寝ている間に病気になりがち。
12月31日、朝8時。
鈍痛で目覚める。
鼻の奥の方が痛い。
いや、頭が痛いかもしれない、歯が痛いかもしれない、
顔の右側半分の奥の方になんとも言えない痛み。
寝たら治ると思ったけど、とてもじゃないけど寝ていられない。
これは縦になって鼻を下に向けた方が良いのではないか。
横になるとは言うけれど、縦になるとは言わないのは何故だろう
とりあえず痛いのでイブクイックを飲んでみる。
ついでにいつもの漢方も飲む。
副鼻腔炎の人が身近にいて、その人曰く、乾燥はよくないらしい。
だから飛行機にのるとくるらしい。
直感が働く。
「これはお風呂に浸かったらいいかもしれない」
それで、大晦日の朝一からお風呂に入っている。
いざというときに使おうと思っていた、温泉の素「利尻富士の湯」を使ってしまう。
いざというときのいざとは、「しまった!くたくたなのに入浴剤を切らしてる!」のとき。
大掃除の時に洗面台の下を片付けたら出てきた、今年の旅の思い出であった。
くさかった。
しっかり硫黄の香り付けがしてあったからだ。
「てあて」という言葉がある。
身体の声を聞いて、なんとなく触るとよさそうなところって、案外弱ってるツボだったりする。
去年鍼灸や、エステや、トレーニングに通って得た私の手業は、確実なものとなっていた。
それから、ハナノア。
鼻うがいの緑のやつ。
乾燥なら、湿度だろう、常備してあってよかった。
使い切ってしまった。
そんなこんなで、実家への帰省が
遅れてしまった。
電車に乗っていつもと反対行きので帰る。
紙袋の頭からちらとみえている黄緑は、ハナノアの容器である。
バス停に着く。
それにしても、今年の冬は暖かい。
「春みたいな、空気がする」
この独特の空気を吸うと何故だろう心が浮く。
冷たい雲の中に、あたたかい線がまよいこむ。
鍼灸に触れてみることで体得したのが、不調の症状と全く考えもしない別の箇所に、手当が必要なツボが存在しているということだった。
今朝は鼻が痛かったけど、
次第に吐き気のような気持ち悪さも出てきていた。
それは多分、深夜にお腹が空いて卵そうめんを食べてしまったから。
年末は胃が弱りがちなので、おせちを美味しく食べるために、数日素食をこころがけ気をつけてきたのに、やってしまった。
不安と夜食というのは、セットである。
アンハッピーなセット。
そんなこんなで、来年もやっぱり一番大切なことは、健康の維持だと思う。
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