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映画やドラマのこと

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記事一覧

ドラマ『unbelievable』よってたかって善人ぶった大人が被害者である女の子をいじめるのに気分が悪くなった。ドラマの展開が予想と違ったのは初めの監督が変わり三人目になっていたせいか。自分の間違いを認めて誠実な対応をしなければならない。隠蔽のための取引自体が反省してない証。怒

映画『モンタナ・ストーリー』
複雑な家庭環境。圧倒的な父親の力。
姉に向けられた暴力をどうすることもできずに逃げた子どもの時。父親が死に向かっている時姉と弟が再会。以前のわだかまりを話し謝ることでゆるしあえる。弱い人間は自分中心で生き、いつまでも成長できず不幸のままで死んでいく。

能力を最大限に使うことができればそれが道に外れたことでも構わない。少しだけであればと考えたのが後々大きく道から外れることになる。しかし人間はいつだってやり直しができる。本当の目的に自分が気がつくなら過去のことを後悔しながらでも充分生き直すことができる。今どう生きるかが重要だから。

限られた選択肢の中で最大限に力を発揮して力を尽くすことができるのは、自分で納得できているから。愛情や理解が実の父親からは得られなくても身体を張って問題解決しようとする人がいるだけで満たされていく。どうにもならない状況に陥ってもそこで充分に生きたと感じる。複雑な人間理解がポイント。

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韓国ドラマ『寄生獣』。人の脳を食べ寄生しないと生存できない。寄生した人間が瀕死だったために傷を治す必要があり脳すべては食べられず共生の形となった。それでお互いに成長できた。力のため組織のトップとなろうと同種の犠牲もやむを得ずとする裏切り。人に寄生するところが寄生獣と人間の共通点。

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ドラマ『リプリー』シーズン1エピソード8まで観終えた。どうしてハラハラするのかと言うと現在の科学には隠せない証拠があるということ、主人公の能力というより他の人に能力がないということ、運に任せるところが多いこと。最後に本にあった写真でリプリーの嘘がばれるが別人となって逃亡している。

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ドラマ『リプリー』の予告編を観た時なんだかアラン・ドロンの『太陽がいっぱい』に似ていると思ってた。よく調べるとパトリシア・ハイスミス原作の同じものだった。モノクロで時間をかけてドラマを丁寧に作っている。俳優の演技にも感激するばかり。引き込まれていく。だがどうしても悪事は露呈する。

ドラマ『BEEF』
不安と不快な感情が上手く消化できないとささいな出来事に過剰に反応しやがて互いに自滅していく。不安を吐き出すことができる状況は必要。繊細がゆえプライドが高いゆえ上手く自分をコントロールすることができない。最後に植物の毒にあたり死を覚悟してはじめて他人を理解した。

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映画『MEN同じ顔をした男たち』エゴの塊である夫は脅すことでしか自分の存在を認めれずに罪悪感を妻に与えるために死ぬ。未熟すぎ。そして泊まった村の男たちがつきまとい、みな同じ顔をしている。何度も繰り返し同じ男が産まれ最後は夫が責める。弱い人。だから愛もなく自ら生きることもできない。

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映画『川っぺりムコリッタ』両親から愛情を感じられず気付くと犯罪に加担。そんな過去がある人が自分の存在をみんなとの生活の中で見つけようとする映画。食べることは生きること。一緒に食べると笑っている自分に気付く。自分に厳しく自問自答を繰り返す。真面目で誠実な証。自分でいて。それでいい。

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『ブレイキング・バッド』シーズン1〜5。
運のなさに半ば諦めて生活に追われ自分に自信が持てず。切羽詰まり薬の製造をする中で家族のためと言いながら自分を取り戻し自分の人生を生きている充実感があった。悪循環が続き誤解もあったが家族を守りジェシーを救った。
愛情深いウォルターだった。

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不安を抱え常に怯えながら生きていると人生の終わりが見えた時に反動で自分のことは何もかもどうでも良くなりただ家族の将来のことを心配する。そんな時に得意な化学の力で罪を犯す。人間は普段はそうでなくても、いつでも悪に転がることができる。そして悪がうまくいくとその充実感から逃れられない。

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どんなに頭が良く知識があっても使うべき時に融通が利かなければ役に立たない。知恵に富んで交渉が上手いと出くわしたチャンスを活かすことができる。しかし人間社会の法律を犯すことのないようにしなければならない。また動機が自分の利益のみでもならない。そして人の心があれば何度でもやり直せる。

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夢中になれるものがあるのなら時間の感覚がなくなり一瞬のように感じる。 それがイヤイヤするとなると辛い時間が永遠に続いているように感じる。集中できないというのはイヤイヤしているからだろう。 目的意識を持ってゲームのゴールを目指す感覚ですることができれば、イヤイヤでなく夢中になれる。