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効果抜群!しつこい歯周病をようやく撃退!!

3ヶ月ぶりのスケーリング。
通い慣れたデンタルクリニックで歯のチェックをしてもらうと
歯科衛生士さんがバタバタっと動きを変え、先生の元へ。

いつもと違う雰囲気に「虫歯かな・・」と少し不安になります。
先生に観てもらうとすぐにレントゲン撮影。
結果、予想もしない診断結果が出ました。

「歯周病ですね」

炎症が生じ、すでに歯槽骨が溶け始めているとのこと。
当時まだ36才。まさか自分が歯周病になるなんて思いもしませんでした。
そしてこの日を境に歯周病との長い戦いが始まるのでした。

歯の状態

発見が早く、今すぐ抜歯しなくてはならない状態ではないみたい・・。
とはいえ、膿も溜まっていて中程度まで進行しています。たった3ヶ月の間で
こんなにも歯周病って進行するんですね。。

発見時の症状一覧
・歯周ポケットの深さ 5mm
・出血あり
・歯茎の腫れ
・歯茎がぷにょぷにょしている
・歯茎を押すと膿が出てくる
・歯槽骨が溶け始めている

歯周病になってしまった歯は随分昔(10代の頃?)に虫歯になってしまい、金属の被せものをしている歯でした。被せものをしている歯は汚れが付着しやすく、歯周病を引き起こすリスクが高いそうです。被せものをしている歯がある方は入念なケアーをおすすめします。

問題が発生した歯の写真です。(見にくい & 醜い写真ですみません。。)
白丸で囲った被せものの歯が歯周病トラブルの歯です。

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スマホの自撮りでピントが合わずボケいますが、この歯の外側(写真左側)の歯茎が腫れて出血し、膿が出てきている状態でした。この写真は歯周病撃退後の腫れが収まっている状態ですが、発見当時は赤黒く頬側に歯茎が腫れ上がっていました。ただし痛みはなく、デンタルクリニックで観てもらうまで自分では気づきませんでした。

【治療 1回目】 抗生物質の薬治療

先生の診断後、通常のスケーリングを行ない、腫れている歯周ポケットに抗生物質の薬を入れてもらいました。まずは薬で菌を殺し、腫れが収まるか様子を観てもらうことになります。一週間後にまた来てということでこの日は帰宅。不安を抱えながらの生活が始まります。

歯周病対策① ハミガキ粉

一度歯周病だとわかると居ても立ってもいられません。これ以上進行しないように自分なりの対策を始めます。まず思いつくのは「ハミガキ粉」です。
それまで愛用していたのは「美白スミガキ」でした。炭の力で歯を白く保つハミガキ粉です。しかしこれでは歯周病対策にはならない・・。

そこで歯周病に効果があるハミガキ粉を試してみることにしました。
まず最初に試したのは「生薬の恵み」。

「歯槽膿漏を防ぐ」・・・屈辱的。
こんなハミガキ粉なんて、入れ歯寸前の爺さんが使うものだと思っていた・・。
まさか30代でお世話になることになるとは。しかし今はそんなことを言っていられないのでしかたなく購入しました。

さすがに生葉までは手が出せなかった!笑
生葉は高いし、レジに持っていく自分の姿を想像するとどうしても悲しくなり。。
しかし生薬の恵みも600円くらいでハミガキ粉としては十分高い!

歯周病対策② 歯みがきの改善

次に取り組んだ対策は磨き方の改善。
といってもよく言われる歯茎に対して斜め45度からのブラッシング。
生薬の恵みを付けたブラシで入念に歯周病にかかった歯を磨いていきます。

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[引用] 三浦歯科医院
https://www.miura-shika.net/blog/info/本当に正しい歯磨きの仕方を知っていますか?パ-2/

歯周病対策③ マヌカハニー

殺菌効果が高いと言われるはちみつ。
その中でも最も効果が高いと言われるマヌカハニーを試してみることにしました。

マヌカハニーはニュージーランドに自生する植物「マヌカ」の木に咲く花の蜜から作られたはちみつのことです。殺菌成分があり、傷口に塗ることもあるとか。炎症も抑えられ様々な疾患に効果があるとされています。

マヌカハニーの品質はしっかりとチェックされており、UMFやMGOといった規格があります。簡単に言えば抗菌作用を数値化したもので、数値が高いほど抗菌作用が強いことになります。

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[引用] KAWASHIMAYA
毎日一匙のマヌカハニーで健康生活! マヌカハニーの効能や選び方、おすすめの食べ方をご紹介

私が購入したのは確か5000円ほどのマヌカハニーでした。
UMF15+くらいだったかな?普通のはちみつと違い、薬っぽい独特の味でした。
はちみつとして考えればかなり高額なので迷いましたが、歯を失うよりは・・と思い近くのイオンモールで購入。

はちみつは虫歯にならないため、寝る前に歯周病の歯のまわりにマヌカハニーを垂らして就寝することにしました。藁にもすがる思いとはこの事。

【治療 2回目】 SRP

抗生物質の薬を入れてもらってから一週間。
今のところ自覚症状はまだないものの、鏡で見たところ変わりないし、これしきの歯周病対策では効果は出ないか・・と半ばあきらめモードで経過観察のためにデンタルクリニックへ向かいました。

先生に観てもらったところやはり腫れが収まっていないため、歯を少しでも長く持たせたいのであれば、早めに歯周病の治療に取り掛かった方が良いということで、最初の治療を行ないました。

SRP(スケーリング・ルートプレーニング)と呼ばれる歯茎内の歯石除去治療です。簡単に説明すると、普段行なうスケーリング(プラークや歯石除去)を歯茎の中まで行なう治療です。

