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lemonade 歌詞


陽射しに溶けてゆく
外気の温度に 茹だってる
困り果てる私に 夏が言う
「夢を見よう」 と夏が言う

返事も待たずに 私の手を引いて
煌めく街の中へ 誘う
そういうずるいところがよく似てる
君と夏はよく似てる

イヤホンから
流れだした 柄にもないラブソング
途端に胸が苦しくなる 「君が好き」 のフレーズ

だから 
ちょっとの間だけ ほんの少しの時間だけ
この甘酸っぱい今日に溺れていたいの ああ
だけど
ほんとは分かってる 全部夢だってこと 
目が覚めるまでは 夏のせいにして―

 
言い訳ひとつさえ
うまく思いつけない私を許して
だんまりを決め込むのでいっぱいなの
嘘つきだなんて言わないで

いやになって
火照った頬を冷まそうと淹れたレモネード
ストローから溢れ出した それは 恋の味がした 


もしも
ちょっとの間でも ほんの少しの時間でも
ひと夏の夢に溺れてもいいのなら
お願い
弾けてkiss me 目が合って love me
一度だけ抱きしめて
目が覚める前に

だから
ちょっとの間だけ ほんの少しの時間だけ
この甘酸っぱい今日に溺れていたいの 
だけど
ほんとはわかってる 全部夢だってこと
目が覚めるまでは夏のせいにさせて―






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