どうもmochiです！遂に新年度最初の拡張が公開されましたね！音楽をテーマにした拡張ということで既にのりのりダンサーと化しています！ﾉﾘ♪₍₍ (ง ˘ω˘ )ว ⁾⁾ﾉﾘ♪

今回も中立を含めた全コモンカードについて、強(カードパワーが高い)、並(カードパワーは普通)、弱(カードパワーが低い)と王道構築戦において使われる、使われないの2種の基準を組み合わせて評価していきたいと思います！

デスナイト

ハモリメタル 強・使われる
手札のミニオン4体に+2/+2、もしくは2体に+4/+4の効果が毎ターン切り替わるユニークながらも非常に効率の高いバフ呪文
+2の修正値でもグロウストーンの技術者並みでありデスナイトにはネルビアンの群兵や悪性腫妖といったバフ効果と強力なシナジーを持つミニオンもいるためタイニーフィン杯では赤ルーンを混ぜる理由にもなる強力なカード

モッシュ・ピット 並・使われる
遂にコモンにも場所サイクルが登場！死体3体を消費してミニオンに蘇りを付与するがそのミニオンが死体2体分になる事を考えると実質1消費蘇りと中々のコスパの良さ
この手のカードは昔は呪文だったため先置きが出来ず、付与したいミニオンと同時に使用しなければならなかったが場所ギミックによってその欠点を克服&今回のデスナイトは断末魔を推しているのでコモンながら面白い使われ方をするのではないだろうかと予想

ハードコア狂信者 強・使われる
雄叫びで好きな対象に2点、フィナーレを発動すると全体にダメージを与えるミニオン
フィナーレは顔にも飛ぶためかなり強力であり青単デスナイトには嬉しいボードの切り返しとしても有用な他、アンデッドシナジーの発動やフリジダラのサーチ範囲を広げない=サーチにムラが起きにくいと考えると採用しない手はないだろう

デーモンハンター

テイスト・オブ・ケイオス 強・使われる
ダメージを与えつつ発見もする最軽量フィナーレカード。スタンに残るフェル呪文は少ないためアド差を稼ぎつつ状況に応じた呪文を確実に加えられるのは大きな魅力だがフィナーレの性質と内容が異端やアグロ等と噛み合わないのが難点か
どちらかと言うとレリック・ノーミニオンのようなミッドレンジ〜コントロール域のデッキが余ったマナを追加の混沌一閃(ドロー)、フェル全開(延命及びバースト手段)に変換出来るようになった方が大きいかもしれない

セキュリティ！！ 並・使われる
異端発動で連携攻撃と同等になる扱いやすいトークン呪文。今回デーモンハンターは急襲によるシナジーがある他、軽い異端持ちとして凱旋の異端シナジーを組み込む事で粘り強い戦い方のできる複合型ミッドレンジを目指すことも可能
異端コスト軽減カードと組み合わせてハンドレスアグロに入れたり単純な除去カードとしてコントロール系に入れたりと多用な使われ方をするカードになりそうだ

ギター・ソリスト 強・使われない
ソリストサイクルデモハン編。発動した場合のアドバンテージはガーロック以上なのだが元々ドローカードが豊富、ビートダウンはそれなりに強固な盤面を築ける上にアグロは特に強力なドローソースを持つデーモンハンターにおいてこのカードを使わなければならない状況というものがそもそも無いかもしれないというのが個人的な印象
ミニオンをサーチ対象に含めているためノーミニオン系とも相性が良くないので異端&急襲ミッドレンジに居場所を見出すしか無いのか…

ドルイド

平和的な笛吹き 並・使われる
えっろ…1/1/1でドローするカード最近増えてますね。このカードはデッキ内に獣がいなくても発見をしてくれる親切設計、優秀な獣がプールに存在すれば発見から当てるのも容易なためアグロ以外でも活躍できるかも
ワイルドだと逆にプールが広すぎる&獣は当たり外れが激しいとやや不安定か

