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(詩) とぶ かも


ふと、青空をゆく 力強い羽ばたきの音
大きな鴨が 池から勢いよく飛び出した
頭上からキラキラと 
池の水滴がきらめいて 降ってくる

鴨は威勢よく飛び上がり 
気持ちよさそうに羽根を広げて飛んでいった



今日は雨上がり 生きものの歓びが満ちている
名も知らぬ鳥たちも 嬉々として草っぱらをついばんで
小さな小さな虫の群れも 思い思いに元気よくうごめいている
水分を湛えた木々は 澄んだ青空にその若葉をみせつけるかのよう


みんな 幸せだね 
太陽さん ありがとう
雨さん ありがとう

そんな会話が そこここから聴こえてくる
私がいつのまにか笑顔になったのは
きっとそのおしゃべりに こころで参加できたから


こんな日は 私もとべる
青空を見上げて ふわりと軽やかに
美味しいお水をごくりとひとくち 
さあ最高の私へと

とぶかも ね


今日は久しぶりに青空。雨上がりの緑の匂い、輝きが好きです。
鴨のなき声が響き渡る公園の池から、飛ぶ鴨をみました。本当にキラキラと滴らせた水が青空に映えて美しくて、目を奪われました。
その逞しい生命力。
そう感じてからあたりを見回すと、そこらじゅうで、生命の躍動が溢れてました。

ほんの数分で、ばあっと見える世界が輝くって素敵なことですね。
こころで感じる。すべてはこれだなって、自分の生き方を再確認。

さあ、日常に戻ろう。とぶように。こころ軽くね。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます(*^。^*)


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