iPhoneの使いづらさに驚愕。性能のiPhone・使いやすさのAndroid

今月になって、iPhone SEを購入しました。最後に持っていたiPhoneが3GSなので、モデルとしては10年以上の開きがあります。別世界です。「はじめてのiPhone」体験をしているといっても問題ないでしょう。Androidを使っている時期にソシャゲに手を出したので、ゲームのアカウント移動が手間だからと、ずっとAndroidのまま過ごしてきました。

iPhone (Apple) のイメージといえば、優れたデザインとユーザーエクスペリエンスです。iPhoneに乗り換えたのでそちらの向上も期待していたのですが、期待外れでした。それどころか、iPhoneのあまりの使いづらさにびっくりしているところです。

🤔操作手順がわからなくて調べると、モデルごとに操作方法が全然違う

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🤔操作ボタンが1個しかなくて、前に戻る方法がアプリケーションの設計次第

戻るだけで小技扱いってなんじゃい。Chromeは画面下部に戻る/進むボタンを出してくれますが、上にリンクを貼った記事中にあるように「左上隅」という最悪の位置に操作ボタンがあるアプリやWebページは多いです。(そのデザインをするならスクリーンサイズを大きくしてはいけない、あるいは大型化するときに方針変更すべきだったのでは?)

🤔音量0にしても操作音が鳴る。画面をロックしたとき、何かの通知が来た時、音が鳴ります。「iPhoneユーザーは操作音を消さないのでカス」と思っていましたが、そうではなくてiPhoneの設計が悪かったのです。

iPhoneはわかりやすくて安心して使えそう…といった印象は、全く的外れであったことがだんだんとわかってきます。

🤔スクリーンショットのファイル名がただの連番で最悪。Androidでは、機種依存ですがだいたいは日付時刻、親切な端末だと日付時刻アプリ名になることもあります。

名称未設定-1

スクショと写真に同系列の連番が振られて同じ場所に突っ込まれるのには閉口しました。フォルダ直接見に行くのをやめてAppleのアプリを使えってことかもしれないですけど…

🤔ホームのアイコンが勝手に詰めて並べられる。Androidユーザーだと、お気に入りの壁紙を邪魔しない位置にアイコン並べるじゃないですか?

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どうやらiPhoneではできないらしいのです!透明アイコン(壁紙と同じ模様アイコン)を作る技とか、もう涙なしでは見られない。

このように、色々なところで「Androidの親切さ」を感じることとなりました。大昔は国産Android機の出来が全ての面でひどかったために、Androidは安いけどすべてが悪いといっても間違いではありませんでした。昨今は中国系メーカーの台頭による全体的なクオリティライン向上に加えてAndroid自身の成熟もあり、当時の印象は忘れてしまってよいです。

ではiPhoneの良いところは?

性能圧倒的性能差。要はゲームをするときの体験が段違いです。これはよく言われるように、iPhoneに対してはAppleのiPhoneに最適化すればよいけれど、Androidでは色々なスペックのものを相手にしなければならない…という点がありますが、そもそもストレージ性能と即応性が全然違います。ハードウェア+OSの話。特に音楽ゲームなど、1/60秒でもプチフリしたら損害が出るゲームの場合に覿面。

バックアップ。これはAppleのiPhoneという囲い込みの中に入る利点です。

技術力。地味な話題なんですが、AppleがGoogleより先行していると感じたのは、AR関係のライブラリが出はじめたときです。ゲーム方面でAR・MRの評価をしていたとき、AppleのARkitとGoogleのAR Coreでは認識能力に大きな差がありました。もしARがブームを起こしていたら、iPhoneが圧倒的にシェアを伸ばしていたでしょう。AR流行らなかったけど。

立ち位置が逆転したiPhoneとAndroid。使いやすさのiPhoneをGoogleの技術で追いかける、という勝手なイメージは、いつのまにか逆転していました。

意外かもしれないiPhoneユーザー層

自分で触ってみてようやく、昔数字で見ていたiOSとAndroidのユーザー特性の差もわかってきました。iOSに廃課金者が多いのは間違いないが、Androidの方がユーザーあたりの平均課金額が高い、という不可思議とも思えた現実を…。(安いので色々我慢して使うのがAnrdoid、だと思い込んでいたことがあった)

コスパや使いやすさを優先するユーザー層はAndroid、ブランドや性能を求める層がiPhoneに対してプラス評価を与えます。iPhoneは、スマホではなくiPhoneが欲しい「Androidなど選択肢にない富裕層」「生活レベルのブランドとして持ちたい貧困層」に二極化しているのでしょう。おそらく中間層は相対的にAndroidが多いと。生活レベルのブランドというのは、ひと昔前で言えば「カッコイイ車」です。入社したら高給でなくても即ローン組んで買ってたような。単純に iPhoneのほうが高級でユーザーもお金持ち と思っていると見誤りそうです。

iPhoneだけ先行リリースしたスーパーマリオランで「1200円は高い」と炎上したことも…

割賦審査で落ちるような人がiPhoneを買おうとしていることも…

納得がいくようになります。



note試用中。投げ銭が時々でも入るようなら真面目に続けようかと。COMP買って栄養の足しにします…