ことばをひろげよう 強・使われる
ヒーローの攻撃力に応じてコストが下がるドロー呪文。4以上なら0マナ2ドローと意味不明のコスパで撃てる上、ドルイドは今回ヒーローパワーを強化する強力なカードや武器を貰っているため0マナでの使用がかなり現実的な範囲なのもこのカードのヤバさを押し上げている

なんでウォリアーにはこういうのくれないの？

ハモリムード 低・使われない
得られる装甲と攻撃力が毎ターン切り替わる呪文。攻撃力4獲得の効果を得れば先に紹介した0マナ2ドローも狙えるがセットキープが必要かつそもそも今回のドルイドはヒーローパワーを簡単に強化できるためわざわざコレを扱う必要性にも欠ける
熊爪ともシナジーはするが同じ理由から優先して採用することは難しいだろう

ハンター

ソーンマントルの音楽家 並・使われる
ハンターの最軽量フィナーレは獣へのバフ、+1/+1とはいえ最序盤でのスタッツ上昇は非常に厄介。自身がキルボアなため混成種族ビートのキルボア枠を勤められつつ2ターン目のパーティーアニマルや深淵の融合体のサイズUPを狙える
次に召喚する獣、というテキストなので呪文の効果等で召喚されたミニオンにも反応してくれるのもありがたい

バナナの房 並・使われる
1枚がぁ！3枚にぃ！爆アドぉ！！な呪文。ネタとかではなくハンターは今回の拡張や海底都市などに呪文シナジーカードがそこそこあるため1枚が複数枚の呪文としてカウントされるのはかなり魅力的なギミックである
また、ハンターにとってはあまりよろしくない暇な時にヒロパを撃つしかないといういわゆるマナフラッドの状態を軽減できるので見た目以上に便利なカードでもある

アロースミス 強・使われる
呪文を撃つたびに矢を放つナーガ。前述のバナナの房とは最高の相性を持つ他、ナーガであるため法螺貝の響きで呪文と一緒にサーチ可能、ナーガシナジーのある呪文にも貢献出来る小型のナーガと至れり尽くせりである
能力も対象を限定するとはいえ顔にも飛ぶナーフ前コルカーの群れ追いと考えると非常に強力でありスペル重視のハンターを支える1枚となることは確実だろう

メイジ

シンセサイズ 並・使われる
1枚がぁ！3(省略)なカードpart2。低マナのエレメンタルは融合体を含めアドバンテージの獲得に長けた者が多く、2・3マナエレメンタルで序盤のマナカーブを整えつつ残る1マナでフィナーレの補助を行うといった柔軟な使い方が出来るだろう
単純にハンドアドバンテージを稼ぐ、デッキ外から回答を見つけるという目的でアグロでの採用もあり得るかもしれない

オーディオスプリッター 並・使われない
断末魔で呪文のコピーをくれるメカ。断末魔というやや遅い効果、スタン落ちで強力なビッグスペルの大半が落ちてしまうことを考えるとこの拡張だけで性能をフルに活かすのは難しいだろう
しかし他クラス、またはワイルドプールから呪文を生成するカードもあるためカジノメイジのようなデッキに採用される可能性はあるなど今後に期待のできるカード

キーボード・ソリスト 強・使われる
ソリストサイクルの1枚。条件を満たすと一気に3体のミニオン召喚、合計4/4/8スタッツ呪文ダメージ+2と同サイクルの中でも極めて強力かつ対処が難しい

このカードの真価はアグロメイジでこそ発揮される。劣勢時の強力なテンポカード、氷の接触の吸魂発動、骨々ドカンに巻き込める範囲・数ともに増加、エイグウィンと合わせたバーストダメージなど非常に相性が良いため是非とも組み合わせたい所だ

パラディン

ディスコ・モール 強・使われる
パラディンの武器はランダムな味方へのバフ。バフ効果の強化条件が手札からミニオンを使用するだけと非常に緩いため装備した次のターンにすぐ発動させるか、更にバフ効果を底上げしてから発動させるか状況に応じて使い分けたい
聖なる盾やリアドリンとは素晴らしい相性を持つ今拡張でも最強クラスの武器だろう(ローグの武器には及ばないだろうが)

