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データ分析に強くなりたくて統計検定3級を受けてみた話

こんにちは!
フリーランスライターのmochikoです。

今年は"フリーランスとしての土台作りの1年にするぞ!"てことで、先日はファイナンシャルプランナー3級に挑戦し、無事合格できました。

↑この記事、なんと1月23日時点で53スキもいただいて…
たくさんの方に共感いただけたのかな?と思いとても嬉しいです!

そして、
ライティングと併せて力を入れていきたいのが「統計」です!

例えば顧客満足度を図るためのアンケート作りや、その後の集計、データ分析などをやってみたいな~と考えています。

今日はその第1歩として、統計検定に挑戦した話をしたいと思います。

大学生の頃は統計学を専攻

「なぜ今統計学を勉強?」と思う方もいるかもしれませんが、実は大学の頃は統計学を専攻していたのです。

”ブラックゼミ"と呼ばれるめちゃくちゃ課題が多い研究室に所属していて、忙しい時期は遊ぶ暇もなく1日何時間も勉強していました。

卒業論文では味噌に対するイメージ調査を600人に行い、回収したデータを分析し、味噌メーカーに対して効果的な販売促進方法を提案しました!

A4で78枚の超大作を完成させ、学部の最優秀賞を受賞できました✨

そこで統計の楽しさを感じた私でしたが、卒業後に地元の一般企業に入社した後は仕事で使うこともなく、だんだん統計と疎遠に。。

フリーランスになった今、「あの頃一生懸命勉強した統計学を仕事に活かしたい!」「もう一度勉強し直したい!」と考え、統計検定3級を受けることに決めました。

統計検定とは?

統計に検定なんてあるの!?と思った方もいるでしょう。。
そうなんです、統計にも検定があるのです。

統計検定は一般社団法人日本統計学会が実施する検定で、統計学に関する知識や活用力を評価するものです!

統計は4級~1級まで、その他「統計調査士」や「専門統計調査士」などの試験もあります。

統計検定は2級を取ると「すごい」と思われるみたいです(小並感)

個人的には「統計調査士」みたいに「士」が付いた方が、名刺に書いたときかっこいいな~と思ったりします(見栄っ張り)

まずは3級に挑戦!

3級の難易度は比較的易しいと言われていて、高校数学レベルにあたるようです。
大事なのは"勉強する習慣作り!"てことで、まずは3級に挑戦しました。

3級の範囲は以下のとおりです!

・データの種類
 量的変数、質的変数、名義尺度、順序尺度、間隔尺度、比例尺度
・標本調査と実験
 母集団と標本、実験の基本的な考え方、国勢調査
・統計グラフとデータの集計
 1変数データ、2変数データ
・時系列データ
 時系列グラフ、指数(指標)、移動平均
・データの散らばりの指標
 四分位数、四分位範囲、分散、標準偏差、変動係数
・データの散らばりのグラフ表現
 箱ひげ図、はずれ値
・相関と回帰
 散布図、擬相関、相関係数、相関と因果、回帰直線
・確率
 独立な試行、条件付き確率
・確率分布
 確率変数の平均・分散、二項分布、正規分布、二項分布の正規近似)
・統計的な推測
 母平均・母比率の標本分布、区間推定、仮説検定)
詳細はコチラ

理系っぽい漢字が並んでいてイメージしづらいですよね。。
参考までに試験範囲の内容を少し解説します!

◍データの種類
例えば"データの種類"という項目では、質的変数か量的変数かを問う問題が出題されます。

量的変数:身長・体重・年齢・収入など数字で表すことが出来る変数
質的変数:性別や職業、好きなスポーツや血液型など、一般に数や量で測れない変数

例えばアンケートでは、回答者の性別や年収、血液型や年齢などを聞かれることがありますよね。
何気なく答えているアンケートには、どちらの変数も使われているのです。

◍データの散らばりの指標
ここでは平均や中央値について学びました。

アンケートを取った後、回答者の特徴を見たいときは"平均”を使いますよね。
よく使われる「平均」ですが、万能ではありません。
「外れ値(異常に小さい・大きい値)に引っ張られる」という欠点があるのです。

例えば「30歳の平均年収」などと検索をかけたとき、想像より高い金額が出て驚いた経験はないでしょうか?

例えば5人の年収平均を出す時、4人が300万で1人が1000万だった場合、平均は550万になります。つまり、異常に大きい値に引っ張られてしまうのです。

そのため平均とあわせて中央値も見る事が大事です。
中央値はデータを小さい順番に並べたときにちょうど真ん中に来る値。
先ほどの年収を例にすると、300万が中央値になりますね。

勉強時間は30時間ほど

勉強期間は2週間程度で、30時間は確保したと思います!

マイナーな試験であるためか、テキストの種類は多くありませんでした。
私は公式認定の以下2つを活用しました。

このテキストはイラストや図は少なく、文字が多めです。
統計学初心者にはあまり向かないかもしれない…と個人的には思いました。

テキストを読み続けると眠くなりそうだったので、公式問題集を解いてみて、分からない部分は都度テキストを見るという方法で勉強しました。

結果は…ギリギリ合格!

問題を解き終わり「試験終了」を押すと、受験者へのアンケートが表示されました。

「成績優秀者の場合は氏名を公表しますか?公表する場合は氏名を入力してください」との項目があり、意気揚々と名前を書いた私ですが、結果は65点合格で66点でした(危なすぎるw)

あと1問でも外していたら不合格、、
テキストを読み解くのが難しいのもあり、モチベーションが保てなかったことが原因かなと思います。。

まとめ

今回受けた統計検定3級は、実務で使える内容というよりも統計学の基礎的な内容でした!
学問的で大学の授業で勉強しそうな内容だなという感想です。

私は早く実務で統計を使いたいという気持ちがあるので、2級に挑戦する前に、Excelを使ったアンケート分析などを勉強しようかなと思います!

検定を申し込むのは勉強をする良いきっかけになりますね。
先月はFP3級、今月は統計検定3級と良い調子で勉強が出来ているので、今後も継続したいな~!!

では今日はここまでです。
最後までお読みいただきありがとうございました!
また次回の記事でお会いしましょう~!


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