見出し画像

君が見る時代に 惜しみない愛を


「ぼち夜鑑賞会」までの道のり


先ほどひとりぼっちの「#ぼち夜鑑賞会」を終えた。


ファン以外にとっては何のこっちゃ、って話だと思うので軽く説明をすると、


「ぼち夜」というのは11月27日(水)に発売された、新体制の関ジャニ∞の記念すべきニューシングル『友よ』のセブンイレブン盤(セブンネット限定通販)についてくる特典映像「5人のドキュメント ぼちぼち大切な夜」のことである。

簡単に言えばメンバーがロッジに宿泊し、肉を焼き酒を飲み、ここ2年ぐらいのアレコレをメンバーだけで話す、という内容のもの。


じゃあ「鑑賞会」ってどういうこと?となるが、これはファンがどこかに集まってDVDを観るとか、ライブビューイングをする、といった類のものではない。

これは大倉さんがジャニーズWeb内の連載で「みんなで同じ時間にDVD再生して観ようね!一緒に楽しもうね!俺も観るね!感想もシェアしようね!!」(要約)と投稿したことに由来するものである。


『友よ』発売日の翌日である11月28日、18:00ちょうどにDVDの再生ボタンを押す。みんなでそれぞれの場所で映像を楽しむ。終わったら感想を投稿する。


これが「ぼち夜鑑賞会」である。


28日18:00を迎える前からTwitterのトレンドには「#ぼち夜鑑賞会」が入っていて、ファン恐るべしと思った。




実はこの「#ぼち夜鑑賞会」が話題になる前、『友よ』フラゲ日である26日の夜からTwitterでは「#なぁ友よ」「#友よ」「#関ジャニ」と、ファンによるハッシュタグ祭りが開催されていた。


というのも、村上さんが自身のラジオで「今度の紅白は俺らもどうなるか分からなかった」と言っていたように、今の彼らにとってもファンにとってもこの新体制での再スタートには並々ならぬ思いがあるわけで。


今回のハッシュタグ祭りは関ジャニ∞を応援するため、CDを購入するだけでなくBillboard等各種チャートの集計に反映されるように、『友よ』でチャート1位を取ってほしい、彼らの再スタートを華々しく飾らせてほしい、というファンの思いから始まったものだった。


私も微力ながらTwitterにてハッシュタグをつけてツイートしたりもしていたが、残念ながら「#ぼち夜鑑賞会」にはリアルタイムで参加することは叶わなかった。


卒論に忙殺されていてCDの予約、購入が間に合わず、「#ぼち夜鑑賞会」の話が出たときにはセブンイレブン盤は在庫切れ、という状態だったのだ。なんとも悲しいことである。


よって11月28日にはTwitterのタイムラインを眺めながら、ファンのツイートを見つつ、彼らの「ぼちぼち大切」な夜に、ぼちぼち思いを馳せていたのである。




「#ぼち夜鑑賞会」 が世界のトレンド1位を取ったころ、「やっぱり私も観たい!!!!!」の思いが高まり、ダメもとでセブンネットショッピングをチェックしてみたらなんと「2次お届け」の文字があった。どうやら再販されているらしい……。


その場ですぐにセブンネットショッピングのアカウントを作り、注文した。この間5分足らず。ここがインターネットとそこそこのお金を手にしたオタクの怖いところである。なむなむ。


こういう訳で昨日無事に最寄りのセブンイレブンでCDの受け取りを済ませた私は、自室でひとりぼっちの「#ぼち夜鑑賞会」を開催した。




どうでもいいがTwitter含めSNSを(公には)一切やっていなくて、ファンへの発信手段がジャニーズWeb内の連載だけっていう状況でファンに呼びかけてトレンド1位までかっさらう大倉さん、頭がキレるな。やっぱり経営者の血か???


とりあえず今度鳥貴族で年貢納めてきますね。

年の瀬なので。



「ぼちぼち」どころじゃない夜


今のファンにとっては、本当に欲していた言葉が詰まっていた気がする。


辞めたメンバーのことや各種週刊誌で囁かれていた関ジャニ∞解散説など、とかくタブーとされがちな話題について、特別に取り沙汰するわけでもなくただただ自然にそういう話をしてくれていた。


−脱退はもうやめよう
−ビビッて後ろにコケんと前にコケよう
−誰かひとり抜けたら次はもう閉じよう
−閉じることは考えずにやろう


「アイドル」は夢を売る仕事とか言われたりするしきれいな部分ばかり見せられるけれど、実際の彼らの人間臭さとか弱さとか、そういうものが垣間見えた。


どう頑張ったって我々ファンとアイドルの彼らは赤の他人なわけだけど、少しだけ、近づけたみたいで嬉しくなった。彼らも同じ人間なんだって。



「この2年間しんどかったな」「辛かったな」っていう言葉がメンバーの口から聞けたことにも安心した。辛くてしんどくて先が見えない2年間を過ごしていたのはファンだけじゃないんだって思わされたから。そしてこの2年間を何とか乗り越えられたのもファンと彼らがあってこそだったのだと。一緒に乗り超えてこれたのだと。



「ずっと当たり前に続くと思っていた。おじいちゃんになっても一緒にいるんだって思ってた。」という言葉がメンバーから出てきたことにも驚いた。それはたぶん、ファンもそう思っていたことだから。


「ぼちぼち大切」どころじゃない、とんでもなく大切な夜だわ。関ジャニ∞さん謙遜しすぎだよ……。


十五祭で彼らが我々ファンのことを「援軍」と言ってくれていたが、私はこれからも胸を張って「援軍」で居続けたいなぁ、としみじみ思った。




「関ジャニ∞が好き」と言うと「あぁ、ジャニーズね(笑)」という反応をされるのは日常茶飯事なのでもう慣れっこなのだが、私が彼らを好きになったのはこういうところである。


