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できるからって、それが得意とは思わないでほしいんだ。

小学生の頃、必ず毎年、学級委員に選ばれていた。
中学生のときは生徒会の副会長に立候補させられた。立候補なのに、「させられる」ってなんなんでしょうね。
先生に呼び出されて、立候補しなさいと言われましたよ。それ立候補じゃなくて推薦というか強要だよね。

やりたくはなかったけど、誰かがやらなければいけなかったので、ほかにやる人がいないなら仕方ないか、と諦めてやっていた。
高校ではほかにやる人がいたので、あんまりやらずに済んでホッとした(学級委員は1回だけやったなそう言えば)。

大学のサークルでも幹事選挙があって、幹事はやりたくなかったし演説はもっと嫌だったけど、結局幹事をひきうけた。
なんかそういう役回りだったんだなぁ。

話は変わってわたしは長女なんですが、これも自分では選んだわけではない役割だよね。
長男と比較しても、長女は早く大人になることを求められがち。
母親と息子ってどこか恋人気分だけど、娘は母親の分身に近いから、母親の手を煩わせないように、弟妹の面倒を見るようにということを求められる傾向がある。
母親だけじゃなくて、世間の目とかジェンダーとか、そういうのもあるよね。

そういう役割を経て、最近は少しずつそういう役割を手放していくキャンペーンをやっています。仕事では職場での役割があるので、なかなかそういうわけにはいかないけど。

役割としてやってきたけど、やろうと思えばできるけど、もうそういうのおなかいっぱい。それは別にわたしのやりたいことじゃないよね、という話。

じゃあやりたいことってなんでしょうね。
手放したら、空いたスペースに入ってくるのかもね。

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