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日ペン ボールペン習字講座の受講記録 episode 0

記録用に使っていた旧Twitterが使いにくくなってきているので、受講記録を振り返りながらnoteにまとめていこうと思います。

今回は受講前のことをつらつらと。

受講期間

2021年8月から2022年5月

最短半年で修了、という触れ込みだったけど2021年秋頃から郵便事情が悪化したこともあり、最後の課題が返却されるまでに10か月近くを要しました。
※以下の記録は受講当時のもので、2023年現在は講座がリニューアルされているようです。
 これから受講される方はご留意ください。

なぜペン字を始めたのか?

子供の頃から美しい字に憧れがあり、書道はトータルで13年ぐらい習っていました。
高校の選択や大学の授業も含めるとプラス2年。

その後30代の頃、毛筆の先生の下で(毛筆と並行して)硬筆の競書に手を出したこともあったもののお手本があまりよくなく、先生も毛筆と比べるといまひとつ指導に身が入らないというか。
モチベーションも徐々に低下していき、段位の後半でフェードアウト。

本音を言うと毛筆を再開したかったのですが書道教室の情報はネットでは探しにくく、何年も探しているもののなかなかこれというものが見つからず。
2020年からのコロナ禍で対面の習いごとを始めるのも現実的ではなく、自宅で簡単にできるペン字の通信講座ならと思って情報を集め始めました(毛筆は道具の出し入れが面倒)。

当時の勤務先は手書きする機会もそれなりにあり、自分の字が学生時代に比べて下手になっていることに嫌気がさしたからというのもあります。
退職済みの前任者の筆跡を見ると達筆、上司も読みやすい字を書く方で「やっぱり字がきれいなのはいいよね」と再認識したり。

コロナ禍ではストレスも大きく、書くことでストレスを発散したいという気持ちもありました。
書くことに集中していると瞑想のような効果が得られるような気がします。

日ペンを選んだ理由

ペン字を始めるにあたり、主にパイロットと日ペンに絞って検討していました。

パイロットは受講料が安いことと書風が選べる(4つの書風の中から好みの書き振りのものを選んで、その書風の先生の添削を受ける)という点がよかったです。
ただし級位認定を受ける課題にはお手本がないため、自分で字典を引く必要があるというのが初心者にはハードルが高い。
わたしの場合、そこが面倒になって結局放置してしまうのではというのが懸念でした。
わたしは腰が重いので、何事も始めるときのハードルは低い方がいいんです。

そしてそもそもコロナ禍で新規入会者を募集していなかったという。
審査の先生方が集まることができずに審査できない、月例の会報も発行できない、というような状態だったと記憶しています。
やはり書の団体はアナログに傾きがちなのでしょうね。

日ペンはコロナ禍でも会員募集しており、資料や見本誌の発送もスムーズでした。
ボールペン習字講座の資料と競書誌『ペンの光』(毛筆も捨てきれずに『書の光』の見本誌もついでに取り寄せ)がすぐに手元に届きました。
ほかの競書と比較してはいませんが部門の種類も豊富で会員数も多そう。
Twitter(当時)やインスタでも会員の皆さんが取り組んでいらっしゃる様子が垣間見える。

まんが少女だったわたしは美子ちゃんにも馴染み深かったです。
わたしが子供の頃は、少女まんが誌の裏表紙に日ペンの美子ちゃんが頻繁に登場していたので。
実は小学校高学年の頃にボールペン習字講座を受講しようとしたこともありました。
そのときは日ペンの書風がよいと思えず、結局手をつけずに返品してしまったのですが。
小学生にとっては日ペンの字は大人の字だったので、当時の自分が身につけたい書風(年相応の上手な字)ではありませんでした。

閑話休題、今回受講するのは日ペンに決めました。
ボールペン習字講座から始めるか競書から始めるか迷ったものの、独学になるので一応基礎からやっておこうと通信講座から始めることに。

そう、硬筆の教室も毛筆と同じぐらい情報がないので、習いたくてもどこに行けばいいのかわからないのです。
教室自体、毛筆より少ないのでは。

そこで通信を受講している間に教室を探し、そちらで指導を受けながら競書に移行するというプランで行くことにしました。

次の記事では通信講座(日ペンのボールペン習字講座)の受講状況についてまとめていきます。

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