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イライラやモヤモヤはコントロール出来るって知ってました?感情は選ぶ事が出来る。

怒りは、沸き上がって来るもので、仕方のない物なのか。
沸き上がったヤカンの様に、後は熱が冷めるまで待つしか無い物なのか。


怒りや恐怖という感情は、
自然と湧き出て自然と薄れて行く物なのか。

『夜と霧』の著者である
ビクトール・E・フランクルは
自身の精神科医や心理学者の話では無く。

ナチスの強制収容者としての体験を綴っている。

収容中に一抹の不安もあった
友人や家族の安否、自身も生きて帰れるか?との不安を“ユーモア”で紛らわし
いつかは抜け出せる。と希望を失わない事に努めた。


しかし、次第に環境は劣悪化して行き仲間が仲間の死肉に群がると言った地獄絵図の状況に。


精神も身体も疲弊しきって行く。


もし、あなた自身
「手足の自由を奪われ麻酔無しで胸を開かれる。」
そういった状況に置かれたとしたら何を思うだろうか。

現実から目を背けて「早く終わってくれ」と願うだろうか。

相手の顔を覚えて「地の果てまで追いかけて復讐してやる」と思うだろうか。

彼は
「人間とはなんて自由なんだ!」と語っている。

気でも触れたか。
そう感じたかも知れない。

もしかしたら〜
相手もやむ負えない事情があっての事かも知れない。
家族を盾に取られ、どうしようもなかったのかも知れない。


そう捉える事で、彼は相手を許そうとした。


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手足の自由を奪われ、人間に残されたたった一つの物。

それは、与えられた運命に対して、自分の態度を選ぶ自由。

自分の在り方を決める自由である。

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つまりは、『感情は選べる』事を知ったのである。

捉え方を変え、人は感情を選ぶ自由がある。


身体の自由を奪われても
感情の自由までもは奪われない。


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