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春なのに...銀世界@三陸【北海道&東日本パス 3日目】


まさかの大雪

朝起きたらこうなってて。は?ですよ。

3月も終わろうかとしている時に最後っ屁のような寒気が到来しまして、昨日までの春の陽気は吹っ飛ばされ冬に逆戻り。降り出すと一気に積んでしまうのは流石の東北。。。すっかり春の鉄道旅じゃなくなってしまいました。テーマ変えるか?笑

でも景色が一転した車窓を眺めていると何だかワクワクします。何より今日は念願の三陸!

釜石

花巻から釜石線に入ります。
撮影スポットの橋に差し掛かった時、多数カメラを構えた方々が居たのですが、みなさん川の中に入ってたんですよこの寒い中!!そりゃこんな雪景色の中で撮れるなんて御馳走に違いないですけど、それにしてもですよ。その熱意たるや…きっと素敵な写真が撮れるんだろうなぁ。調べておけばよかった。

三陸へ向かえば向かうほど雪は深くなって行く…

釜石駅に着いても雪がこんこんと降っていたので、散策するのはやめにしてシープラザのラグビーカフェで展示物を見たり

このデザインが似合う屈強ボディ憧れる

郷土資料館で釜石の歴史に触れるなどした。

どうやって集めたんだこの数….

釜石という地名はアイヌ語のクマ、ウシから来てるのだそう。あったかいんだからぁ〜…はクマムシ、なのはさておきアイヌ語由来の地名って北海道だけなのかと思ってたから意外でした。
製鉄で栄えた事や、戦争による艦砲射撃の砲火、震災からの復興など、とても丁寧に展示されてて勉強になりました。

駅に戻って、少しお腹に入れたいなぁと思い、駅で釜石ラーメンを食す。

あったかいんだからぁ

こ!れ!が!めちゃめちゃ美味しかった!!見た目はよくある醤油ラーメンて感じなのですが、スープがうまい!映えなどいらぬシンプルが一番と思わせてくれる味。思わずお土産で買ってしまいました。

念願の三陸鉄道

さて、ここからは三陸鉄道に入ります。

仙台から気仙沼まで行ったことは有ったのですが三陸鉄道は初めて。以前はまだ復興工事が盛んに行われている頃だったので、どのように変わっているのか気になるところです。

うおお!さんてつだ!!めちゃめちゃカッコいい渋いカラーリング!!

しかし車体のレトロ感と真逆の近代的な内装に、さらに驚き。観光列車のような豪華さ。。。テレビついてるし。イベントで使う車両らしい事は後で聞いたけど、通常でも乗れるなんて贅沢ですよね。

釜石なのに…しらかみ

で、ここで意外な列車と遭遇するのです。

は????

これ五能線を走ってるリゾートしらかみ様じゃないすかぁ。
青森ー秋田を走ってるはずの列車がなぜ釜石に!?そんなことある?
観光列車って出張する事もあるのかしら。調べてみたけど良く分からずじまいであった。もしかしたら川に浸かってた撮り鉄さんたちもこれが目当てだったのでしょうか?
いやはや私には知らない事がまだまだありますね。

浪板海岸

釜石から30分ほど、今日の宿泊先である浪板海岸駅へ。

こぢんまりとした静かな駅です。

相変わらずこんこんと降っています。
チェックインしてお部屋でゆっくり過ごすことにします。

今日の宿、駅から徒歩3分ほどの民宿サトウさんです。津波被害を受けてリフォームしたという事もあり、中はペンションのようにピカピカ。

浪板海岸が目の前という素晴らしいロケーションです。波の音に癒されます…

震災による津波被害と地盤沈下により砂浜が完全に消失、再生工事を経て2022年にようやく12年ぶりに海開きが実現したのだそう。

松林も殆ど流されてしまい残ったのは数本。新たに植えられた苗木も12年じゃまだまだねぇ…と宿のお母さんが話してくれました。私の目には美しい海岸線に見えているけれど、ここまで取り戻すのに膨大な時間と労力がかかっていて、そしてそれも完全ではなく、元に戻るにはまだまだ長い時間が必要なんだなと感じた。

お部屋でゴロゴロ相撲をリアタイしていたら日も暮れて来ました。お楽しみのご飯の時間。
2食付きのプランにしたのは良いんだけど、その量にびっくり!!!

お盆から殆どはみ出ている…

肉も魚も盛り沢山で、こんなにいただいて良いのでしょうか?
ってか固形燃料ものが二つも付いてるなんて人生で初めてかも笑 
大体旅館で出てくる料理は1個と相場が決まっているじゃないですか。大サービスすぎるやろ!

と言いつつ、全部平らげてしまいましたが…

暖かいお風呂に入り、美味しいご飯をお腹いっぱい食べたら、あとは寝るだけです!!!
波の音に包まれておやすみなさい。

明日も三陸鉄道を満喫します!


今日の移動
(JR)所要時間2時間48分 距離120.1km 総額2,310円
(三陸鉄道)所要時間26分 距離17.5km 総額550円



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