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53日目 →大阪

《少し寂しくて暖かい旅の終わり》

日本への飛行機に乗り込みました。
羽田まで14時間だったんですが、乗った瞬間に残りフライト時間が12時間10分になっていました。
時間巻きすぎです。ありがたいですが。

機内食。これは米なのか?という米でした。
あと機内食あるあるの左上のやつ、いつも正体がわかりません。

アメリカに来るときに観た映画がなかったので続きが観られません。

代わりに、帰国したら絶対に観ようと決めていたフォレストガンプがあったので観ました。
一期一会の出会いを大切にして、人生を成功させていく物語です。本当に良い映画です。
帰り道にふさわしい1本でした。

あとは軽食が2回出てきました。あまり見たことないタイプです。パンからやたら汁がこぼれました。

12時間半の末、羽田に到着しました。
久々の怒涛の日本語表記、安心しまくりです。

荷物の受け取り。ニューアークで預けたとき、伊丹まで荷物は行くから受け取らんでええでと言われたんですが、受け取り必要でした。
ただこれは想定してたので問題ないです。

自転車のチェック。ある程度の傷や損傷は覚悟していました。
まずは輪行袋が破れて両側のペダルがこんにちは。
あとハンドルの部分も破れていました。

その他細かいものも合わせると、10箇所以上破れていました。本体がどうなっているのか怖いです。

この輪行袋とはオサラバすると思います。
先々代の自転車のころから約6年間、日本中をコイツと旅してきました。

元々買い替えを検討していたので、最後にアメリカ横断でお役御免になるのはある意味ふさわしいと思います。
今までよく戦ってくれました。ちゃんと成仏されることを願います。

気を取り直して今度はターミナル移動です。第3から第2へ。
この荷物を抱えてシャトルバスの難易度は異常です。周りに死ぬほど迷惑をかけました。

無事に第2ターミナル。飲食店がかなりあって、なかでもカツオ出汁の香りがしたときの感動は半端なかったです。

ANAにて再度預け荷物。
海外のツーリングですか?って聞かれたので、アメリカ横断してきましたってドヤ顔で答えときました。
お姉さん目をまん丸にしてくれました。楽しいです。

自転車のチェックができるスーパーバイザーが来るまでけっこう時間がかかりました。
予定より早く着いててよかったです。

余った現金の再両替もしときました。
このときの1ドルが151円だったので、割と良いレートだと思います。
1ドルあたり3円しか損しないなら、後半無駄に使わなくてもよかった気がします。

羽田には、前職の会社の同期が迎えに来てくれました。横断中もずっとLINEで愚痴を聞いてくれたり、ライブ中継にも付き合ってくれたので感謝でいっぱいです。

あと、からあげくんを奢ってくれました。
僕の中で帰国したら食べたい三大王が唐揚げ、餃子、刺身だったので、美味すぎて感動しました。

それではいよいよ最後のフライトです。定刻より40分ほど遅れて出発。
この時点で僕の身体時間は7:00AM。活動時間が27時間を越えてます。

伊丹空港到着。ニューアークを出発して実に23時間。
これって南米とかでかかる時間だと思っていました。アメリカからでもこんなにかかるとは。

空港には父親が車で迎えに来てくれていました。最後は家まで送ってもらって、僕の旅は終了です。


色んな人に支えられて、無事に帰ってくることができました。
次の記事で最後にしたいと思います。

53日目 →大阪
走行距離:0km

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