ゲロッパ 強・使われる
聖なる盾を持つミニオンを強化するマーロック。自身も盾持ちなため実際には3/4/2のサイズであり除去への耐性もあることから見た目や名前からは想像もできないほどに厄介だろう
パラディンの聖なる盾を持つ、或いは付与するカードは来年度以降もその多くが使えるためこのカードを含めた今回の拡張の聖なる盾シナジーには期待したい

ブギーダウン 弱・使われない
動員を思い出させるようなデッキリクルートを持つカード。流石にあのカードほどにする訳にはいかなかったのか効果はかなり抑えめでオマケに挑発を付与するがそもそもコスパが悪い、このカードと対象にするカードで枠を取るなど弱い部分を弱いままにしているため使われることはないだろう
せめてフィナーレに+1/+1付与でも追加してくれたら…

プリースト

アイドル崇拝 強・使われる
過去の最強ミニオンの1人、縛鎖のラザの効果を一時的にだが拝借できるカード。ラザとは違いハイランダーにする必要は無く、過回復の発動サポートはもちろん呪文ではないため来年度以降も使える影プリーストにおいても採用可能なテンポカード
ワイルドの影ハイランダープリーストが最速でラザを出した時の絶望感を知っているプレイヤー達ならばこのカードがどれだけ強力かは理解できるだろう…！

ファンクラブ 並・使われる
ターンを跨ぐ必要はあれど回復量、範囲ともに中々の効率な場所カード
これ単体では単なる回復手段でしかないがプリーストには新年度から過回復(ダメージ値を超えて回復した場合に発動する能力)というキーワードが与えられるため活躍に期待

真コード:シンクロ 並・使われる
(真)言葉ではなくコードで語るやつ。ささやかながらもフィナーレを発動すると計+2/+4のバフになるのは侮れず1マナミニオン→シンクロで簡単にこの動きを達成できるのは嬉しい

ちなみに敵味方問わずコピーを得られるが敵ミニオンをうっかりフィナーレでバフしないように注意！

ローグ

ミックステープ 強・使われる
相手が対戦中に手札から使用したカードを見つけてくる凄いやつ。手札から使用しているならクエストやその報酬だろうがヒーローカードだろうがありとあらゆるカードを拾ってくる可能性があり、ローグはコアセットでテスの続投も決まっているため泥棒スキルに更に磨きがかかるだろう

より当たりを引きやすくする為にも目ぼしいカードを相手が使った直後に使用したい。また例外として一部のレジェンド呪文は発見の選択肢そのものに出現しないという点も注意

ディスクジョッキー 弱・使われる
コンボがコンボを呼ぶノリノリなT4C0ロボ。コンボ限定という事で欲しいカードが手に入る確率は高いかもしれないがそれを差し引いても4/1という貧弱なサイズ、その効果を発動するためにもコンボが必要と痒いところを痒いまま放置しているような性能
しかしローグには最強カードである影隠れがコアセットで続投確定した(なんで？？？)他、コンボとの相性が非常に良い鋸歯の骨針や新たに出たブレイクダンス他強力なコンボカードもあるためなんやかんや使えるだろう

このクラス何でも持ってないか？？？

マイク・ドロップ 強・使われる
フィナーレで武器を強化する3マナ2ドロー。ドロー効率は並だが着目すべきは"3マナの武器強化"フィナーレ持ちという部分
このカードが手札にあるだけでローグの2ターン目の選択肢にヒーローパワーが加わりテンポ&ハンドアドバンテージを稼げる上に序盤の行動の再現性が非常に高くなるなどシンプルなテキストからは想像も出来ないほど強力な効果を発揮している

シャーマン

フローライダー 並・使われる
オーバーロード中ならボーナスを得るナーガ。デッキから呪文発見は間違いなく強い能力だがオーバーロード中という条件が厄介
レアリティの差はあれど手札にドラゴンがいれば1ターン目からでも使えた鱗の聖職者と違いマナカーブを乱すオーバーロードが条件となっているためテンポ良く扱うのが難しい

