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漫才の起源調べてみたらお笑いの考え方が変わった話

小説「火花」を読んでいたら

歌舞伎や能の起源は神に捧げられる行事であったと聞いたことがある。

と書かれていたので、漫才の起源ってなんだろうと思って少しだけ調べてみました。

「文化デジタルライブラリー」によると、新年にめでたい言葉として家の繁栄と長寿を祝う「千秋万歳」を略して「万歳」と呼び、吉本興行が「漫才」という表記を始めたようです。吉本がお笑いに強いっていうのは知ってましたが、「漫才」という言葉を作ったのは初めて知りました。
また、お笑いの根底の考え方として

日本人は神様に笑いを捧げることが福を招くことにつながる

こんな考えが根底としてあるんだというのが面白いと思いました。お笑いをみてるときに、芸人は視聴者であるお客さんを笑わせようとしていますが、実は神様を笑わせようとしているんだ(そんなこと考えている芸人はいないと思いますが😅)という新しい見方ができました。お笑いのジャンルがいろいろあるのも、日本では八百万の神と呼ばれるように多神教であることから、いろんな神様にお笑いを提供しようとしているのかもしれませんね。

最後に

小説を読むことで、語彙力だけでなく疑問に思って調べることができて学びが得られるので本を読むっていうのはいいことだなと思いました。優れた舞台芸術を身近に触れる機会を提供する目的で「文化デジタルライブラリー」というのが作られたらしいですが世の中、知らないことがいっぱいあるなと思いました。
まだ、火花全然読めていないので、少しずつ読んでいこうと思います😊(毎回、調べてたら全然読み進められない🤣)

参考

https://www2.ntj.jac.go.jp/dglib/contents/learn/edc20/rekishi/manzai/index1.html

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