじゃないですよ!誤解のないように……)

ハゲるんじゃないかな……。と思うぐらい悩みました。でも・けど・だって……が、ぐるぐるぐるぐる止まらないストレス。答えのない質問を自分にし続けて、イライラも溜まっていく。どんな中で、やっと出せた答えが「会社を辞める」でした。

決断してしまえば、不思議と不安も恐怖も何もなく、ただただ来春が楽しみで仕方がないです。

ライターと事務共通のスキル


私はそもそも今の会社に派遣で入りました。そこからアルバイトになってトータル14年。大したスキルはないけれど「全部自分ごとに考える」これだけで、必要としてもらえる人材でいました。

これライターでも同じです。例えば、私の仕事はSEOライティングだとします。SEOライティング以外は知らない。ってなるライターと、クライアントが悩んでいるポイントを巻き取れるライター。どっちがいいかは明白ですよね。

事務もライターも「私の仕事じゃないし」ってならないマインド? はとても大事だと思います。大したスキルのない私でも、そこだけで仕事している気がします笑

多分小1の壁がなければ、今の仕事やめてなかったと思います。

ワーママにとっての小1の壁はエグい

「これ……通勤無理じゃない?」
小学1年生はとにかく早く帰ってきます。学童はマストですが、問題は習い事です。
娘は今の保育園がやっている、アフタースクールに入ります。学童とアフターの距離は1駅。小1の子供が自分で歩いていくなんて、不可能です。

送迎ができるのは、私だけ。始業は10時。アフター送迎のためには、退勤は14時になります。たった4時間のために電車で40分かけて通勤する。控えめに言ってタイパが悪すぎる。

辞める話は1か月前に1度しました。でも子ども以外に理由がなかったから「保留」を覆せませんでした。

でも今回は「小1の壁」以外に「ライターを本職にする」というメンタルを削ってまで考えた答えがあります。渋られたくらいで揺らぐわけもなく、スパッと「辞めます」と言い切れました。

立つ鳥跡を濁さずは徹底します

「3月末まで来るってことでいい?」課長からそう聞かれたので、私は即答で「どっちでもいいのでお任せします」と答えました。本音を言えば、2月末までの勤務で、3月いっぱいは有休消化にしたかったです。

でも14年も勤めて、人間関係も良好。嫌なこともたくさんありましたが、お世話になったのは間違いない。

私が辞めるのは、上司にとっては不本意なこと。そして、3月末まで働くのは私にとっては不本意なこと。

両者の不本意なことがぶつかるのだから、お互いに妥協をしないと綺麗にやめられない。だからこそ「3月末までは出勤します」となったわけです。

時々「私が辞めたいタイミングでやめる」みたいな人いますけど、残された人の気持ちを考えられないのは最低だと思います。数か月前の退職宣言は、言ってからちょっと行くの嫌ですけど笑

過去、やめる1か月前に退職を言い出したのに、有休消化含めて1か月という殺意しかないやめ方をした人がいました。やっぱりどんなに有能な人でも、そういう辞め方をすると、人として最低。となりますよね。

病気でやめる以外は、綺麗にやめるのは鉄則です。

「何が楽しいのか」を考えてみる

子どもがいるのに雇ってもらっている。それなのに辞めるのはもったいない。これすごくよく聞きますし、共感しかないです。

でも、楽しくてやりたい仕事を我慢してまで、その仕事続けますか? もちろん、やめた後のビジョンは必要です。私も小1の壁対策を考えて、ライターを伸ばしてきました。

今楽しいと思える仕事が見つかっているなら、伸ばしましょう。本業がなくなるのが不安なら、不安がなくなるまで伸ばせばいい。ママだから、せっかく本業があるから、と理由を付けて「楽しい仕事」を諦めてしまうのはもったいなさすぎます。

さいごに

私は控えめに言って、凡人です。だからこそ、たくさん成長したいって思うんです。娘にお金の心配をさせないために。楽しい生活をしていくために。

だから今楽しい仕事が見えている人は、ぜひ挑戦してほしいです。ただの凡人である私でさえ、会社をわくわくしながら辞める決断ができました。

今の楽しみは、来春なにするかを考えることです。


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