《ラストラン・ついに完走》

おはようございます。
今日の朝はカフェでベーグルを食べました。
NYは街中にベーグル屋さんがあって、名物なら食べてみたかったので。

絶品でした。サクサクふわふわ。
注文カスタマイズ多くて難しかったですけど。

宿に戻ってチェックアウト。デカい荷物は置いていきます。
帰りの飛行機はこの荷物が全て預け荷物なので、大変そうです。

今日は昨日チケットを買ったリバティ島上陸へ。
10時から運航開始なのでその時間に行ったら、既にこの有り様。
写真の遥か左奥の方まで列が続いています。

ターミナルが近づいてきました。並び始めて1時間です。
こういうとき独りはツラいです。

セキュリティチェック。
空港のそれと変わりません。厳重です。

ようやく乗船。この時点で、並び始めて1時間半です。
こうなるならもう少し運航開始早めてもいいと思うんですが。

陸から自由の女神を見ると、この様子です。
パンクしたときのトゲくらいの存在感です。

船は超満員です。
ここはどこの国やというくらい万国の人間がいます。

本丸が近づくと転覆するんちゃうかくらい船が傾きます。

上陸。帰りも並ぶことになりそうです。

時計回りに巡っていきます。
博物館は別料金かと思いきや無料でした。

実寸大の松明とか顔とかがあります。
東大寺大仏の鼻の穴くぐるみたいな感覚です。

本物です。お台場とかラスベガスとかにミニ女神がいますが、本物です。
ほぉ〜ってなりました。

台座とか王冠に入れるチケットは即完らしいです。
ご利用は計画的に。

ショップも充実していました。店中が薄緑だらけです。

帰りは20分待ちくらいでした。
もっと就航数増やしてもいいと思います。

帰りにエリス島にも寄れます。チケットはここの上陸も含まれてますが、用がないので素通りします。

マンハッタンに戻ってきました。海の向こうの摩天楼はやはり映えます。

ちなみに最初フェリーの列に並び始めて、ここに帰ってくるまで約4時間かかりました。リバティ島に上陸していた時間は30分ほどです。
ニューヨーク、何もかも混みすぎです。

ニューヨークの〆メシはチキンオーバーライスです。これだけは他のエリアや日本で食べられない気がしたので。

ホテルに帰って荷物ピックアップ。
お土産も満タンになり異常な重さです。

最後にもう一回行きました。
さんざん通ったタイムズスクエアもこれで見納めです。

ハドソン川へ。
これから向こうに渡ります。

ターミナルへ。近距離フェリーがたくさん就航してます。

便数は割と多いです。

乗船。高速船なので外に置くスペースはありません。
乗船客に注目されながらいちばん奥へ。

さらばニューヨーク。
そして最後の州、ニュージャージー州に上陸。

港の近くにトレーダージョーズがあったので調達。これも見納めです。
今回の旅で合計5枚ゲットしました。

いよいよ空港へ。
途中インド人街がありました。街中からスパイスの香りがします。

島々を渡っていきます。交通量と路面状況がヤバいです。

最後の休憩。最後のガソスタ。
最後のホットドッグを食べようと思ったらout of serviceでした。悲しい。

空港が近づいてきました。
あと5kmです。

空港に入る道。難しすぎます。
基本、自転車や徒歩で来る人間はいないと思っている道です。

車線変更とか多すぎます。これまでの全行程で最難関でした。
感動する余裕がありません。

空港の縄張りに入りました。完走まであと少しです。

18:25。到着しました。ニューアークリバティ国際空港。
これにて自転車アメリカ横断、完走です。
JFKじゃなくてこっちの空港を使う日本人って珍しいと思います。

この空港で翌朝9時半の便まで待機します。

空港内、何もありません。売店が2つ、カフェが1軒です。
あと物価が異常です。

到着ロビーで時間を潰していたら、娘の到着を待つおっちゃんに充電器を貸してくれと言われました。

充電が溜まるまでおしゃべりしていたら、最後にダンキンドーナツを奢ってくれました。

最後まで楽しい思い出でいっぱいです。ありがとうポールおじさん。

深夜0時〜4時はその時間の飛行機を待つ人だけ、という表示があったので、外に出て晩ごはんを作りました。
パスタが余っていて良かったです。

中で寝て声をかけられたら面倒なので、外で最後の野宿をすることにしました。
風がなく寒さもそこまでなので、思い切ってマット1枚だけです。

そしたら警察に3回職質されました。でも航空券を見せたら3回ともパスされました。

4回目の職質で、おまえ中に行けよ、と言われました。
最初から許可してほしいです。

1:30AM、空港内に移動しました。これで安眠できると思います。

警察に2回職質されました。もういい加減にしてほしいです。
職質されたのは全て違う警察官です。どんだけ巡回してるんですか。
あそこで寝てる自転車アジア人は問題なし、と共有しといてほしいです。

一晩で6回職質されたのは人生最高記録です。この先これを塗り替えることは無さそうです。

ついにアメリカ横断を完走しました。あとは日本に帰国するだけです。
明日はちゃんと自転車を預けられるか、羽田の乗り継ぎいけるかなど、まだまだ頑張りポイントがありそうです。

おうちに帰るまでが遠足です。

51日目　New York→Newark
走行距離：37.6km