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『推し問答!あなたにとって「推し活」ってなんですか?』トークイベントに行ってきた

新宿BOOK1stで行われた藤谷千明さん著『推し問答!あなたにとって「推し活」ってなんですか?』出版記念イベントに参加してきました。
藤谷千明さんは、フリーのライターさんで、国内のポップ・カルチャーなどを中心とした執筆に加えTV出演などでもご活躍なさっている方です。

私はたまたまこのイベントのニュースをGoogleのオススメで知ったのですが、昔からのビジュアル系推しという点も、書かれるものの印象もとっても気になり即行動!で出版記念のトークショーにお邪魔しました。

こちらはTV Bros.で連載されていた推し活とオタク人生について、様々な沼にハマった12名の方との対談をまとめた書籍です。

noteでも書いていますが、現在の私はアイドルの推しにエネルギーを貰って最高に幸せに生きています!
そして、これは昔から変わらずの性質でして、学生時代はビジュアル系がっつりでした。藤谷さんもビジュアル系推し!もうその時点でとてつもなくシンパシー感じます!

そして、今年から私のライフワークとして熱く取り組んでいこうと動き始めたのが、推し活✕ママの応援になるようなサービス。
このお話は、まだまだ動き始めほやほやでして、詳しく書けるものではないのですが、私の人生そのものがここに凝縮していると感じています。

そんなタイミングでのこのイベント、推しについてのトークをぜひ伺いたい!と思って申し込んだ次第です。

新宿西口、コクーンビル地下のBOOK1stのイベントスペースで定員30名+ネット視聴で行われたこちら、藤谷千明さんと、ゲストにライターの西森路代さんを迎えての対談形式のトークイベントでした。


お話は、西森さんの推し活&お仕事遍歴を伺いつつ、推し文化今昔について、ファンダムによる性質の違い、推しとの距離感、ライターさんとしての思い、など、同じ文化を愛する身としては本当に興味深く、深く頷ける内容ばかりであっという間の90分でした!

インターネット(パソコン通信)に個人的に書き込みをできること自体が衝撃だったという昔のお話、私はその頃全くインターネットが身近でなかったので、確かになあ、と印象的でした。

今推し活が社会現象となっているのも、SNSによる発信や仲間作りの気軽さが大きく起因しているのは明白ですよね。

私は当時は周りの同じ推しの子に校内で手紙で近況報告を回したり、頑張って雑誌のお友達募集コーナーに載ってた方と文通したり、くらいだったなあ。


推しとの距離感のお話も、イベント参加の皆様からでた質問をもとに、色々な観点からお二人が語って下さいました。
推しに自分の理想を押し付けていないか、推しの全てを崇めすぎてしまう件、推し活ビジネスに搾取されていると感じる、などのご質問でした。

お二人も結局、程度問題になってくる、基本的には自分軸で推し活をできたら一番いいのですが、とおっしゃっていましたが、まさにその通りだなあと感じました。

本人の感覚で、心地よい、楽しい!と思えているならそれが正解で、本人的に無理している、気づいたらやらされてる感を感じていた、などあれば、それはもう推し活じゃないのじゃないかな、と。

また、3月30日日本公開の、韓国で話題となったドキュメンタリー映画『成功したオタク』のお話も。
推しが犯罪を犯したら、という同じ推し活をする人間としては重く苦いテーマの作品ですが、お二人のお話を聴いて、色々なファンのリアルな想いが交錯する内容とのことで、ぜひ観たいなと感じました。

また、推し活の男女における差についてでは、推し活はママさんにとっての『第3の居場所』というお話もあり、まさに私のフォーカスしている部分についても言及いただけて嬉しかったです。

とってもかわいいサイン入りの書籍もいただき、ほんと幸せな時間でした。今後の自分の取り組みにも活かしていこうと決意を新たに帰路に着きました。

書籍ぜひご興味のある方は、手にとってみて下さい。対談中心なのでするする読めますし、色々なジャンルの推し活への思いと人生が描かれていてとても深い一冊です。

ではでは、長くなりましたが、最後まで読んでいただきありがとうございます(*^。^*)


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