善意や良心より大事なこと(身を守る)


ある精神科医などは、近年裏の人間が表でビジネスをするようになった、食いわけがめちゃくちゃになった、と言う。

国会で、立ちんぼについて話が進んでいるようだが、果たして一方だけの保護や権利を守って済むものか?とも思う。

地方の、ある人間は中学生を売春して捕まったが、子供スマにマッチングアプリがうるさく出る時代でもある。

要は、攻めに対して誰も追いついていないのだ。

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話を出すまでもないが、ブラック企業にしても特殊詐欺にしてもそうだ。
どちらも形状の見分け方が難しく見える。

たぶん、体感不安という敷居はとうに越しているのではあるまいか。

いや、表世界と裏世界の食いわけというか、手法や要領が仁義なく表でも用いられているようにも、見える。

毎日、掛け売りでニュースが騒がしくなるが、対策にしても、法律も追いついていない。

これから生まれる人間にとって、善悪にしても、目の前に見える世界が当たり前になるのだから、前世代の感覚と別になるのは当たり前だ。

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世間では子の自殺は理由が分からないという。

推定では、イジメとか学業、自我同一性不一致とか、キレイに語られるが、根は不安にあると思う。

少子化で子を増やせば解決というのは浅薄すぎる。

大人は子供だから世界が不安に感じるのは当たり前という。

これは汚い話に思う。

だいたい、大人だって将来分からないのに、子に対してあやせる言葉の無さに、おかしさすら感じる。

河合隼雄は10年くらい前から、母性の喪失を言っていた。

要は、害にならない程度の包容力である。

不安を、ある程度温めれば溶けるように、持っていく…たぶん、失われた昔の技術ではないか。

不安が高じた人間が自虐に走ったり、他害したりというのは、ニュースでも見るケースにも見える。

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