１月は急ぎ、２月は逃げ、３月は早々に去っていきました。
そして４月もまた、気づけば旅立ちの準備を済ませ「また来年会おうぜ！」と玄関を飛び出そうとしています。

また来年。
きっと来年には、もう少し痩せたわたしで４月をお迎えできるでしょう。

もしかしたら、激しいリバウンドの末に８０キロの特盛ぽっちゃりに返り咲いているかもしれません。
そのときは甘んじて、４月の「しばらく見ないうちに大きくなったな……」という驚きの言葉を受け入れようかと思います。

さて、４月との生活はとても平和で、けれど充実したものでもありました。

新しいサングラスを作りに行く道すがら、川沿いの桜に目を奪われたり。
近所のフレンチレストランで謎の野菜の料理を頂いたり。
カルディの緑色のドレッシングを気に入った途端に販売が中止されたらしく、小さな絶望を味わったり。

他にもいろいろありますけれど、中でもいちばん変わったことといえばnoteを始めたことでしょうか。

実はこのnote、以前から始めようと思ってはいたものの、二の足どころか軽快なリズムでボックスを踏むレベルで尻込みし続け、数ヶ月悩んだ末にようやく手を出したものなのです。

なぜそこまで悩んだのか、今となってはわかりません。
ただ、当初は『わたしの人生には特筆すべきものがなくてインパクトが弱い』という、波乱万丈な人生の持ち主へのコンプレックスがあったのです。

よくよく考えれば、わたしは１５キロ痩せた経験と、２年前まで８０キロの特盛ぽっちゃりだったという『ちょっとしたインパクト』は持ち合わせていたのですけれど。

とはいえ、ダイエット系は先駆者だらけのレッドオーシャン。
わたしが書かなくても、他の素敵な人たちが役に立つダイエットの方法を記事にしてくれるでしょう。

ならばどうするか。
簡単なことです。

わたしは文章のプロではないので、書きたいことを気楽に書けばいい。

こうして４月半ば、わたしのぽっちゃり芸みたいなnoteは幕を開けたのです。

あとのことは、記事にある通り。
毎度のことながら楽しく書かせていただいております。

それでは、４月さん。
また来年、お互い元気に再会しましょう。