しかし今回のシャーマンはオーバーロードを推すカードが多く、効果の発動自体は難しくないためある程度重いデッキでの採用であれば殆ど問題なく使うことができるだろう

チルなバイブス 並・使われる
回復しつつ挑発も立てる凍気呪文。ミニオンでは無いことが最大の特徴でビッグシャーマンの先見の冥を邪魔することなく序盤の防御を任せられる
シャーマンは呪文の発見手段も貰っているためデッキ外から回復&挑発の延命をされたらブチギレ必至である

満席御礼 強・使われる
小っちゃなおもちゃのリメイク版のようなカード。比較すると1マナ重くなり、出てくるミニオンの範囲とサイズが安定せずオーバーロードも付いたと散々な代わりにサイズそのままのミニオン達が出るようになった
その性質上進化カードと併用してもいいしテンポカードとして扱うのも強い。7マナ(オバロ込みで9マナ？)からランダムとはいえ18マナ分のミニオンを生み出すのは破格でありオーバーロードシナジーも発動できるとメリット・デメリットが良いバランスで混在するカード

ウォーロック

虚無の巨匠 強・使われる
もはや風物詩とも言えるワイルド終了のお知らせが響きそうな危険なミニオン。かつて同じ効果のミニオンがいたが3マナとそれなりの重さだったのにも関わらずコイツは1マナ…
自傷ウォーロックは新たな戦術を構想していると開発班が言っていたので過去の関連カード達がやらかしたカードコストの踏み倒しやとんでもバースト手段は与えないと願いたい

バリトン・インプ 強・使われる
サイズが上がる代償として疲労ダメージを受けるインプ。初回は3/3、2回目は4/4と徐々にサイズアップしていきインプシナジーも満たせるためインプウォーロックを純粋に強化してくれる
このカードの他にもダメージを与えるカードがあるため虚無の巨匠とは長い付き合いになりそうだ

オペラ・ソリスト 並・使われる
ソリストサイクルカードの1枚、自陣にミニオンがいなければ全体3点と3ドローができない代わりにおまけのミニオンとマナコストを改善したヒーローカードタムシンと言えば聞こえはいいかも？悪魔なためアンデッドウォーロックの動きを阻害しないのは優秀
タムシンと同じくダメージ除去という性質上、ケアする動きが難しくはないという点は注意すべきだろう

ウォリアー

レイザーフェンのロックスター 弱・使われない
装甲を獲得するたび追加装甲をくれるキルボア。スタンダードでは装甲シナジー参照するカードと組み合わせるのがベストだがそのカード群が現スタンダードで活躍していないことを考えるとコレ一枚で現状打破は荷が重いか
多種族シナジーとして見てもボードに直接作用しないカードを入れるのは厳しいがキルボア枠を務められるのは貴重なため多種族ビートには入るかもしれない

ヴァース・リフ 弱・使われない
リフと呼ばれるカード群の1枚。これ単体では弱くなった爪なのだが特筆すべきはフィナーレによるリフ呪文の無料キャスト
これ以外にも3マナバフ&ドロー、6マナ4/3急襲3/4挑発召喚がありそれらにも同じフィナーレ効果があるためこれらを使い回せると凄まじいテンポ&バリューを生み出せるが直前に使用したものを再使用するため使用する順番には気を付けたい

リフカードのおかげでウォリアーの呪文発見の価値が非常に上がったためゴーストライター等でリフ呪文を発見するのも良いだろう

ドラム・ソリスト 弱・使われる
ウォリアーのソリストは大型挑発&急襲。挑発持ちなため背水の陣に対応している他ドラゴン枠としての多種族ビートへの採用など役割はそれなりにある
ソリストサイクルの本質である劣勢状況を覆すという事がこのカード1枚では難しいため自身からも攻めていける=拮抗した盤面の形成が他のソリストカード以上に大切である

中立

ヒップスター 強・使われない
タイニーフィン杯禁止カード候補の1人。効果は相手のクラスを参照するようになったパンダレンの輸入業者
発見&最低限のサイズは偉いのだが相手がデッキに入れてないカード=価値の低いカードの3択になる可能性もあるためプールの狭いスタンダードの新年度初っ端から大暴れするとは思えない

