朝起きて、友人からのLINEで、訃報を知りました。心の準備なんて結局いつまでもできないけれど、こんなに悲しい朝が、こんなに早く来てしまうとは思わなかった。思わないよう、信じていたかった。

幸宏さんのおかげで、音楽が大好きで夢中になる喜びや、今音楽を届けてくれる有り難さ(これはいろいろとしんどかったけど)、当たり前じゃないから今を大切に応援すること、幸宏さんを通して出会うことができたアーティスト・新しい好きと出会ったときの興奮、何より、わたしはちゃんと音楽が大好きなんだなということ、たくさん思い出し、思わせてもらいました。
こんなに泣けるほど好きになれてよかった、とは言えないな。とにかく悲しい。悲しいなぁ。

50周年ライブで、映像でも音声でも出演が叶わなかったとき、もしかしてそんなに覚悟しなくちゃいけないの？と、一度は思いました。気丈に演奏する錚々たる出演者、幸宏さんがいたらこんな夢のような舞台はないのに、アンコールで矢口さんが泣いてしまっている姿を見て、そこからはもう「幸宏さんが死んじゃったらどうしよう」という思いで、帰り道までずっと涙が止まらなかった。
それでも、「幸宏さんは何せかっこいいから、かっこいい姿しか見せたくないんだろう、元気になったらまた幸宏さんの声が聞ける」と、今日まで信じていました。

幸宏さんの歌を聴いても悲しく思わないように、ドラム凄すぎる！ってただわくわくできるように、これからもずっと大好きで夢中で聴き続けます。やっぱりユキヒロさんは、最高にお洒落でかっこいい。ありがとう、愛こそ、すべて！