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曽野綾子 信頼に応える

ささやかな人間関係の信頼に応えない人生は、

基本のところで

素晴らしくもないし、

ドラマチックでもないのである。

ささやかな人間関係の信頼とは

瞬間的に

できるものではない。


信頼とは

時間をかけて

積み上げて作り上げていくものだ。


その信頼を

揺るぎないとするためには

日々のささやかな信頼関係を

大事にすることが必要となる。


だから

その信頼関係に応えない人生とは

基本的に

素晴らしくもなく

ドラマチックでもない。


ただ

自分事しか考えていない

ちっぽけな存在でしかなくなる。


信頼関係を積み上げていくには

長い時間が必要であるし

ずっと

その関係を続けることができるためには

ほんとうの力が

必要となる。


そのほんとうの力がある時に

人間としての

ほんものの信頼関係ができる。


ほんものは

素晴らしく

そして

ドラマチックであり

光り輝いている。


ささやかな光であるが

突き抜けた

眩い光。


その光は

なにものにも遮られずに

永久に輝く。


その光を持つために

生きている。


『自分の顔、相手の顔』

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