ゴーストライター 強・使われる
フィナーレを合わせると呪文2枚を発見するアンデッド。小さくなった代わりに余計な手間を省いたオニクスの魔術書士であり呪文が強力なクラスなら積極的に採用していきたい
アンデッドであるためその系統のシナジーはもちろん、ヒロパ→深淵の融合体から発見でき呪文も比較的強力なデスナイトとは特に相性が良いだろう

周波数オシレーター 弱・使われない
メカのコストを一回だけ1マナ下げるTHE・1マナって感じのヤツ。スタッツ、効果ともに微々たるもの過ぎて使い所に欠けるが海底都市で再びフォーカスされたメックメイジ&パラディンなら一考の余地はあるか？

ステレオ・トーテム 並・使われない
生き残ったターン数分の+2/+2バフが可能なトーテム。1ターン生き残るだけでも充分だが令和のハースストーンは優秀な軽量除去カードに加えてこれまた優秀な急襲ミニオンまでいるため一回のバフが限度だろう
トーテムが新年度も追加されているのでコアセットにトーテム関連カードがある事を期待

パイロ技師 並・使われない
呪文を唱えただけヒートアップしていくお尻のおっきな女の子。翌年度のスタンダードプールの火炎呪文は特にウォリアーのものが強力か
使うのであればロンマスを持つメイジやソーリベローレを持ちケツのでかいミニオンとは相性のいい自傷ウォリアーで扱うのがベター。ワイルドは流石にランダム範囲が広過ぎて安定性が死んでるかも…

ステージ衣装テイラー 弱・使われる
自分のスタッツを他のミニオンに与える心優しきミニオン。コレ単体だと流石にアリーナで便利だよね(笑)レベルだが特筆すべきはハンドバフされればされるほど凄まじい効率のカードに化ける性質
単純にこのカードにバフされた値の2倍の総バフ量になるため今拡張のデスナイトやプリーストの呪文とは最高の相性を誇る

グッズ屋 強・使われる
一見するとバニラスタッツでもないのに相手にデッキ外リソースを提供し続ける意味不明のカード。しかしその本質は生きている限り相手のデッキトップをランダム呪文でロックし続けるという凶悪なもの
キーカードにいち早くアクセスしたいコンボデッキ相手はもちろん手札にグッズ屋を除去する術がなく、ランダム呪文に頼らなければならない状況に陥るだけで悪夢が始まる

都合の良い状況をあげたが裏目も少なからずあるため非常に評価の難しいカード、個人的には強カードと評価します

アンプ・エレク 弱・使われない
大きくなり獣となった爆破係。獣ということでハンターの忠実な相棒からの踏み倒しや蘇生呪文と相性が良いがそれ以外に特徴的なシナジーがあまりなく、その踏み倒し自体も呪文が強いだけで素出しは想定してないよなぁ…となる悲しみのミニオン

誰か強い使い方教えて…！

エアギタリスト 弱・使われない
武器を強化する(エア)ギターヒーロー。耐久度+1する代わりに本体はめちゃくちゃ脆いのでよほどバフする事に強力な意味のある武器カードでもない限り構築入りは難しいだろう

マジウザいファン 弱・使われない
今回はミニオンを選択し、場にいる間そのミニオンに影響を与える効果を持つ"ファン"と名の付くサイクルがあるとの事でコレはその内の一枚
呪文除去には無力だったり肝心のコイツが低スタッツだったりと残念な点もあれど急襲などを除く純粋なミニオントレードを主体とするデッキ相手には悪夢のようなロックを実現するかもしれない

オーディオメディック 並・使われる
バニラスタッツの急襲持ちに加えてフィナーレを発動すると生命奪取まで付く至れり尽くせりなミニオン。ボードトレードとして、生命奪取による延命を目的としてビートダウンからコントロールまで幅広く採用可能だろう
バフするまでのテンポやライフアドバンテージの損失を回収できる性質上、ハンドバフデッキとは抜群の相性

