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詩っぽいのもの

全てのものが美しく見える四月の終わり
 
夏が来てやがて干上がる湖
死ぬものどものひとときの祭

去る季節とともに私は祝う
彼が去ってゆくのを

小さな杭を残して去った
後悔のほとり

するどく、きらめくもののなから
一つの姿があらわれる
ざぶんと音を立てて

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