見出し画像

日記:アンガーを1つ

こんばんは。アンガーコントロールで
1つできたことを記しておこう。

 子の塾の保護者会に参加していたら、Apple watchが振動した。子供からのメッセージが複数飛んできたのである。「ゲームが制限されててできないんだけどなんとかして💢」と。振動が止まらない。面倒くさいのだが、スマホをこっそり開いて、アプリの制限を緩めてあげた。それで落着するはずだった。

 が、しばらくすると「まだできない!!」とクレームが飛んできた。明らかに怒っている。なんらかの不具合で制限が解除されないらしい。「今は無理だから後にして」と短く返信したが、怒りの通知が連投されてくる。

 私もだんだん怒りゲージが溜まってくる。そもそも君のための塾の保護者会に出ているのだ。その真っ最中に割り込んでくる。そして親に向かって失礼な暴言を吐くとは許せん。プッチーンとくる。

 ふと、この前の日記を思い出した。そう、これはまさに私が怒ってしまうパターン。相手の要求に対して善処したのに、まだ上手くいかずに踏み込まれる。こちらも精一杯なのに。うるせ〜っと、ぶっ飛ばしたくなる。

 フーっと息を吐く。脳の違う部分に意識を戻して、言い聞かせる。

「この怒りは彼のもの」
「この怒りは彼のもの」
「この怒りは彼のもの」

「私は私」
「私は私」
「私は私」

 呪文を唱えていくと、暴走しそうな感情にブレーキがかかった。怒りの波のテッペンが見えた気がして、なんとかやり過ごすことができた。

 その後、家に帰ると、子は感情が爆発して泣いていた。私はゲームを直してあげた。あっけなく静かになった。

 私の中でまだ燻っていた怒りの残火を抑えるため、布団に包まった。noteに経緯を書き起こすとようやく穏やかになれた。元々体がとても疲れていて怒りやすい条件が揃っていたことに後になって気がついた。

 もしあの時、怒っていたら今日はどんな1日だっただろう。子供を泣かせて自分も後悔していただろう。

 よく抑えたよ。たった一つだけど、行動を変えることができた気がした。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?