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令和の下克上

角川文庫から出ている
「まんが日本の歴史」をご存じですか?


落ちこぼれを東大へ合格させるドラマ、
ドラゴン桜で、歴史を勉強するには、
この漫画を読むのが一番手っ取り早い、
と紹介されたことで有名になりました。


我が家も長男が今年、中学受験だったので
昨年、この本をプレゼントしました。


ところが実際に息子よりも僕の方がハマってしまって
僕の方が真っ先に一気読みしちゃいました(笑)


こういう歴史の本を読むと、
いつも気が付くことがあります。


それは時代が変わっても、
人間の本質は変わらないということです。


特にあやまちや争いごとは
ほとんど、同じ理由で繰り返されています。


お金、地位、名誉、貧富の差、
これが原因でいつの時代も争いが起きます。


中でも大きな争いはいつも下克上、
つまり、下位による権力の奪取です。


最も新しい権力の奪取はご存じ明治維新ですよね。
僕も明治維新が大好きで今回の漫画も
まず明治維新のところから読んだぐらいです。


明治維新の始まりもやっぱり同じで、
幕府が米を買い占め国民が貧しくなったところから物語は始まってます。


自分たちは貧しい生活を強いられているのに
おかみの連中は贅沢な暮らしをしている…
そんな不満が爆発して物語は進んでいきます。


そして坂本龍馬や西郷隆盛、松田松陰などが現れて
最後には大政奉還を成し遂げるわけです。


なんか・・・


そっくりではありませんか?
今のコロナ時代と。
そして、政府と国民の関係に。


民間企業、特に店舗系はどこも昨年から
ギリギリの状態で運営しています。
新聞社の調査では9割の企業が何らかの形で
コロナの影響を受けているそうです。


特に今の段階では経営者やオーナーが大変で
何とか従業員の給料を払ってる状態。
でも、これもそろそろ限界に達するでしょう。


そうなると今度はリストラや給料カット、
春頃には従業員にしわ寄せが来ると言われています。


そして国民全体が貧しくなってきます。
そん中でも、国会議員や公務員は
いつも通りボーナスをもらうわけです。
議員は昨年の12月にもしっかり300万円の報酬を受け取りました。


そして今年も。
このままだと一切の給付金がないまま、
議員だけ高額な報酬を受け取ることになります。


僕はこの辺りが沸点かなと思っています。
おかみは命令だけして補償も何もしてくれない。


僕にも東京の飲食店を経営している仲間が何人かいます。
もう彼らは瀕死の状態ですよ…
まったく合理性に欠ける時短営業を強いられ、
補償はたったの一日6万円・・・


要請に逆らって営業しても、
経費だけが負担になりかえって赤字が膨らむだけ。
おかみは簡単に時短要請や営業自粛を口にするけど
飲食店経営者にとっては死刑宣告なんです。


ただ。


これまでは多くの経営者が要請に応じてきました。
しかし、ここから先は、もう言うことは聞かないでしょう。


営業を行い、感染対策もしなくなると思います。
その根底には…


「なぜ自分たちだけ我慢しなければいけないのか」


という思いがあるからです。
僕が読んだ歴史の漫画とはじまりは全く一緒です。


自分たちだけ我慢しておかみは贅沢な暮らしをしている。
こうした不満から革命者のようなヒーローが現れます。


日本はまさにいま。
この歴史を繰り返そうとしているのです。


誰がヒーローかはわかりません。
ホリエモンかも知れないし、大阪府知事の吉村さんかも知れない。
N国の立花さんかも知れないし、小泉進次郎かも知れない。


でも、歴史を見ても分かるように
ヒーローはある日、ぽっと出てきます。
今まで表に出ることのなかった人が
長年、準備をしてきて満を持して出てくるもんです。
そういった意味では、今はまだ誰も知らない人かも知れません。


どちらにしても、もうすぐ何かが起きる。
政治が国民に不満を与えれば与えるほど、
その可能性はどんどん大きくなります。


じゃあ、具体的に何がどう変わるのか?
これはもうBIしかないと僕は思っています。
(ベーシック・インカム)


コロナ、少子高齢化、GDP低下、
これを救えるのはBIしかないから。


国連開発計画からもBIに関する最新のレポートが出され、
ただちにBIを導入すべきであり、
そうすれば30億人の外出を抑制し感染拡大を防げるとの見解を示しました。


世界はいま、確実にBIへ舵を切ろうとしています。
最低限の生活を保障され、お金の心配がなくなった時、
あなたは何をしたいですか?
これを今から考えておくと良いかと思います。


僕はずっとドラクエをしていたい(笑)


サポートエリアまで読んでくれてありがとうございます。 頂いた金額は息子のお小遣いにします。