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はじめまして。白文鳥の宵ちゃん



つぶが虹の橋を渡ってから数日
私は文字通りドン底にいました。
思い出しては涙を流し
思い出したくないことまで思い出し泣き
約1週間、短いようで長い暗闇の中にいました。

11/3は結婚記念日でした。
夫が「今日はペットショップへ行こう。この家は2人には大き過ぎるしやっぱり空っぽのケージは寂しいよ」
と言ってくれました。

もともとふー子の悲しみをつぶが癒してくれた事で私はこの傷を癒すには新たな出逢いしかないことはわかっていたので早くお迎えをしたい気持ちもありましたが、こんなに早くお迎えをしたらまるでつぶの代わりのようだという申し訳なさで躊躇っていたのですが夫の一言に背中を押されました。

2店舗で迷い
とりあえず最初にこっちに行こうと
車を走らせ1時間。

ショップに着きましたが文鳥の姿がありません
タッチの差でお迎えされてしまっていたのです。

「これも運命なんだね…」と言いながら
諦めかけたのですが諦めがつかず、店員さんに
「文鳥はいませんよね?」と尋ねてみました。



すると、小屋の清掃中で裏にいた子を連れてきてもらえました。人見知りで店員さんと話すのが苦手な私が勇気を出した事に夫は驚いていましたが私は久々の赤ちゃん文鳥にドキドキ…!

私が覗くと凄い勢いでアピールをしてくるシルバー文鳥ちゃん。元気!元気!!その後ろでのんびり、たまに私を気にして見つめたりケースにうつる自分を見つめる白文鳥ちゃん。

穏やかな性格とベビーフェイス
何より、ぱちっと目があった瞬間
この子は私の子だと感じたので
白文鳥をお迎えしました。

名前は 宵 ちゃんです。

夜にいい思い出がないので夜を明るくしてくれる
月という字を入れたかったのと
宵の口という言葉があるように
夕方と夜の間の楽しい時間が一生続くように
〝良い子〟に育ちますように
という願いからつけました。
幼名が宵なので女の子だった時は宵子になります。


お迎えした初日からケージから出して!
と小さく鳴き、
ぺったりくっついて眠る甘えん坊です。
お迎えしたばかりはあまり出してはいけない
と言われますが、たくさんの鳥に囲まれて過ごしてきた宵ちゃんにとって我が家は静かすぎたようで寂しかったのかもしれません。


さて、
今まで過去をお話ししたのは宵ちゃんとの生活と過去の私の愛しい宝ものたちは切っても切り離せない関係だからです。

本当に書きたかったのはこれから。
宵ちゃんとの楽しい毎日のはじまりはじまり。

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