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アトピー周辺知識10: エピジェネティクス

 アレルギー性疾患等、体の恒常性を保つ機能に異常が生じる疾患にはエピジェネティクスとの関連が多く見られる(この恒常性の維持に関わる機能に多く関わる、という点は興味深い一方で遺伝子の性質上当然であるとも言える)。

 アトピー性皮膚炎の子を持つ両親が無自覚にアトピー因子を保有している事が多いというのも、エピジェネティクスの観点から見ると良く理解出来る(単純な遺伝による先天性疾患より起こり易い一方、その発症においては環境への依存が高く意図せず予防される事もある、それ故に「早期介入=意図した予防」がとても重要となる)。

 何分最新の研究に関わるもののため余り言及は出来ない。要情報収集。

 下部リンクは参考として


 ちなみに疾患一覧にアトピー性皮膚炎と乾癬が記載されていないのは何故だろうか。全く不可思議である。

 上部リンクも併せて。

追記:胎児期〜新生児・乳児期での腸内細菌叢の形成とも関連を調べる必要が有るか。

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