パーティーアニマル 並・使われる
バニラスタッツと獣種族が追加された代わりにバフ範囲に縛りが付いたグライムストリートの道具屋。昨今はキルボアやアンデッドといった新種族やデュアル種族ミニオン、全種族を持つミニオンが追加されているため専用の構築なら手札のミニオンの8割ほどはバフ出来るのではなかろうか

獣種族ということでサーチが可能なドルイドとは相性が良く、リッチキングの凱旋でアンデッドを推されていたため新たなアグロドルイドの可能性に期待したい

ローリングストーン 並・使われる
テンポ良く動けば2ターン目に2/3/3急襲が生まれるテンポの鬼。3ターン目に1マナと一緒に使ってもよい柔軟性もある上コイツがエレメンタルであるため先に紹介したパーティアニマルとも相性が良い
複合種族デッキを組む際は是非入れておきたい一枚だ

楽器技術者 弱・使われる
遂にきた中立の武器サーチ！効果やスタッツはささやかながら中立で扱えるという点がワイルド勢には非常に話題。世界樹の小枝を智慧の宝珠で破壊して無茶苦茶な事をしてくるワイルドのランプドルイドには最強クラスの追加パーツであり、今拡張は各クラスに楽器という名の武器を渡す方針なためスタンダードでも使われる可能性は高い

カウベル・ソリスト 弱・使われない
ソリストサイクルの一枚、単体への2ダメージと自身の打たれ弱いスタッツも相まって条件を満たしていたとしてもコスパがかなり悪い
せめて3点なら…あるいはせめてスタッツが逆なら…とありもしない幻想でも見ないとやってられない…

パパラッチ 並・使われない
中立がレジェンドを確実に持ってくるとは…新拡張と同時に来るスタン落ちによってプールが狭くなるためかなりの確率で好きなレジェンドを引っ張れるのではないだろうか
このミニオン自体にはシナジーを求めにくいためグッドスタッフとして扱うか特に強力なレジェンドが複数体いるクラスで使うのが望ましい

荒くれファン 強・使われる
ファンサイクルの一枚。味方に与えるバフ量が極めて高い、コイツ自体が死ににくいサイズ、数少ないキルボア故に混合種族シナジーのキルボア枠として採用できると個人的に執筆時点では今回のコモンの中ではトップ3に入る性能だと思う

キャンドルレイザー 強・使われる
フィナーレによって隣接するミニオンにディバシを与え本人もディバシを持つグライムストリートの護り屋とシルバームーンの守護兵を合体させたようなミニオン
本体もそこそこな上1体でもディバシが付けばコスパも充分なため特に盤面を支配する事に長けた緑デスナイトに入れてみるのも面白いかも

追っかけファン 弱・使われない
ファンサイクルの隠れ身担当。永続的に付与出来るのはかなり珍しい効果だが盤面を取り返す力には役に立ち辛かったり隠れ身を与えたいミニオンにコイツを当てられるならそれ隠れ身付与しなくてもいい状況じゃない？って思ったり少しチグハグな印象を受ける
使うとするなら攻撃することや生存することに特別大きな意味を見出せるミニオンのサポートとして、同時に出すなりして活躍させたい

同じファンサイクルであるマジウザいファンと合わせて二重のロックをかけるのを想定しているのだろうか…？

コンサート・アドレイク 強・使われない
何気に交換可が引き続き採用されている事に喜んでる私です。フィナーレによって確定破壊ができる他、交換可によるマナカーブの調整=フィナーレの発動サポートができる点は見逃せない
しかしバリューは凄いが横並びには弱かったりビートダウン対策としては微妙、コントロール対決ならより枚数差を稼げるカードを採用したいと仮想敵からの板挟みを食らっている感も否めない

強く扱うならドラゴン型のコントロールパラディンで採用するのがベターな選択肢だろう

終わりに

ここまで読んでいただき誠にありがとうございました！今回はプレイアブルなコモンが特に多く、個人的にはハンドバフ系のカードや多種族ビート推奨系のカードにもの凄く惹かれています！
強いコモンを知っておくことはスタンダードはもちろん、ワイルドや闘技場など様々な場面で役に立つので記事を読んでいただいた皆さんの一助になれれば幸いです！

それではサウザンドニードルにて、またお会いしましょう！