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[引用] NOBLE DENTAL OFFICE
歯周病治療

最初治療を受けるときは少し不安でしたが、麻酔さえしてもらえば全然痛みはありません。これで治るなら楽勝じゃんと気分が上がったのを覚えています。
実際SRPを行なった後、一週間後の経過観察では歯茎の腫れが収まり、歯茎の状態が改善していました。

歯周病対策④ デントヘルス

SRPから3ヶ月が経過。
歯茎の腫れも収まり歯周病の心配が徐々に薄れてきたころ、お酒を飲んだ翌日のことです。

「歯に違和感を感じる・・」

歯の根っこがうずく感じで、鏡で見ると歯茎が再び腫れていました。
「またか。。」と落ち込みつつも何かまたできる対策はないかと考え、購入したのがデントヘルスです。

感触はやわらかいセメダイン。味はメンソールのような爽快感を感じつつも決しておいしいものではない。むしろ体に良くないんではないか?と思うような味でした。でもこれで腫れが収まってくれればと歯磨きの後に朝昼晩の3度、歯茎に塗るようにしました。でも結局劇的な改善は見られず。。

【治療 3回目】 フラップ手術

さていよいよ一番恐れていた治療を行なうことになります。
それは「フラップ手術」と呼ばれる治療です。

前回のSRPで3ヶ月間症状は落ち着いていましたが、SRPでは歯周ポケットのもっと深く根っこの部分にある汚れを取り切れないため、歯茎の腫れを繰り返す状態が続いていました。

それで今回はフラップ手術を受けることになります。
これはなんと歯茎を切開して歯の根っこを露出させ、目視で歯の根っこの掃除をするという治療です・・。恐ろし過ぎる・・

しかしこの時点で歯の根っこにうずくような痛みが生じており、これまでの対策でも改善が見られないため、意を決してフラップ手術を受けることにしました。
麻酔で感覚はないはずなのに、歯茎を切られ開かれていくような感じがする。。(もちろん麻酔しているので痛みはほぼありません)

二股に分かれている歯の根っこの間をガシガシ掻き出され、汚れを取っているのがわかります。ちなみに私の場合、根っこの間に病巣があり掃除が非常に難しいそうです。完全に取り切れない場合があるとのことでした。歯周病も病巣の位置によって難易度が異なるようです。

きれいに掃除していただき、歯茎を縫い合わせて無事にフラップ手術が終了。

歯周病対策⑤ コンクールF

フラップ手術の際、傷口がまだあるため口腔内の菌をなるべく減らしたいということで先生に勧められたのが「コンクールF」です。

コンクールFの殺菌効果は絶大で「虫歯になりにくい」、「歯肉炎が収まった」等の口コミが多く、歯医者さんもイチオシのうがい薬です。

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コップに水を入れ、コンクールFを5〜10滴ほどたらします。

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よく混ぜるとこんな感じ。

フラップ手術後は生葉の歯磨きとマヌカハニー、コンクールFを朝昼晩と行ない、目立った症状は現れず比較的良い状態が続きました。このまま安定してくれれば!

【治療 4回目】 SRP

フラップ手術から半年が経過し、通常のスケーリングでクリニックを訪れた時のことです。歯科衛生士さんが「歯茎が腫れて出血が見られますね」とのこと。すぐに先生に確認していただき、今日またSRPをやりましょうということになりました。

フラップ手術で長らく落ち着いていましたが、やはりこの半年間で歯周ポケットに汚れが入り込んでいき、腫れが生じてしまったようです。定期的にSRPによって汚れを取りつつ、それでも改善しない場合はフラップ手術をもう一度しなければならないと言われました。

今後は菌が増えすぎないようにコントロールしていくことで歯を長く持たせようという作戦です。先生曰く、一度歯周病菌が入ると根絶するのは難しく、対処療法をしながらうまく付き合っていくしかないとのことです。
それでこの日はSRPをしていただき、次にまた腫れたら2回目のフラップ手術をしましょうということになりました。

歯周病対策⑥ 劇的改善法

歯周病が見つかってからここまで約一年。
SRP2回、フラップ手術1回、ハミガキ粉、磨き方改善、マヌカハニー、デントヘルス、コンクールFと様々な治療と対策をしてきましたが、結局歯茎の腫れは繰り返し、ずっと悩まされ「いずれは歯が抜けるのか・・」と考えました。

歯がなくなったらインプラント?入れ歯??

いくらするんだろう。。高いし維持するのも大変そう。。
まだ37才だし、今から歯周病で今後どうすんだと悩みました。

悩んだ挙げ句、諦めの悪い私はなんとかして歯周病前の状態(歯のうずく痛み、歯茎の腫れがない状態)を取り戻したいと思い、試行錯誤の日々。フラップ手術をしなくてもよい何かできる対策はないものか考えました。その結果、劇的な改善法にたどり着くことになります。

私はこの対策を行なうようになってからSRPやフラップ手術を受けるような歯茎の腫れを起こすことはなくなり、良い状態を保てるようになりました。先生にその対策を行なってから歯茎の調子が良くなったと伝えると「それはすばらしい対策ですね。ぜひ続けてください!」と先生のお墨付きを得るほどの効果が表れています。

きっと同じ悩みを持つ方はこれまで紹介してきたような対策をしながら、しつこい歯周病に悩まされ続けていると思います。抜歯もしかたないのかと諦めかけている方もいらっしゃるかもしれません。でもあきらめないでください!まだ自分でできる改善法があります!「そんな方法が本当にあるんかい」と疑われるかもしれませんが、ぜひみなさんにもその効果を確かめていただきたいと思っています。

その劇的改善法をこれから紹介します。

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