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依存症の両親に育てられて、うつになった話。

自分語りですが、お付き合いいただけるとうれしいです。

両親が依存症だった

父はギャンブル依存症。
母は過食症。

幼い頃から、そんな両親のもとで育ってきた。
気分の浮き沈みの激しい両親のあいだで、いつも板挟み。

いつキレるのか、いつ怒られるのかがわからなくて、おびえていた。

親の機嫌が悪いのはわたしのせい。

だから、いつも親の顔色をうかがって、取りつくろって。

自分を守るために「いい子」でいることに必死だった。

「ほめられる子」でいるために看護大学へ

将来、看護師になる。
そんなことを言うと、まわりの大人はみんなほめてくれた。

看護師になれば、認めてもらえる。
そう思って、看護大学に進んだ。

他人中心の世界を生きることが、正しいことだと思っていた。

でも、心の奥底では、
「苦しい。こんな人生はいやだ。」
とずっと言っていたのだと思う。

結局、心が壊れてしまって、うつになった。

大学に通えなくなり、看護大学を退学した。

大学を辞めるような自分になってしまったことを、
そして、そうさせた親を心の底から憎んだ。


うつになって、自分の軸がみえた

自分のことはどこで必要とされてるのか。

自分には価値があるのか。

家にひきこもりながら、ずっとそんなことを考えていたとき、しゅうへいさんのVoicyに出会った。

そもそも、必要とされている人も、価値のある人もいない。

みんな、ただそこに存在しているだけ。

そう言われたときに、今まで背負ってきた「認められる人であるべき」という重荷が、ふっと落ちた気がした。

親に認められなくったっていい。

親がどんな人間であってもいい。

わたしはわたしの人生を生きていく。

やっと、自分が心から納得できる軸を見つけることができた。

わたしは、わたしのために生きる


そう気づいてから、生きていて苦しむことがなくなった。

看護とは関係ない大学に編入して、好きな勉強をしている。

好きな人もできて、同棲して幸せに暮らしている。

そんな生活をつづけていると、いつしか親を憎む気持ちがいつの間にか消えていた。

親とふつうに、笑顔で、会話ができるようになった。

わたしのために生きる。

このことが、親との関係も、自分自身も変えてくれた。

猫のように生きるNFT

誰かに認められるために生きるんじゃない。

自分のために生きていく。

この生き方をもっていれば、どんなに苦しいことがあっても、折れずに生きていけると思う。

この思いを忘れないようにしたい。

そう思っていたときに、しゅうへいさんがファウンダーを務めるLLACに出会った。

LLAC (Live Like A Cat)は、猫のように生きるをテーマにしたNFT。

LLACのコミュニティに参加して、苦しい経験をもつひとが自分だけじゃなかったことを知った。

そして、生き方をアップデートした人もたくさんいて、とても勇気づけられた。

わたしも、猫のように生きていく。
このNFTをお守りとして、これからを生きていきたい。


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