ただ「顔がいい」とかそういうことだけではここまで応援していないと思う。確かに歌もダンスも演奏も、もっと上手い人はいくらでもいるのだろうけど、そういうところじゃないんだよな。


こうやってファンに寄り添って丁寧に言葉をくれて、一緒に進んでいこうと言ってくれるところ。どこまでも泥臭く、誠実に、自分たちとファンに向き合っているところが好きなのだ。



殴り書き個人的ポイント


BBQの買い出しから始まるけど最初にカゴに入れたのが酒用のレモンってなにごと???飲む気満々だな。


最年少と最年長の買い出しって人選すばらしい。オクラと大倉のくだりは私も好きなのでこれからもぜひ続けてほしい。


静止を吹っ切り異常な数の焼きそばともやしをカゴに入れ、「多く作ればスタッフさんも食べるやん!!」。BBQ始まってからもスタッフの分作ったり気遣いの塊。「さっぱり食べたい人いたらどうすんねん!?」とポン酢をカゴに入れようとするのも気遣いの塊。
ミニトマトを手にしながら「トマトは絶対喜ばれるから!!俺の弟めっちゃ喜ぶもん!!」と、選択の基準が自分の弟な横山さん is 永遠のピーターパン。おいおい来年39って何かのバグかな??

あとオイスターとウスターは確実に違う。


ロッジに戻ってから買った調味料や飲み物のラベルはがしをする大倉さん。突如勃発したラベル問題に「大事なスポンサーさんおるからな……」
それだけのスポンサーが付くようになったってことも彼らの15年を物語ってる。

そしてアイドルなのにあんなにゴツい一升瓶大丈夫???ギャップがすごいのですが?????


酒飲みながら47ツアーの真面目な話をしているけれど、みんな顔真っ赤。安田さんだけ顔色変えずに淡々と飲んでるけどさては酒豪だな。

ツアータイトル「UPDATE」がこうやって決まったんだ~~って伝わってきて嬉しい。大人の事情で最初の表記「Upd8」からは変わっちゃったけど、思いは全部伝わった。デートと(恋人同士の)デートを掛ける、の発案者があの村上さんなの、やっぱりアイドルやってるな~~~~~という感じ。テレビだとどうしてもバラエティ番長みたいになっちゃうけど(それもまた魅力だけど)、こういうところだぞ!!!!と。


どっちが美味しい焼きそば作れるか勝負しようや!と、こういうときにも「テレビ」やっちゃうのね。観てて楽しいのでオッケーです。

「コント焼きそば」確かに面白くないけど私は好きです。次の現場では大倉ファンの「味決まってるよ♡」団扇、横山ファンの「火起こして♡」「麺ゆるない?」団扇が来ますね。


部屋に入って真面目な話第二弾。いったいこの一晩でどれだけの酒を飲むのか……。お酒のCM来てほしいな。

ここで脱退のこととか結構ぽんぽんストレートに話してたけど、大倉村上の「大倉、お前逃亡するんやろ??」のくだりでドキッとした。記事にされてたいろんなことを、彼らがどう捉えてるのかなと気になっていたから。

記事で好き勝手書かれていた時期、ネットニュースをほとんど見ない村上さんに自ら「俺逃亡することになってんねん」と言った大倉さん。安田さんも「え、逃亡せぇへんの?」と乗っかったり、こうやってちゃんと話せる関係性なのいいな、と思った。「この人たちなら笑い飛ばしてくれる」みたいな絶対的な信頼のなせる業なのかな、とも思った。
ここで、映像に残る形で言葉を残してくれたことでファンも安心できる部分は大きいわけだし、そういういろんな不安を「逃亡せぇへんわい」の一言で吹き飛ばしてくれるの、頼れる若頭だよほんとに。


深夜1:30過ぎの曲作り。2013年のアルバム『JUKE BOX』のAll is wellでは「また会えるかな」だったけど、今回のMy Storyは「また会えたね」って、最高でしょう。


幸せの定義なんて 人それぞれだけど
それでも今 僕らはここにいる


夢を見て過ごした
思い描いた未来とは少し違っても
手を繋いで歩いてきたこの道
色んな光で照らしてくれたから
愛しいここにまた来られた
終わらない物語
一緒に笑って泣いて歩いていこう
ありがとう。いつもありがとう。
ここまで連れてきてくれて。
ありがとう。


「ここまで連れてきてくれてありがとう」
こちらこそいろんな景色を見せてくれてありがとうの気持ち。


夜も更けまくって宴もたけなわ。自分たちが食べるふりしてスタッフに夜食振舞ってるのにもグッときてしまった。



翌朝の大倉安田による寝起きドッキリは12年前の47ツアーを彷彿とさせる。2007年の時は年上組二人が仕掛け人だったけど12年の時を経て今度は年下組二人が仕掛けてるのも良い。みんな揃ってリアクションもいい。もうすぐみんなアラフォーだけどいつまでもこの空気感でいてほしい。


前日しこたま酒飲んで肉と焼きそば食べて翌日早朝にアー写取りに行くってスケジュールバケモノすぎんか?????と思った。そりゃ36日間で47公演なんて鬼ツアー組むわ。


ーーーーーーーーーーーーーーーーー

総じて「#ぼち夜鑑賞会」楽しかった。


できればリアルタイムで盛り上がりに乗っかりたかったな!!
今度はレモンサワー飲んで焼きそば食べながら観たい。


この記事が参加している募集

コンテンツ会議

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?