我々一般庶民が一番偉い。

我々一般庶民が一番まともな人間たちだということがわかった。


目立つところで活躍している連中はほぼ間違いなく何かの組織と繋がってる。
目立つ活動をしていると必ず声を掛けてくる連中がいる。

その組織が闇だと断定はできないが、自分ひとりの力でのし上がった人は誰一人いないと思う。


この世の中は知らないうちに何かに取り込まれるような仕組みになっていた。

『団結は力なり』とかいう便利なスローガンを作ってそういった団体は運営されている。

集団に入ると何かと特典がある。

それが闇側の組織とどこかで繋がっている可能性が高い。


————-

だから逆説的に極めて皮肉っぽく言えば、『成功しなくて良かった。ずっと貧乏人で社会の底辺で暮らしていて良かった。無名のままで良かった。誰にも注目されなくて目立たなくて良かった』とも言えるのだ。上の方に行くと必ず闇に取り込まれる仕組みになっていたからだ。

😆 すると、有頂天になる反面、遅かれ早かれ粛清対象となっていたはずだ。😆😆😆


————-

いや、それは極端だ。有名人のみんながみんな闇側ではない、という意見もあるかもしれない。

でも僕の場合、鉄の意志や強い倫理観など持ち合わせていない極めて平凡な人間だ。もし何かのきっかけで自分の名前が売れて世間の注目を浴び大金を儲けたとしよう。


その直後必ず二番目三番目の美味い話や素晴らしいチャンスがやってくるに違いない。

何故なら売れている人間に、そのブームが去る前に何かをやらせるというのがこの世界の法則だ。
そしてそれらの話を全部精査して微塵も不正の匂いが無い清廉潔白な仕事だけを貴方は選択出来るだろうか?


強い意志を持ってない平凡な僕のような人間は怪しい儲け話や美味しい話に絶対に手を出してしまうと思う。そして後で気づいても、もう抜けられなくなっている。弱みを握られてしまったからだ。


そうなるともう奴らの奴隷である。もう断れない。次から次へと怪しい仕事に手を出すようになるだろう。その仕事が闇(麻薬、詐欺、マネーロンダリング、人身売買、殺人、反社会的集団)と繋がる可能性はどんどん高くなる。実に恐ろしいシステムだ。


従って『我々無名な一般庶民が一番まともな人間たちだ』という最初の結論になる。

コンビニやスーパーの店員、駅のトイレ掃除人、中小企業の平社員、宅配便の配達係、…たちが(何一つ悪事に手を染めてないという事実を踏まえて)この世界で一番マトモな人間。

本来ならこの世界の頂点に居るはずの偉い人間たちだ。


悪人が世に蔓延り、正直者は世の底辺に暮らしている。『正直者が馬鹿を見る』ことわざは本当に真実を写している。そのような世の中である。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?