1/8 飯尾和樹『どのみちぺっこり』を読んだ

面白かった。
芸人・ずん飯尾をノベライズしてみました、というくらい、テレビでの芸風がそのまま文章に置き換えられている。苦労話、青春話、仕事論、そのどれとも言うにはどうにも言えない、楽しいおじさんの愚にもつかない無駄話をずっと聞かされていて、しかしそれが心地よい。間に挟まれる写真もとても味わいがあって好かった。ハライチ岩井に続く人気芸人エッセイになれるだけのポテンシャルがあると思うが、どうだろうか。続刊など出るようならまた読みたい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?