以前サンプリングについて書きましたが。

　色んな記事やSNSでの意見を読んでいるけど、奥が深く、ただ単に「良い」「悪い」で判断しちゃいけない気がします。　　　
　私も前はどちらかと言えば、単純に「作品を真似する事は悪いこと」という認識でした。が、前にも書いたけれど、音楽は先人達の楽曲を真似する事で進化してきた部分もあるし、限られた材料（音程・音符）で調理する訳で、「似ている」から「パクリだ！」と言うのはあまりにも短絡的なのではないかと…。

　K-POPもサンプリングは行われているらしく、YouTubeにいくつかサンプリングと思われる事例が上げられています。観てみたら、これが結構面白かったです。

　余談ですが、SixTONESの『DRAMA』という曲がStray Kidsの『MANIAC』と似ているという意見も目にしますが、どちらも聴いたところ確かに一部似ているけれど、全体的には違うと思いました。
　
　下記FRONTROWの記事によると、BLACKPINKはリアーナの曲もサンプリングしているんですね。ちゃんとクレジットしているのは偉い（他にも色んな曲をサンプリングしているみたいですが）。

　BLACKPINK新曲「Pink Venom」はリアーナのデビュー曲を使っていた - フロントロウ ｜ グローカルなメディア (front-row.jp)

　
　参考に下の動画も一緒に貼付します。

　（2024/03/20 追記）
　↓以下もサンプリングではないかと思われるBLACKPINKの楽曲。似ているかどうかは観てくれた方の判断にお任せします。

こうして考えてみたら、そもそも音楽理論も先人達の知恵から生まれた、ある意味「過去の遺物」で、本当にまっさらなゼロの状態から作られる曲自体が少ないのかも知れない。

　音楽は奥が深い。